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北陸農政局

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憧れていた酪農家を富山県で実現!

clover farm(クローバーファーム) 青沼光(あきら)さん(33歳)(高岡市) 

【取組内容】

平成27年に高齢の酪農家から経営を引き継いで就農。研修先で知り合った奥さんと二人で経営を始めました。乳牛7頭から出発し、現在は10倍の乳牛70頭を飼育しています。1日の生乳量は季節により変動はあるものの約1,000kgです。
生乳は、主に北陸酪農業協同組合連合会へ出荷していますが、一部、地域のショップとの連携で、ジェラートやソフトクリーム、パンなどの原料としても販売しています。
また、地域の稲作農家と契約した飼料用米や近隣のカット野菜工場から出る野菜くずを牛のエサとして活用し、飼料の地域循環と経費の節減に取り組んでいます。
なお、現在は富山県乳牛協会の会長も務めています。

【就農したきっかけ】

仲良く微笑むあきらさん(左)と奥様
仲良く微笑むあきらさん(左)と奥様

広島県広島市の出身で、実家は非農家でしたが、中学2年生の時にテレビで知った酪農の仕事に憧れ、広島県内の農業高校から大学の農学部を卒業したのち、酪農家を目指して長野県や富山県の牧場で研修生として働き、酪農の経験を積みました。
富山県での研修の合間に、独立するための牧場候補地を探していたところ、高岡市の稲作農家の方から、高齢により廃業を予定していた方を紹介いただき牧場を引き継いで、「clover farm」としてスタートしました。


【青沼さんから消費者の方へのメッセージ】

手綱を引くお子さん
手綱を引くお子さん

学校が休校となって、牛乳の消費が一時的に落ち込んでいます。牛乳の生産は一度減らしてしまうと、再び増産するために最低3年の期間を要します。牛乳は栄養豊富で、そのまま飲んでも美味しいですが、様々な乳製品や料理、お菓子等にも利用できる優れた食材の一つだと考えています。
農林水産省が推進している「プラスワンプロジェクト *」にご協力いただき、ご自身やご家族の健康のためにも、牛乳・乳製品の購入をよろしくお願い致します。



※日本の牛乳を救う「プラスワンプロジェクト」

牛と一緒に家族写真牛と一緒に家族写真

~毎日牛乳をもう(モ~)1杯。育ち盛りは、(モ~)1パック~
農林水産省では、酪農家を支えるため、牛乳やヨーグルトを普段より1本多く消費することを推進する「プラスワンプロジェクト」を2020年4月21日より開始しています。

【農林水産省HPへのリンク】
   https://www.maff.go.jp/j/chikusan/gyunyu/lin/plusone_project.html

掲載写真は、青沼さんから提供いただきました。

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