
地下水位制御システム「FOEAS」及び自動給排水システムを利用した加工用たまねぎの栽培実証試験
たまねぎの収穫状況



たまねぎの品種は「スパート」、 受益地内の新潟県南区味方のほ場です(令和2年6月3日撮影)。
FOEAS及び自動給排水システムの利用状況

このほ場では地下水位制御システム「FOEAS」及びICT機能付き自動給排水システムを設置し、たまねぎを栽培しています。
農地耕作条件改善事業によるFOEASの導入で良好な排水性を保つことで冬期から春期の湿害を回避し、たまねぎの欠株やとう立ちを軽減させることが期待されます。また、生育期や肥大期にはFOEASによる地下水位の調整により、ほ場の過度な乾燥を防ぎ、たまねぎの成長促進を図り、肥大の安定化が図られるメリットもみられます。
また、新潟県農業総合研究所園芸研究センターが栽培技術、水管理技術の検証と確立を目指して、JA越後中央による営農指導等、関係機関との連携を図っています。
お問合せ先
新川流域農業水利事業所
〒953-0041 新潟県新潟市西蒲区巻甲5488
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