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東海農政局

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トピックス(平成29年度)

水のかんきょう楽校に参加し、地元の小学生に矢総二期事業の説明を行いました。(平成29年9月から12月)

平成29年9月から12月、明治用水土地改良区が行っている「水のかんきょう楽校」に参加し、地元の小学生に矢総二期事業の役割や大切さについて説明を行いました。

水のかんきょう楽校とは、農業用水を含む「水」をテーマとして、「農」「食」「環境」などについて学習できるプログラムで、明治用水土地改良区が地元の小学生を中心に行っている啓発活動です。矢総二期事業所は明治用水の耐震化工事を行っていることから、毎年、水のかんきょう楽校で矢総二期事業の説明を行っています。

事業所からの説明は、水のかんきょう学習館(安城市)と明治用水頭首工水源管理所(豊田市)で行いました。水源管理所での説明では、実際に耐震化工事を行っている明治用水頭首工を見ながら「矢総二期事業が大規模地震に備えて対策をしていること」「農業だけでなく工業や水道、さらに、暗渠化された水路の上部は自転車道として利用されているなど、身近な事業であること」「明治用水頭首工の耐震化を行うため、矢作川の一部を締め切り、川の中に仮の陸地を作って工事していること」等を説明しました。小学生も授業で大規模地震について習っていたため、事業の重要性を理解している様子で、集中して説明を聞いてくれました。また、実際に施設や耐震化工事の現場を目にすることで、農業水利施設が身近にある重要な施設であることの理解が深まったのではないかと感じています。

小学生の皆さんにとって日頃なじみの薄い農業水利施設ですが、このような取組を通じて、矢総二期事業の重要性や農業用水の大切さを学んでいただくことができたと思います。今後も矢総二期事業について地域の皆様にご理解いただけるように、分かりやすい広報活動を行っていきたいと考えています。

水のかんきょう学習館で事業の説明を行っている様子

二本木小学校
9月15日:二本木小学校(約80名)

今池小学校
10月31日:今池小学校(約80名)

水源管理所での事業の説明と明治用水頭首工の耐震化工事を見学している様子

八ツ田小学校
11月15日:八ツ田小学校(約90名)

桜井小学校
11月28日:桜井小学校(約140名)

中部小学校
12月1日:中部小学校(約100名)

あいちの農業用水展で事業PRを行いました。(平成29年8月4日から6日)

平成29年8月4日(金曜日)から6日(日曜日)、愛知県安城市での安城七夕まつりにあわせて行われたあいちの農業用水展において、パネル展示による矢作川総合第二期地区の事業PRを行いました。

あいちの農業用水展は、愛知県や関係団体等が、木曽川、矢作川、豊川という3大河川を水源とした愛知県内の農業用水の歴史と変遷、先人の努力の積み重ねにより育まれてきた「水」の重要性について広く一般に周知するために、毎年行っているものです。平成3年度から継続して実施され27回目となる今回は、平成28年11月に明治用水が「世界かんがい施設遺産」に登録されたこともあり、明治用水とかかわりの深い愛知県安城市で行われました。安城七夕まつりにあわせて、また、安城市の拠点施設であるアンフォーレで行ったため、3日間で約1,800名の方々があいちの農業用水展に足を運んでくださいました。

パネル展示ではクイズラリーを行い、小学生以下のお子さんも多く参加し、パネルの中に隠されたクイズの答えを一緒に考えながら、「豊田市に住んでいるけど、明治用水頭首工のことは知らなかった。農林水産省で耐震化対策をやっているんだ!」「いつも通っている自転車道の下には水路が入っているんだよね」と多くの声を聞くことができました。

今回は、本事業が一般の方にあまり知られていないことが分かる貴重な機会となりました。また、普段、農業水利施設になじみのない方に本事業について興味を持ってもらうことの難しさを改めて感じました。今後とも、地域の方々にご理解いただけるように、分かりやすい広報活動を行っていきたいと考えています。

(注)世界かんがい施設遺産:
国際かんがい排水委員会(ICID)が、かんがい施設の適切な保全に資することを目的として、建設から100年以上経過し、かんがい農業の発展に貢献したもの、卓越した技術により建設されたもの等、歴史的・技術的・社会的価値のあるかんがい施設の登録・表彰を行っているものです。

展示した事業説明パネル

事業概要のパネル

事業概要のパネルを見ながらクイズを解いている様子(クイズラリー)

クイズを解いている様子

    お問合せ先

    矢作川総合第二期農地防災事業所調査設計課

    電話:0566-71-4611

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