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北海道農政事務所

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「アス→ノウ」プロジェクトの一環として、桃野 慎也さんからお話を伺いました。


  桃野さんは7歳からスノーボードを始め、17歳でスノーボードクロス競技日本代表となり、世界選手権やワールドカップで入賞するなど、世界トップレベルの選手として活躍してきました。25歳の時に大腿骨を骨折する大怪我を経験し、その後スノーボードクロス競技を引退。現在はアルペンスノーボード競技へ転向し、日本代表として活動する一方で、ジュニア選手の指導にも携わっています。

  農業を始めたきっかけは、実家が農家だったことに加え、大怪我で長期離脱中に、所属企業が倒産したことでした。競技を離れている期間に将来について考えるなかで、「競技だけに頼るのではなく、自ら働いて稼ぐ力が必要だ」と感じ、2020 年に本格的に就農したそうです。

  現在は長沼町で両親とともに約30haの農地を経営し、小麦、大豆、ブロッコリーを栽培しています。また、収穫した大豆を原料として、ソイプロテインを製造・販売するなど、生産だけでなく加工・販売にも取り組んでいます。

  桃野さんは、食や栄養への関心が高いアスリートは農業との親和性が高く、競技経験で培った人脈や発信力が農業経営にも活かされていると話します。一方で、新規就農には初期投資に多額の費用が必要になるため、参入のハードルが高いと指摘します。また、農業に関心を持つアスリートは少なくないものの、実際に職業として選択するためには、農作業に係る労力や収益構造等の営農に関する具体的な情報提供が重要だと語っていました。

  その思いから、2025 年にゲストハウスを活用した滞在型農業体験をする施設として、「のはのふ農園合同会社」を設立し、子どもや一般の方、アスリート向けに農業と接する機会を提供する予定です。

  桃野さんは現在、農業経営に積極的に取り組むかたわら、アルペンスノーボード競技で世界一を目指しています。スポーツと農業、それぞれ違う分野の仕事の両立に挑戦する桃野さんの今後の活躍が期待されます。


撮影データ

◯撮影年月日:令和8年7月27日(月曜日)
◯撮影場所:長沼町


アスノウ


桃野さんと「アス→ノウ」プロジェクトの説明を行う職員【桃野さんと「アス→ノウ」プロジェクトの説明を行う職員】

ご自身の取組を語る桃野さん【ご自身の取組を語る桃野さん】
ブロッコリーのほ場【ブロッコリーのほ場】
ブロッコリーの収穫の様子【ブロッコリーの収穫の様子】

慣れた手つきで葉と側枝をカットする桃野さん【慣れた手つきで葉と側枝をカットする桃野さん】

桃野さんと鮮やかな花蕾のブロッコリー【桃野さんと鮮やかな花蕾のブロッコリー】



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