中国四国あぐりレター 第521号 2023(令和5)年7月5日 中国四国農政局
もくじ
1 【重要なお知らせ】
「ディスカバー農山漁村(むら)の宝アワード」(第10回選定)事例を募集しています
農林水産省では、「強い農林水産業」、「美しく活力ある農山漁村」の実現のため、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝アワード」(第10回選定)と称して、地域の活性化や所得向上に取り組んでいる優良な事例を募集します。
第10回となる今年は、過去に選定された優良事例の中から、選定後に著しい発展性がみられ、全国の模範となる取組も募集します。
選定された地区には、選定証を授与するとともに、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝アワード」特設Webサイトでの活動の紹介などを通じた全国的な情報発信を行います。
【募集締切】
令和5年8月27日(日曜日)
詳しくは、こちらをご覧ください。(特設Webサイト)
https://www.discovermuranotakara.com/
国内資源由来肥料の利用拡大プロジェクトの開始について
農林水産省は、令和5年2月に設置した「国内肥料資源の利用拡大に向けた全国推進協議会」における新たな取組として、「国内資源由来肥料の利用拡大プロジェクト」を立ち上げ、各地で国内資源由来肥料の利用拡大に取り組む「ヒト」や「情報」のネットワーク化を図り、各地域における取組をより一層後押ししていきます。
詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
(「国内資源由来肥料の利用拡大プロジェクト」を開始します!)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/sizai/230609_33.html
温室効果ガス削減「見える化」実証の開始について
農林水産省は、「みどりの食料システム戦略」に基づき、環境にやさしい持続的な消費の拡大を目指しています。
温室効果ガスを削減して生産された農産物について、今年度はコメ、野菜類、果樹類等の23品目に対象を拡大し、削減率を星の数で表示(見える化)し、販売実証を行います。
また、本実証に参加いただける生産者及び小売事業者等を募集しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/b_kankyo/230613.html
「食料・農業・農村基本法」の検証・見直しについて
農政の根幹を定める「食料・農業・農村基本法」は、平成11年に制定されましたが、制定時から、我が国の食料・農業・農村をめぐる情勢は、大きく変化しています。
このため、食料・農業・農村政策審議会基本法検証部会は、昨年10月以降、同法の総合的な検証を行ってきましたが、この5月29日に「中間取りまとめ」を行いました。また、6月2日に「中間取りまとめ」を踏まえ、政府として食料安定供給・農林水産業基盤強化本部において「食料・農業・農村政策の新たな展開方向」を決定しました。
詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
(食料・農業・農村政策審議会基本法検証部会に関する情報)
https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/kensho/index.html
(食料安定供給・農林水産業基盤強化本部に関する情報)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/katsuryoku_plan/index.html
【新着】今後の食料・農業・農村基本法の検証・見直しに当たり、国民の皆様から御意見・御要望を広く募集しております。
【募集期間】
令和5年6月23日(金曜日)~令和5年7月22日(土曜日)17時(必着(郵便の場合は当日消印有効))
詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/kihyo01/230622.html
※「食料・農業・農村政策審議会基本法検証部会地方意見交換会」については、イベントコーナーに掲載しております。
みどりの食料システム戦略関係について
農林水産省では、令和3年5月12日に食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定しました。
詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
(基盤確立事業実施計画に関する情報)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/midorihou_kibann.html
(農林水産分野のJ-クレジット制度)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/climate/jcredit/top.html
(技術カタログ(Ver.3.0)に関する情報)
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/kihyo03/230526.html
(みどりの食料システム法に関する情報)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/houritsu.html
(「みどりの食料システム戦略」全般に関する情報)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html
豚熱等の発生防止の強化について
中国四国地域においては豚熱に感染した野生イノシシが拡大しており、飼養豚への豚熱感染リスクが高まっています。
また、近隣諸国では豚熱の他、口蹄疫やアフリカ豚熱の発生が確認されています。
このため、家畜の飼養者の皆様におかれましては、飼養衛生管理基準の遵守をお願いします。万が一、飼養する家畜に異状を発見した場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。
詳しくは、こちらをご覧ください。
(豚熱に関する情報)
https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/kobetsu/butanetsu_jouhou.html
(口蹄疫に関する情報(農林水産省ホームページ))
