プレスリリース
明治用水頭首工の漏水事故への対策について(6月17日12時現在)
明治用水頭首工の漏水事故について、これまでの経緯と現在の対応状況についてお知らせします。
1.発生場所
愛知県豊田市室町及び水源町
2.経緯
- 5月15日(日曜日)現地で漏水を確認。
- 5月16日(月曜日)漏水を防止するため、漏水箇所と推定される地点に砕石を投入し、閉塞を試みたが、漏水状況に変化なし。
- 5月17日(火曜日)漏水範囲が拡大し、上水、工業用水及び農業用水の取水量が大幅に減少。
3.対応状況
- 5月17日17時、東海農政局令和4年明治用水頭首工漏水事故緊急対策本部を設置。
- 5月19日、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構を含めた調査団による現地調査。
- 5月21日、農業用水の供給再開準備を開始。
- 5月24日、農業関係者の皆様へのお知らせ。(PDF : 158KB)
- Webサイト「明治用水頭首工の漏水事故について」の開設。
- 漏水箇所の周囲を大型土のうで囲む止水対策を開始。
- 5月25日、農業用水の試験通水を開始。
- 農業者に対する説明会を開始(上記農業関係者の皆様へのお知らせを使用。5月25日JAあいち中央、5月26日JAあいち三河、5月27日JA西三河・JAあいち豊田)。
- 5月27日、明治用水頭首工復旧対策検討委員会を設置。
- 5月28日、明治用水土地改良区が、5月30日から4ブロック順に通水(1日通水3日断水)を行う旨についてHPで公表。
- 5月30日、農業用水の4ブロック順の通水(1日通水3日断水)を開始。
- 取水量約8m3/sを確保。
- 6月2日、明治用水頭首工復旧対策検討委員会(第1回)を開催。
- 6月3日、頭首工右岸の応急対策工事に着手。
- 6月14日、頭首工左岸の応急対策工事に着手。
- 6月15日、Webサイト「明治用水頭首工の漏水事故について」に、明治用水頭首工応急対策工事(右岸・左岸)について(PDF : 372KB)を掲載。
- 6月16日、明治用水頭首工復旧対策検討委員会(第2回)を開催。
仮設ポンプ設置等状況
6月16日12時00分現在
右岸
設置済ポンプ162台(ポンプ能力11.62m3/s)稼働中。
取水量:約14.4m3/s
本日、実際にどの程度水位が上がるかなどを確認する作業を行っているため、12時00分現在で一部自然取水が行われています。この後、水位を下げて、点検の上、明日から補強工事を行う予定です(補強工事には数日を要し、この間は水位上昇の確認作業を行いません)。
左岸
6月17日にポンプ3台(ポンプ能力0.18m3/s)設置予定。
6月17日12時00分現在
右岸
設置済ポンプ162台(ポンプ能力11.62m3/s)稼働中。
取水量:約9.1m3/s
左岸
本日、ポンプ3台(ポンプ能力0.18m3/s)設置予定。
漏水箇所の早期の応急復旧を図るべく、鋭意取り組んでいるところ。
(参考)関係市町
- <水道>
岡崎市、西尾市、碧南市、幸田町【3市1町】 - <工水>(西三河工業用水道)
岡崎市、半田市、碧南市、刈谷市、豊田市、安城市、西尾市、高浜市、みよし市、東浦町、武豊町、幸田町【9市3町】 - <農水>
岡崎市、碧南市、刈谷市、豊田市、安城市、西尾市、知立市、高浜市、幸田町【8市1町】
お問合せ先
農村振興部設計課
担当者:田仲、梅田
代表:052-201-7271(内線:2615、2623)
ダイヤルイン:052-223-4633、052-223-4634