加治川右岸頭首工(旧 大庄屋江頭首工)
【供用開始した加治川右岸頭首工】
概要:
大庄屋江頭首工は、昭和41~42年の羽越水害で被災し、昭和43~44年に新潟県が災害復旧事業で造成した施設です。
これまでは約100haの農地へ用水を供給していましたが、施設の老朽化や劣化により、維持管理にかかる費用が高くなってきました。
そこで、本事業では、用水不足に悩む加治川第一頭首工掛かりの受益農地の一部をこの加治川右岸頭首工掛かりに取り込むことで、用水の合理化を図るとともに、施設の維持管理の効率性を上げることとし、従来のおよそ10倍の量を取水し、約630haの農地へ用水を供給できる施設に改修することにしました。
進捗状況:
平成28年度から工事の準備が進められ、平成29年度には、沈砂池や取付水路の取水口部や固定堰部の改修を行いました。
平成30年度には、土砂吐や洪水吐ゲート等の可動堰部を中心に改修を行い、河川内工事を完了しました。
令和元年に本体工事が完成し供用を開始しています。
令和5年度には周辺整備も完成する予定です。
【施工前】


【施工後】


洪水吐・土砂吐ゲート
【施工後】(平成30年度)


取水ゲート
【施工後】(平成30年度)

【供用開始】(令和元年5月)



お問合せ先
加治川二期農業水利事業所
〒957-0072 新潟県新発田市日渡96番地 新発田地方合同庁舎4階
TEL:0254-27-1510




