地元農業法人との意見交換会を開催
令和3年12月22 日(水曜日)に新潟市西蒲区で事業所若手職員等と地元農業法人の若手職員との意見交換会を開催しました。
本意見交換会は、法人からの提案を受けて開催したものであり、お互いの業務内容を理解し、地域の抱える課題等について意見を出し合うことで、相互の資質の向上、今後の地域農業の発展の一助とすることを目的に行われました。
麦畑の見学
意見交換の前段として、今年で2年目の栽培となる麦畑の見学を実施しました。
栽培1年目である昨年は2.5haの面積でのスタートでしたが、今年は25haにまで拡大しており、秋に作付けした広大な麦畑を見学することができました。
その一方で、小麦栽培の担当者からはノウハウの不足、湿害対策等の課題もあり、手探りで栽培しているとの説明もありました。
意見交換会
麦畑の見学後、同法人の若手職員と事業所職員との間で意見交換会を開催しました。
事業所職員からは以下の質問、意見等が出されました。
農作業の内容
農地集積の必要性
ほ場整備による作業効率の変化
また、同法人の若手職員からは以下の質問、意見等がありました。
事業の内容
高齢の方から農地を預かることが増えた
小さな農地が点在しており、農地の集積が課題
FOEAS(地下水位制御システム)を導入した麦畑は水はけが良好
活発な意見交換が行われ、生産者の生の声を聞く貴重な経験になりました。
参加した職員からは「普段の業務からは知ることのできないことも多く、有意義な意見交換会だった」との声がありました。
また、本意見交換会では同法人の若手職員に対して国営事業のPRも行い、国営新川流域二期事業が地元へもたらすメリット等を知ってもらうことができました。
今回の意見交換会は、参加した職員の満足度も高く、有意義な時間とすることができました。
今回、学んだことを活かして業務に取り組み、さらなる知識の研鑽に努めて参りたいと考えております。

麦畑を見学する様子

大豆を収穫後に作付けした麦畑
お問合せ先
新川流域農業水利事業所
〒953-0041 新潟県新潟市西蒲区巻甲5488
電話:0256-73-6200