新川河口自然排水樋門ゲート開閉操作の報道公開
新川流域農業水利事業所は、令和4年11月17日(木曜日)に、新川河口自然排水樋門の更新工事について、先行して設置を終えた右岸側ゲートの開閉操作の様子を報道公開しました。
当日は、地元テレビ局や地元の一般紙・業界紙の記者のほか、関係機関から新潟県巻農業振興部長、新潟市農林水産部長、西蒲原土地改良区理事長、新潟県土連専務理事など、約100名が参加しました。
新川河口自然排水樋門は、昭和46年度に国営事業で造成され、地域の農業や住民の暮らしを守り続けてきました。
その後、約50年が経過し、施設の老朽化が進んだことに加え、耐震性の向上が必要となったことから、改修工事を進めています。
改修工事は、令和元年度から右岸側の堰柱を築造するための工事に着手し、令和4年7月から、ゲート設備の据付工事を開始しました。
ゲート及び付属設備の素材には耐食性と強度を併せ持つ二相系ステンレスを採用しています。
今回は右岸側ゲート(2号洪水吐ゲート)の開閉操作の様子を報道公開しました。
ゲートは1分間に30cmの速度で開閉が行われ、ゲート開閉中には、ゲートの特徴や施工方法などについて補足説明も行いました。
今回の報道公開は、稼働時には川底に沈むゲートを間近に見られる貴重な機会であることを事前に広く周知したところ、地元テレビ局や地元紙をはじめ、多くの方に参加していただくことができました。
今後も、より多くの方に事業への関心や理解を深めてもらえるよう、活動を続けていきます。

報道公開の様子

報道公開の様子
(奥に見えるのが既設左岸側排水樋門)
お問合せ先
新川流域農業水利事業所
〒953-0041 新潟県新潟市西蒲区巻甲5488
電話:0256-73-6200