東海農政局長 年頭所感
べらぼうな東海の園芸とGREEN×EXPO 2027

新年おめでとうございます。 皆さまにおかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
年頭にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
東海農政局に着任して2年目を迎え、岐阜県、愛知県、三重県のさまざまな方のお話を伺いながら施策の推進を図るとともに、管内の食料・農業・農村の発展に向けた東海発の政策提案を東京にもっていく、そんな日々を過ごしてきました。これから国会では新たな食料・農業・農村基本計画初年度に編成した予算案の審議が始まりますが、昨年の年頭所感でも触れたとおり、国民全体として、わが国の農業の将来をどこまで「本気で」考えるのか、試される年が続きます。
物価高騰対策等、足元の課題への対応に加え、中長期的な視点から、未来に向けた政策を考え、提案していく必要性を改めて実感しています。食料の持続的な供給に関しては、まずは「食料を作る人」が安定して事業を継続し、安心して生活できる環境を作らねばなりません。国民一人一人のマインドが変わることも必要と考えます。このことに向き合いながら、前向きな気持ちをもって、本年も業務を進めてまいります。読者の皆さまにおかれては、引き続き東海農政局に対して、忌憚のないご意見をいただければ幸いです。
ところで、いよいよ来年2027年3月から、国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)が横浜市で開催されます。この博覧会は昨年10月に閉幕した大阪万博と並ぶ大規模な国際博覧会となります。Flower、Greenといった園芸のみならず、サステナブルな未来を目指したさまざまなテーマで展示が展開されます。実質的に本年が開催に向けた準備の大事な年になります。
東海地方は全国でもトップの花き産地であり、切り花、観葉植物、和洋鉢物、苗生産、種苗産業、古典園芸、さらには温室園芸発祥の地といった、さまざまな園芸に関わる産業が展開されています。江戸時代、徳川家でも珍重された万年青(おもと)の栽培や鉢の製作など、現代まで続く「園芸文化」が脈々と受け継がれる地域でもあります。この東海地方のポテンシャルを、博覧会でもぜひPRしていきたいと考えています。
「園芸の博覧会」の位置づけは重要です。お詳しい方もいらっしゃると思いますが、「ピース」というバラの名花があります。戦時下にフランスのメイアン氏が作出し、南仏がドイツに占領される直前に米国に「接ぎ穂」を移送し、1945年の太平洋バラ会議で戦争のない平和な世界を願い「ピース」と命名された品種です。このバラが我が国で初めて紹介されたのが1949年に横浜市で開催された世界貿易博覧会ですが、Flower&Greenが発揮する癒し、心を穏やかにする作用、平和の象徴としての力は計り知れません。世界の情勢が混とんとする中、博覧会が開催される意義は非常に大きいと考えます。
東海農政局としても、各産地や事業者の皆さん、関係者を挙げてこのGREEN×EXPO 2027の成功に向けて盛り上げていきます。
皆さんにとって新年が幸ある年となるよう、祈念いたします。本年もよろしくお願いいたします。
令和8年1月
東海農政局長 秋葉 一彦

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