新潟県農業大学校の実習ほ場においてスマート農業の実演
令和3年4月30日(木曜日)に新潟県農業大学校の実習ほ場において、学生へのスマート農業学習の一環として、ドローンとアグリロボ田植機(無人運転)による水稲直播の種もみをまく作業が行われ、同大学の学生とともに、当事業所職員も見学を行いました。
播種作業を行ったドローンは農薬散布にも用いられる物を使用しました。当日は手動操作で作業しましたが、KSAS(電子地図によるほ場管理機能)と連動した自動飛行も可能であり、飛行・作業状況をスマホ等でも確認できるとのことです。
アグリロボ田植機では、衛星からの情報を基に無人での直播作業が可能であり、誤差も約3cmと正確な自動運転を行うことができます。
また、今回使用した種子は、最新の技術により病害虫防止材等がコーティングされており、苗立の安定性が期待されます。
当事業所においては令和2年度より稲作の省力化や高収益作物導入の推進に向け、新潟県農業大学校と連携し、受益地内でのスマート農業の導入のための調査・検討を行っています。令和3年度は令和2年度に設置したICT給水栓の効果検証、実証ほ場の区画計画の検討等を行う予定です。

ドローンを用いた播種作業

無人運転による直播作業

事業所設置のICT給水栓、ドローン、アグリロボ田植え機
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