https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/index.html
(アフリカ豚熱に関する情報(農林水産省ホームページ))
https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/asf.html
消費税インボイス制度について
令和5年10月1日から消費税の適格請求書等保存方式(いわゆるインボイス制度)が導入されることとなっています。
インボイス制度においては、原則として、消費税の仕入税額控除のためにインボイスの保存が必要になり、インボイスの交付を行うためには、税務署への「適格請求書発行事業者」としての登録申請が必要となるといった現行制度からの変更点があります。
中国四国農政局では、インボイス制度の説明会や学習会に財務省・国税職員の講師派遣申込みを受付しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
(説明会に関する情報)
https://www.maff.go.jp/chushi/sesaku/kihon/syohizei_invoice.html
(支援措置に関する情報(財務省ホームページ))
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/consumption/invoice.pdf(PDF:690KB)
(インボイス制度特設サイト(国税庁ホームページ))
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/invoice.htm
(インボイス制度の実施に関連した注意事例(公正取引委員会ホームページ)
https://www.jftc.go.jp/file/invoice_chuijirei.pdf(PDF:384KB)
2【イベント】
【新着】「食料・農業・農村政策審議会 基本法検証部会 地方意見交換会」の開催及び一般傍聴について
令和5年7月から8月に、全国11都市において「食料・農業・農村政策審議会 基本法検証部会 地方意見交換会」を開催し、食料・農業・農村基本法の検証・見直しに関する意見交換を行います。
【中国ブロック】
日時:令和5年7月20日(木曜日)13時30分~15時30分
場所:ピュアリティまきび及びオンライン方式
定員:会場傍聴40名、オンライン傍聴500名(いずれも申込み先着順)
申込期限:令和5年7月18日(火曜日)17時
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/kikaku/230622.html
【四国ブロック】
日時:令和5年7月25日(火曜日)13時30分~15時30分
場所:高松サンポート合同庁舎(アイホール)及びオンライン方式
定員:会場傍聴40名、オンライン傍聴500名(いずれも申込み先着順)
申込期限:令和5年7月21日(金曜日)17時
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/kikaku/230622_21.html
その他の地域は、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/kihyo01/230622_16.html
3【お知らせ】
【新着】「高校生とつながる!つなげる!ジーニアス農業遺産ふーどコンテスト」の開催について
農林水産省は、農業遺産地域の魅力を広く発信し、地域活性化を図る取組の一環として、農業遺産地域の高校生を対象に、当該地域の産品を使った食品アイデアを募集しています。
【募集締切】
令和5年9月7日(木曜日)
詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kantai/230704.html
【新着】令和5年度「地産地消コーディネーター派遣事業」の派遣地域・団体等の募集について
一般社団法人都市農山漁村交流活性化機構は、施設給食での地場産物利用の課題解決に向けた助言・指導を行う専門家(地産地消コーディネーター)の派遣を希望する地域や団体等を募集しています。
【募集締切】
令和5年8月10日(木曜日)
詳しくは、こちらをご覧ください。(一般社団法人都市農山漁村交流活性化機構ホームページ)
https://www.kouryu.or.jp/information/20230613_3184/
令和5年度バイオマス産業都市構想の提案募集について
地域のバイオマスの原料生産から収集・運搬、製造・利用までの経済性が確保された一貫システムを構築し、地域のバイオマスを活用した産業創出と地域循環型のエネルギーの強化により、地域の特色を活かしたバイオマス産業を軸とした環境にやさしく災害に強いまち・むらづくりを目指す地域を募集します。
【募集締切】
令和5年10月31日(火曜日)17時必着
詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/r_energy/230615.html
農業女子プロジェクト「NEXTラボ」の活動開始について
農業女子プロジェクト(事務局:農林水産省)は、女性農業者の学びと交流の場として新たに「NEXTラボ」を創設し、本年6月から活動を開始しています。
「NEXTラボ」は、農業女子プロジェクト参画企業等から、テーマごとに農業に関する実践的な知識や技術等を学べる場として設置しました。
詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/keiei/kourei/230614.html
食品ロス量(令和3年度推計値)の公表について
農林水産省は、食品ロス削減の取組の進展に活かすため、食品ロス量の推計を行い、消費者庁、環境省とともに公表しています。
令和3年度の食品ロス量は523万トン(前年度比+1万トン)、このうち食品関連事業者から発生する事業系食品ロス量は279万トン(前年度比+4万トン)、家庭から発生する家庭系食品ロス量は244万トン(前年度比▲3万トン)となりました。
詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/recycle/230609.html
「令和5年度 農薬危害防止運動」の実施について
農林水産省は、農薬を使用する機会が増える6月から8月にかけて、厚生労働省、環境省等と共同で、農薬の使用に伴う事故・被害を防止するため、農薬の安全かつ適正な使用や保管管理、環境への影響に配慮した農薬の使用等を推進する「農薬危害防止運動」を実施しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouyaku/230428.html
