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北陸農政局

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新川河口排水機場にて地元小学生への学習会を開催

  令和5年10月26日、地元の新潟市立立仏小学校4年生を対象とした学習会を開催し、児童48名と教員2名が参加しました。当日は、立仏小学校でオリエンテーションと室内講義を行った後、新川河口排水機場(新潟市西区)に移動し、管理棟で生き物観察と屋外での施設見学等の野外活動を実施しました。

  室内講義では、事業所職員が、洪水に苦しめられた地域の昔の姿、その克服に取り組んだ先人達の苦労の歴史、それを引き継ぎ、当事業所が地域の暮らしと農業を支える農業水利施設を改修していること等を順に説明しました。

  生き物観察では、周辺の施設で捕獲した魚類、甲殻類、貝類などを観察しました。児童たちは、水槽に展示された生き物を直接手に取り楽しんで観察しながら、生き物と農業のつながりを学習しました。

  野外活動では、新川河口排水機場と現在改修中の新川河口自然排水樋門の役割や仕組みについて説明した後、停電時に排水機場へ電力を供給する非常用電源車や除塵機に溜まったごみを処理するホイールローダーの乗車体験を行いました。迫力のある重機に触れた児童たちは興奮している様子でした。
 
  新川河口排水機場での学習会は今年で4回目の開催となり、参加した教員からは今回も好評を得るとともに、児童からは「新川河口排水機場のポンプで学校のプールの水が1~2秒でなくなることに驚いた」、「乗車体験が楽しかった」、「地域には色んな生き物がいることがよくわかった」などの声が寄せられました。今後も、これらの活動を通じ、農業水利施設の役割や農業によって育まれている地域の自然環境への理解を深めてもらえるよう、取り組んでいきたいと思います。


地域の歴史と農業水利事業の説明の様子
生き物観察の様子

非常用電源車・ホイールローダー見学の様子

お問合せ先

新川流域農業水利事業所

〒953-0041 新潟県新潟市西蒲区巻甲5488
電話:0256-73-6200