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東海農政局

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トピックス(令和元年度)

明治用水土地改良区「水のかんきょう楽学校」に参加し、地元の小学生に事業の紹介をしました。(令和元年度6月から11月)

 

明治用水土地改良区主催の「水のかんきょう楽校」に今年度も矢総二期事業所が参加し、地元の小学校4年生を対象に事業の紹介をしました。

水のかんきょう楽校とは、農業用水を含む“水”をテーマとし、「農」「食」「環境」などについて学習する小学生を対象としたプログラムで、平成17年度より毎年開催されています。映像や展示物を使用し、明治用水開削の歴史や農業・農村の役割、水源かん養林のはたらきについて学べる内容となっており、今年度も多くの小学校が本プログラムに参加しています。

そのプログラムの中で、矢総二期事業所では、水のかんきょう学習館(安城市)、明治用水頭首工水源管理所(豊田市)において、耐震化対策事業の説明を行いました。水源管理所では、実際に工事を行っている頭首工を見学しながら、農業水利施設の役割、耐震化工事の内容や方法について説明しました。小学生のみなさんは施設の大きさに驚いている様子で、実物をみてもらうことでより、施設の規模・役割や重要性について認識していただけているように感じています。

「頭首工から取水した水は、農業用水だけでなく、工業用水や水道用水としても使われていること」、「耐震化工事により、大規模地震が発生しても用水の安定供給を確保し、地域の生活と安全を守ること」等の、事業の目的や重要性について紹介しました。多くの小学生のみなさんは大規模地震について学習しているようで、耐震化対策という事業の目的についても、理解していただけているようでした。
また、工事の内容を説明した際には、「水路に水を流しながらどのように工事するのですか」、「工事のために川を締切った後、どのように水を抜くのですか」など多くの質問があり、熱心に学習する様子もうかがえました。

現在、明治用水の下流部はパイプライン化され、上部はサイクリングロードや遊歩道として利用されています。そのため、水路に水が流れている様子が、地域のみなさまの目に触れる機会は減りましたが、地域を潤す農業水利施設を身近に感じていただけるよう、今後も積極的に広報活動を行っていきます。

【令和元年度実績】
6月14日(金曜日) 豊田市立 高嶺小学校
6月19日(水曜日) 安城市立 今池小学校
10月3日(木曜日) 安城市立 錦町小学校
10月9日(水曜日) 安城市立 二本木小学校
10月29日(火曜日) 安城市立 高棚小学校
11月27日(水曜日) 知立市立 八ツ田小学校 

事業の説明を行っている様子

事業の説明を行っている様子1
10月3日:安城市立 錦町小学校(約100名)

事業の説明を行っている様子2
10月9日:安城市立 二本木小学校(約140名)

    お問合せ先

    矢作川総合第二期農地防災事業所調査設計課

    電話:0566-71-4611

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