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北陸農政局

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プレスリリース

「農商工等連携事業計画」の認定について~新潟県内の事業者が認定されました~

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令和7年12月5日
北陸農政局

北陸農政局及び関東経済産業局は「中小企業者と農林漁業者との連携による事業活動の促進に関する法律(農商工等連携促進法)」に基づき、農商工等連携事業計画1件の共同認定を行いました。
今回の認定により、北陸農政局管内(新潟県、富山県、石川県、福井県)における農商工等連携事業計画の認定件数は63件、農商工等連携支援事業計画の認定件数は1件となりました。

1.今回認定された農商工等連携事業計画

「農商工等連携事業」とは、中小企業の経営の向上及び農林漁業経営の改善を図るため、中小企業者と農林漁業者とが有機的に連携して実施する事業であって、当該中小企業者及び農林漁業者のそれぞれの経営資源を有効に活用して、新商品の開発、生産若しくは需要の開拓又は新役務の開発、提供若しくは需要の開拓を行うものをいいます。

  • 事業名:「新潟県産枝豆等の規格外品を使用した業務用ペーストの本格開発、製造及び販売」
  • 農林漁業者:株式会社サンクスファーム黒鳥(新潟県新潟市)
  • 中小企業者:株式会社総合フードサービス(新潟県新潟市)

2.連携の経緯及び効果

新潟県産の枝豆は優れた品質を誇る地域資源となっていますが、収穫後劣化が早く大量に出る規格外品は、県内の一次加工施設不足もあり、廃棄・自家消費に回さざるを得ないという弱みも抱えていました。そこで、新規収益を必要としていた総合フードサービスと、規格外枝豆の活用に課題を抱えていたサンクスファーム黒鳥が連携して、規格外枝豆の高付加価値化事業を立ち上げることで双方の利害が一致、農商工等連携事業の申請に至りました。

農林漁業者については本事業実施により、規格外品枝豆の売上増や廃棄費用削減により自社の経営基盤確立が、中小企業者については枝豆ペーストやその他商品売上増による自社経営基盤確立、観光資源化、食品ロス削減の環境問題貢献が、それぞれ可能となります。

添付資料

令和7年12月5日認定「農商工等連携事業計画」の概要(PDF : 167KB)

お問合せ先

経営・事業支援部 食品企業課

担当者:地域食品担当班
代表:076-263-2161(内線3982、3989)
ダイヤルイン:076-232-4149

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