農業・農村への理解の醸成を目指す新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を開催中
農林水産省は、「食料・農業・農村基本計画」に基づき、食と農のつながりの深化に着目した新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を開催中です。
詳しくは、こちらをご覧ください。(ニッポンフードシフトホームページ)
https://nippon-food-shift.maff.go.jp/
4 【消費者の部屋】
テーマ:「ご存知ですか? 動物検疫」の御案内
動物検疫は、動物の病気の侵入を防止するため、世界各国で行われている検疫制度です。
外国から輸入される動物・畜産物などを介して家畜の伝染性疾病が国内に侵入することを防止するほか、外国に家畜の伝染性疾病をひろげるおそれのない動物・畜産物などを輸出することによって我が国の畜産の振興に寄与しています。
今回の展示では、動物検疫を身近に感じて頂けるよう、動物検疫所の仕事についてご紹介します。
【開催期間】
令和5年7月3日(月曜日)~7月14日(金曜日)
8時30分~17時15分
(土曜日、日曜日は除く。最終日は13時まで)
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/seikatsu/230622.html
5 【ひとことメッセージ】
梅干のススメ
前消費・安全部長 荻野 喜江
梅干の効能をご存じですか?「日の丸弁当」に代表されるように、ごはんに梅干を入れると制菌作用により腐敗しにくくなります。梅干には塩分やクエン酸が含まれ、殺菌力のほか疲労回復効果も期待でき、暑い季節の夏バテ防止にも上手に取り入れたいですね。
10年ほど前、仕事でひとりの梅農家の女性と出会い、ジッパー袋を使って家庭で手軽に少量の梅干を作る方法を教わりました。子供の頃、私の母も庭で実った梅で梅干を作っていましたが、自分にはハードルが高いと思っていたので、あまりの簡単さに目からウロコでした。
1キログラムの梅を洗ってヘタを取り、よく拭いてジッパー袋(大)に入れ、梅の重量の12%程度の塩を入れて袋を閉じ、全体に塩をゆき渡らせます。しばらく置くと梅酢が上がってくるので、1日1回優しく揺すります。1か月ほど漬けたら、天気の良い日に梅を取り出してザル等に並べ、3日間ほどひっくり返しながら日に当ててできあがりです。シソは入れなくてもおいしい「白梅干」になり、梅酢もお料理等に使えます。
このやり方を知ってから、かれこれ10年、毎年「マイ梅干」を作り続けています。今年ももうすぐ夏の土用、ベランダに梅を干す時期を迎えます。
ごはんと梅干は日本人が大切にしてきた食文化です。ネットで検索すると詳しい作り方も出てきますので、ぜひ手軽な梅干づくりに挑戦してみてはいかがでしょうか。
6 【ふるさと元気だより】
「まきのさんの道の駅・佐川」オープン
高知県拠点
令和5年6月25日、高知県高岡郡佐川町に県内25駅目の道の駅「まきのさんの道の駅・佐川」がオープンしました。
駅名の「まきのさん」はNHKの連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデルとなっている佐川町出身の牧野富太郎博士にちなんでその名が付けられました。「らんまん」効果で高知県を訪れる観光客も増えており、出身地である佐川町を訪れる際の拠点としても賑わいが期待されています。
地元の新鮮な野菜や果物などの産直市や土産店はもちろん、地元産の米粉を使ったバウムクーヘンを製造・販売するショップや、地元食材を取り入れたレストラン、ベーカリー等が集います。また、木製のおもちゃや遊具に触れながら楽しく学べる「木のおもちゃ美術館」(令和5年7月15日オープン予定)が併設され、一日楽しむことができます。高知県へお越しの際は、是非訪れてみてはいかがでしょうか。
参考に、こちらもご覧ください。(まきのさんの道の駅・佐川ホームページ)
https://makinosan.jp/
7 【ホームページの新着・更新に関する情報】
政策情報
【農業生産】
指定野菜の入荷量及び卸売価格の見通し(令和5年7月)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/se_tokusan/230630.html
【統計情報】
「令和5年農業構造動態調査結果(令和5年2月1日現在 中国地域・四国地域)」及び「作物統計調査令和4年産 花きの出荷量における中国四国管内の全国順位(10位以内)」を掲載
https://www.maff.go.jp/chushi/info/toukei/yotei_keka.html#d230630
「統計データでみる中国四国農林水産業の概要」を更新
https://www.maff.go.jp/chushi/info/toukei/chushi_nougyou.html
「図表で伝える中国四国の農林水産業」のコーナーに「中国四国の温州みかん(令和4年産)」を掲載
https://www.maff.go.jp/chushi/info/toukei/zuhyo.html
報道・広報
【ニュースレター】
https://www.maff.go.jp/chushi/kohoshi/mag_newsletter/
【BUZZ MAFFチャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCk2ryX95GgVFSTcVCH2HS2g/videos
(YouTube)
申請・お問い合せ
【発注・入札情報、その他公表事項】
https://www.maff.go.jp/chushi/nyusatsu/
その他
【農政局ホームページ新着情報】
https://www.maff.go.jp/chushi/sintyaku/
編集後記
6月中旬頃になると、毎年、実家の山に山桃(やまもも)を取りに行っています。
週末ごとに帰省しているので、おいしい山桃を味わうことができましたが、取りに行くタイミングが遅れると、全て鳥に食べられてしまいます。今年はあと何回食べることができるかな。(ま)
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電話:086-224-4511(代)(内線2111)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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