園芸作物生産現場におけるデータ駆動型農業推進セミナーを開催しました
農林水産省は、担い手の減少や高齢化、労働力不足が深刻化する中、先端技術の活用により、少ない人手で効率的に生産性を向上させるスマート農業の推進を図っています。
東海農政局は、令和2年2月7日(金曜日)、名古屋栄ビルディング(名古屋市東区)において、全国に先駆けてデータ駆動型施設園芸に取り組まれている高知県の講演のほか、取組事例等を紹介する「園芸作物生産現場におけるデータ駆動型農業推進セミナー」を開催しました。
開催概要
日時
令和2年2月7日(金曜日)13時15分から16時15分
場所
名古屋栄ビルディング(名古屋市東区)
参加者
生産者、農業団体、県、市町村等76名
開催内容
基調講演
高知県の「次世代型こうち新施設園芸システム」の普及とSociety5.0時代に対応するNext次世代型施設園芸への進化
高知県農業振興部 参事兼農業イノベーション推進課長 岡林俊宏(おかばやし としひろ)氏
高知県の施設園芸における、これまでのデータ駆動型農業への取組状況と、今後のさらなる技術革新についてご紹介いただきました。
施設園芸におけるデータ駆動型農業の重要性と普及について
農林水産省生産局園芸作物課 課長補佐 角張徹(かくばり とおる)氏
日本の施設園芸の状況と今後の取組拡大に向けた推進方向、予算措置についてご紹介いただきました。
取組事例紹介
岐阜県における環境制御技術を用いた冬春トマトの施設栽培の取組について
岐阜県西濃農林事務所農業普及課 技術主査 藤田文彦(ふじた ふみひこ)氏
岐阜県の冬春トマトにおける環境制御の取組及び今後の展望についてご紹介いただきました。
農業現場におけるドローンリモセン×IoTの活用~露地野菜での適用事例と今後の可能性~
株式会社スカイマティクス セールスディレクター 伊達卓馬(だて たくま)氏
ドローンを活用した画像解析、農業への現場での活用の可能性についてご紹介いただきました。
お問合せ先
生産部園芸特産課
代表:052-201-7271
ダイヤルイン:052-223-4624