13.維持管理
技術の名称
- リフレドライショット工法
- 法面ステップ(傾斜地の足場に)
- 農業用水路内面のトータル機能回復システム
- べた~とシート(農地畦畔省力化維持管理資材)
- UAVを活用した、コンクリート構造物点検と遠隔災害調査技術
- 農地畦畔の維持管理作業省力化に資する技術
- CB-Vシート工法水中施工が可能である目地補修シート技術
技術の概要
名称 | 概要 | 会社名 | 登録日 |
---|---|---|---|
リフレドライショット工法 |
【概要】 従来技術(湿式吹付工法や左官工法)と比較して、一層あたりの施工厚みが大きく向上(200ミリ可能)し、また長距離の圧送が可能(300ミリ可能)になり、材料や機材の設置場所の自由度も高くなり結果、工期の短縮、足場設置の簡略化によるコストダウンにつなげることができる。 また吹付材料は、鉄筋の背面まで密実に充填できる施工性、遮塩性(0.118平方センチメートル/年)、寸法変化率(0.013パーセント)が向上しており、躯体との高い接着性や劣化因子の侵入防止を期待できる。 モルタルの吹付工法においては、乾式工法は湿式工法より粉じん量が多かったが、本工法では独自の専用混錬ノズルと最適設計された材料開発により、湿式吹付工法に近いレベルまで改善できた。 【NETIS登録】 【用途】 |
住友大阪セメント株式会社 | 平成31年2月20日 |
法面ステップ(傾斜地の足場に) |
【概要】 法面ステップは、道路や河川や田畑などの高い斜面の足場に最適です。 |
平和コンクリート工業株式会社 | 令和元年6月3日 |
【概要】 農業用水路内面に発生する「表面劣化」「目地の劣化・破損」「ひび割れ」「漏水」「鉄筋腐食」「部分欠損」等の劣化に対し、全ての補修を自社ブランド商材にて対応する、農業用水路の画期的な機能回復システム工法です。 |
日本ジッコウ株式会社 (外部リンク) |
令和元年6月14日 | |
べた~とシート(農地畦畔省力化維持管理資材) |
【概要】 農地畦畔における草刈りゼロ化に向けた省力化維持管理資材です。 |
小泉製麻株式会社 (外部リンク) |
令和元年9月24日 |
【概要】 UAVを自律或いは遠隔操作により飛行させ、コンクリートダムの堤体や余水吐きの他、長大コンクリート擁壁、頭首工エプロン等を撮影することにより、人が容易に近づけない箇所の、次のような確認や点検が可能となります。 1.展開画像から、0.2mm幅以上のクラックや遊離石灰などの損傷個所を机上にて確認できます。 2.これらは、画面にクラックスケールが内蔵された当社のオリジナルシステムによって効率よくCAD化し展開画像を作成できます。 3.撮影した写真や3次元モデルは、「誰でも」、「いつでも」確認できます。 4.搭載されたレーザスキャナーによりダム等の構造物の点検データを取得する他、多方面から撮影した写真を元に3次元モデル及び展開画像を作成します。これらは、ビューアで自由に拡大・縮小が出来ます。 5.定期的に点検データを取得することにより、変状の経年変化を詳しく把握できます。 6.調査時に施設全体を俯瞰撮影し、パンフレット等にも利用できます。大掛かりな航空撮影は必要としません。 【その他】 この他、豪雨や地震等による被災後、同様にUAVを飛行させることにより、 人が踏み入ることが困難であったり危険であったりする箇所の調査や状況把握が、遠隔操作によって迅速かつ安全に出来ます。 被災個所の平面図、縦横断図の作成や土量計算が机上で出来、災害査定資料の作成を迅速化し、かつ大幅に省力化・効率化させます。 被災個所を上空から撮影した写真により、関係者は勿論のこと第三者も分かり易い説明資料が存速かつ的確に作成できます。 GNSSを用いた自律飛行により自動で被災地域を撮影・調査し、帰投します。被災判明直後の広範囲な被災状況の初期把握が機動的に行えます。 |
株式会社日本インシーク (外部リンク) |
令和3年8月20日 | |
農地畦畔の維持管理作業省力化に資する技術(外部リンク) |
【概要】 農地畦畔の維持管理において、草刈りは農業従事者の非常に大きな負担となっている。 そこで従来は相反していた「防草」と「植生」を両立する事で農地畦畔維持管理の省力化を目的とする技術です。 防草効果の高い高密度平織りと活着効果を見込んだ綾織とループ糸のハイブリッドシート「べた~とシート」をベースに、センチピートグラス苗をそこに植える事で、シート自体の防草効果に加えて、センチピートグラス苗のアレロパシー効果による雑草抑制も期待できます。 またシートとセンチピートグラス苗を併用する事により、地面との一体化を図り畦畔の崩壊防止と維持管理コストの低減を目指します。 本件技術は、農林水産省の官民連携新技術研究開発事業(H28年度からH30年度)「農地畦畔における草刈り”ゼロ化”管理の省力化技術の開発」の成果品です。 |
小泉製麻株式会社(外部リンク) | 令和3年度11月2日 |
CB-Vシート工法水中施工が可能である目地補修シート技術(外部リンク) |
【概要】 コンクリート水路や鋼矢板水路などの目地やひび割れ、腐食部を簡単に補修できるもので、濡れた状態や水中でも施工出来る画期的な工法です。 1.乾燥不要:補修箇所が濡れていてもそのまま貼付でき、乾燥させる必要は有りません。 2.水替え不要:接着剤は水中でも硬化するので、水中施工もできます。 3.下地処理が簡単:貼付場所の下地処理は高圧洗浄機などによる雑物除去と脆弱部の除去のみで、プライマー等の特殊な下地処理は不要です。 4.優れた耐候性:ウェザーメーターによる「促進耐候性約9,000時間」、「約30年相当亀裂なし」を確認。 5.高い追随性:シートの伸び率は約2倍あり、構造物の膨張伸縮に対しても万全です。 6.現地加工も簡単:シートはハサミやカッターナイフで簡単に切断でき、特別な工具は不要です。 7.外水圧にも対応:地下水等外部からの水圧負荷によるシートの浮き上がりを防止するウィープホール(逆止弁)付きのシートもあります。 |
中部美化企業株式会社(外部リンク) | 令和3年11月2日 |
お問合せ先
土地改良技術事務所企画情報課
〒460-0001 愛知県名古屋市中区三の丸1丁目2−2
電話:052-232-1057