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東海農政局

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令和5年


あま市で「第27回クリーンコミュニケーションin大江&蟹江川」に参加しました

令和5年1月29日(日曜日)、あま市内を流れる大江排水路(大江川)及び蟹江川周辺において、地元のボランティア団体「あま市美和かしの木会」が主催する清掃活動が開催され、当事業所職員も参加しました。
清掃活動は、国営事業で造成した農業水利施設(大江幹線水路及び大江排水路)の一部を含む約3kmの区間で行われました。当事業所では平成12年から平成13年にかけて大江排水路(旧美和町内)の改修工事を実施しており、水路は宮田用水土地改良区が管理しています。
当日は、最低気温0度と大変寒い中での活動となりましたが、早朝から宮田用水土地改良区、愛知県等の関係者や地元の高校生など約390名の参加があり、水路・河川の堤防や近隣の公園など広範囲に分かれ、2時間にわたり清掃活動を行いました。また、会場では地域の農業農村整備事業に関するパネル展示が行われ、清掃終了後には参加者全員におにぎりと温かいお茶が振る舞われました。
この取組に参加して、都市化や混住化が進んだ地域における農業水利施設等の保全管理には、地域の方々の理解や協働活動が大きな力になっていることを改めて感じました。
今後も地域におけるゴミ問題の啓発やマナー・モラルの向上を願い、積極的にこのような活動に参加していきたいと考えています。ご関心のある方、ぜひ一度参加してみませんか。

390
開催場所(清掃範囲)
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寒い中約390人が参加
(主催者聞き取り)

活動
活動のようす

パネル展示のようす

天候
天候にも恵まれ気持ちよく活動できました


小水力発電施設の工事現場で明治用水土地改良区の視察研修が行われました

当事業所では、施設の維持管理費軽減を目的とした小水力発電施設の建設を令和3年度から進めており、令和5年1月23日(月曜日)、当該工事現場において明治用水土地改良区(職員4名及び女性部15名)の視察研修が行われました。
現場は犬山頭首工の下流約700mに位置しており、研修では建設中の小水力発電施設の仕組みや構造・能力等について事業所から説明を行い、参加者からは「どのくらいの維持管理費軽減(売電収入)が見込めるのか」、「いつから発電所は稼働するのか」など、熱心な質問が多く寄せられました。
工事は河川区域内となるため非出水期(10月から翌年5月)に実施しており、令和5年度末(令和6年3月)の完成を予定しています。本工事についてはニューマチックケーソン工法で実施するなど、高度な土木技術を採用していることから、工事が始まって以来、愛知県など多くの関係団体が現地視察に訪れています。事業所広報誌「リフレッシュ濃尾用水(第95号)」にも関連記事を掲載していますので、ぜひそちらもご覧ください。

 
約3mの落差を利用して発電します

寒い中研修お疲れさまでした

土地改良
建設予定位置(現況)

(参考)これまでの受入団体(順不同)
  国県:環境省(中部地方環境事務所)、岐阜県、愛知県
  市町:岐阜市、羽島市、各務原市、岐南町、笠松町
  団体:宮田用水土地改良区、木津用水土地改良区、羽島用水土地改良区、江南市土地改良区、扶桑土地改良区、
           明治用水土地改良区、その他民間業者

お問合せ先

新濃尾農地防災事業所調査設計課

電話:0586-47-7720