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北陸農政局

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プレスリリース

令和7年度農林水産祭(むらづくり部門)の内閣総理大臣賞を北陸ブロックの「農事組合法人 農村資源開発共同体」が受賞しました

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令和7年10月2日
北陸農政局

農林水産省では、農山漁村における「むらづくり」の優良事例を表彰し、その業績を広く紹介することを通じて、むらづくりの全国的な展開に繋げていくため、毎年度、農林水産祭のむらづくり部門として「豊かなむらづくり全国表彰事業」を実施しています。
この度、北陸農政局管内の各県から推薦された4団体のうち、最優良事例である「農事組合法人 農村資源開発共同体」が全国でも特に優れた取組として内閣総理大臣賞に、また、3団体が北陸農政局長賞に決定しましたのでお知らせします。北陸ブロックから内閣総理大臣賞に選ばれるのは6年ぶりです。
なお、表彰式については別途お知らせします。

(参考)
「農林水産祭」は、農林水産省と公益財団法人日本農林漁業振興会の共催により、昭和37年から毎年11月23日の勤労感謝の日を中心に国民的な祭典として行われています。
「むらづくり部門」は、「農林水産祭」の表彰行事7部門の一つとして昭和54年度に設けられています。

1.受賞団体

内閣総理大臣賞・農林水産大臣賞

  • 農事組合法人 農村資源開発共同体(福井県今立郡池田町)取組概要(PDF : 564KB)

    池田町でむらづくりに取り組む「農事組合法人 農村資源開発共同体」(通称コムニタ※)は、減農薬無化学肥料での米作りによる環境保全型農業の推進、地元農産物を活用した加工品開発・販売による地元農産物の普及やブランド化のほか、活動拠点施設を活用した関係人口の創出などに取り組んでいます。
     ※「コムニタ」:イタリア語で「共同体」を意味し、池田町ではこの呼び方が通称となっています。

     *「農事組合法人 農村資源開発共同体」が選定された内閣総理大臣賞の表彰は、11月23日(勤労感謝の日)に明治神宮会館で開催される農林水産祭式典において行われます。

北陸農政局長賞

  • 農事組合法人 菖蒲生産組合(新潟県上越市) 取組概要(PDF : 557KB)

    上越市でむらづくりに取り組む「農事組合法人 菖蒲生産組合」は、地域内の離農者の田を耕作することで農地を維持するとともに、農業用ドローン等の導入による作業効率化と若者の関心の向上、国の登録有形文化財「飯田邸」を活用した交流人口拡大のほか、高齢者の生きがいづくりや生活支援に取り組んでいます。
  • 特定非営利活動法人 山田の案山子(富山県富山市) 取組概要(PDF : 667KB)

    富山市でむらづくりに取り組む「特定非営利活動法人 山田の案山子」は、外部サポーターと協働で耕作放棄地の再生を行うほか、地元農産物や地域伝承の惣菜の販売による農産物のブランド化や伝統料理の継承に取り組んでいます。また、高齢者の出荷支援による栽培意欲の向上や、女性が中心の加工品開発・接客による女性の活躍の場づくりにも取り組んでいます。
  • 春木区(石川県鹿島郡中能登町) 取組概要(PDF : 702KB)

    中能登町でむらづくりに取り組む「春木区」は、化学肥料低減の環境保全型農業に長年取り組むほか、草刈り等を非農家も含め共同で実施し、地域ぐるみで農地を保全する意識の醸成や地域コミュニティの強化に取り組んでいます。また、祭りなどのイベントを活発に行い地域内のつながりを強化するだけでなく地区外の学生と情報誌を作成するなど積極的な交流を行っています。

2.北陸ブロック表彰式

北陸ブロックにおける農林水産大臣賞及び北陸農政局長賞の表彰式は年内の開催を予定しています。
詳細については、別途お知らせします。

お問合せ先

農村振興部 農村計画課

担当者:中村、平田
代表:076-263-2161(内線3415、3418)
ダイヤルイン:076-232-4531

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