道南で「見える化」登録第3号となりました。
北斗市の岩本裕昭氏は、長ねぎ(白ねぎ)やトマトなどを栽培し、有機質肥料や微生物を使用することで化学肥料・農薬の低減に取り組んでいます。長ねぎ栽培のつながりで、栃木県の生産者が「見える化」の取組に登録した旨の情報を得たことをきっかけに、自身が栽培している農作物に付加価値を付けることができると考えて「見える化」に取り組むこととしました。
登録を受けた品目は、露地栽培の長ねぎ、施設栽培のトマトで、2品目とも「温室効果ガス削減」で最大評価の星3つの「見える化」ラベル(愛称「みえるらべる」)取得しました。
岩本氏は、「「見える化」ラベルの貼られた長ねぎは、道北地域に出荷しました。今年の農作物の収穫は、まもなく終了となるが、これからの農業は、環境負荷低減に取り組むことが必要。「見える化」の登録申請は容易にできるので、翌年も継続して「見える化」に取り組みたい」と話されていました。
【環境負荷低減の取組の「見える化」とは】
農林⽔産省では「みどりの⾷料システム戦略」に基づき、持続可能な食料システムを構築するため、食料システム全体での環境負荷低減の取組や国民理解の醸成に向けて、環境負荷低減の取組の「見える化」を推進しています。 ガイドラインに基づき、「温室効果ガス削減への貢献」や「生物多様性の保全」の取組を分かりやすく等級ラベルで表示することで、生産者の環境負荷低減の努力が消費者に伝わり、農産物を選択できる環境を整えていきます。
撮影データ
◯撮影年月日:令和6年11月14日(木曜日)◯撮影場所:岩本裕昭氏ほ場(北斗市)
岩本 裕昭 氏
長ねぎのほ場
長ねぎ収穫機での収穫作業
岩本氏が取得した「見える化」ラベル
岩本 裕昭 氏 (1)サラリーマンを経て、北斗市に戻り親元就農。長ねぎ、トマト、だいこん、ほうれんそうを栽培。 (2) YouTube配信「いわもとふぁーむTV agriculture studio」ほか、ショート動画配信、インスタグラム、X(旧Twitter)で、日々の農作業の様子などを配信している。 |
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