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関東農政局

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【トピックス】

    令和5年

        ーーーーー⇩以下、トピック記事⇩ーーーーー

        令和5年12月12日 水戸農業高校の生徒と地元就農者の農業座談会を開催しました!

        令和5年12月12日、地元就農者4名を講師に招き、水戸農業高校の生徒を対象とした「第2回プロから学ぶ農業座談会」を水戸農業高校と連携して開催しました。

        本座談会は、農業科目を主として学んできた同校の農業科2年生など計40名に、講師との自由な意見交換を通じて、農業の魅力ややりがいについて触れ、農業学習及び就農に対する生徒の興味関心を高めることを目的に令和4年度に引き続き開催したものです。

        当日、講師からは日頃の農作業の内容や仕事のやりがい・就農のきっかけなどについて紹介があったほか、高校生からは講師の説明を深堀りしようとする質問や意見が多く出されました。
        コーディネーターとして参加した当所職員はそれらを用紙に張り出し、見える化を行うことで講師と高校生のより活発な意見交換を図りました。

        座談会前後で行ったアンケート結果を比較すると、就農や農業系の進学に興味を示した生徒が増加しており、その要因を聞き取ると「座談会前は農業が仕事として成り立つのか不安だったが、有機農法によって付加価値の高い経営ができると感じ、農業にチャレンジしたいと思った」、「農地を持っていない自分でも、取組次第で農家になれると感じた」など個性豊かな講師の話に刺激を受けて、生徒が就農に前向きになる様子がうかがえました。

        本座談会を通じて、生徒の就農にかかる不安感を軽減し、農業に対する期待度を高めることができたと考えています。

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        また、令和6年2月28日に本取組の内容について茨城新聞に掲載しました。

        紙面には当日の様子に加え、講師から高校生へのエールや高校生の就農に前向きな感想をまとめています。

        今後も当事業所では地域の担い手育成に向けて、地元学校と連携した取組を行ってまいります。

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        令和5年10月25日 農業大学校・水戸農業高校でICT給水機の使用状況聴取会を実施しました!(スマート農業)

        令和5年10月25日、茨城県立農業大学校の学生及び水戸農業高校の生徒からICT自動給水機の使用状況の聞き取りを実施しました。
        これは同年5月下旬までに事業所が農業大学校及び水戸農高の実証ほ場にそれぞれ設置した2基のICT給水機について、1作期を通じて利用した意見等の把握を目的に実施したものです。(今年7月に実施した1回目の聴取会の内容はこちらから

        両校の学生からは、「使用するにつれてICT給水機への不安感は解消され、表示された水位を信じても大丈夫と感じた」、「ほ場の状況がスマートフォンで確認でき、水位を確認する手間が省けた」など省力化を実感する声があげられました。
        また、農業大学校の学生からは、「流し込み施肥を適切に行うための水口への流量計の設置」や「生育判定アプリとの連携を含めたカメラの設置」などICT給水機をより効果的に利用するための提案がありました。

        今回の聴取会では、両校の学生がICT給水機の導入に対する効果を実感し、更に効果的な利用に向けて検討を行っていることがわかりました。
        一方で、同年8月に開催した現地展示会(記事はこちらから)においては、農家を含む参加者の多くから、ICT給水機の導入にあたりその費用に高い関心が寄せられたところであり、現場でのスマート農業の普及に向けては、費用対効果にも目を向ける必要があります。
        今後、両校との活動を進めていく上では、学生に対してスマート農業の効果だけでなく、経済性等の課題に対しても情報提供や意見交換を行い、より実践的な取組にしたいと考えています。

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        また、令和6年2月19日に本取組の内容等について茨城新聞に掲載しました。

        紙面には、意見聴取会や展示会の様子に加えて、ICT給水機を用いた低コスト栽培の可能性や環境負荷を軽減した営農形態の確立に向けて研究されている茨城大学農学部黒田教授と、実際に営農現場で自動給水機を利用し、省力化を実現している有限会社横田農場横田氏に取材した内容をまとめています。

        スマート農業の推進に向けて、今後も教育機関と連携した取組や広報活動などに継続的に取り組んでまいります。
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        令和5年9月1日 御前山ダムにおける事前放流訓練を実施しました!

        事業所では、台風や大雨が予測される際に、御前山ダムにおいて洪水調節機能が発揮できるよう、防災の日である令和5年9月1日に「事前放流訓練」を実施しました。

        当日は、関係機関との連絡体制について確認した後、実際に放流操作を行いました。
        具体的には、放流開始の30分前から、ダムに設置されたサイレンや警報者による周囲への案内を行った上で、河川水位の急激な上昇が生じないよう充分に注意しながら、30分程度の時間をかけて放流の訓練を行いました。
        御前山ダムの洪水調節機能についてはこちらから


        令和5年8月10日 農業大学校・水戸農業高校でICT給水機の展示会を開催しました!(スマート農業)

        令和5年8月10日、当事業所は、茨城県立農業大学校、水戸農業高校との共催により、ICT給水機展示会を開催しました。
        地元農業者を含む参加者は、両校ほ場で運用中のICT給水機の操作にかかる遠隔・自動化、デジタル記録化等の機能の紹介を受けた後、実際に使用している教諭・学生による携帯端末を用いた水管理作業の実演を見学しました。

        参加者からは、導入にかかるイニシャルコストのほか、通信費用等のランニングコストについてやバッテリーの交換次期、市販品との互換性などコストに関する質問が多くなされ、導入に当たっては、経済性に対する関心が高いことを実感しました。

        今回の展示会では、参加者に対してICT給水機の使用に関するリアルな情報提供を行うことができたと考えており、今後もスマート農業の推進に向けて、情報提供や学生の実践的教育の場の提供を行ってまいります。

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        令和5年7月10・12日  水戸農業高校の生徒を対象に現場実習会を開催しました!

        令和5年7月10日及び12日、御前山ダムにおいて水戸農業高校土木科の2年生40名を対象に現地実習会を開催しました。
        本実習は、当地区を題材とした技術実習の充実及び職業選択に資する情報提供を目的として、昨年度に引き続き水戸農業高校と連携して開催したものです。

        当日は、ダムの管理棟で事業所若手職員からダムの諸元及び役割について説明した後、事業所職員が毎月行っている点検ルートに倣い、監査廊の踏査体験を行いました。
        生徒からは、「ダムが持つ3つの役割など、ダムには様々な機能があることを知った」、「管理作業の体験など、今回の実習のおかげで職業選択の幅が広がった」などの感想が得られました。
        御前山ダムの持つ3つの役割についてはこちらから

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        また、同年9月20日に本取組の内容等について茨城新聞に掲載しました。
        これは、新聞紙面を用いて広報活動を行うことで、地域の方々に取組を認知いただき、取組の波及的な効果の発現を目指して実施したものです。

        当事業所では御前山ダムでの実習及び最新機器を用いた測量実習を通じて、生徒の農業用インフラに対する理解を深め、今後の職業選択の一助にすることができたと考えています。
        今後も、当事業で整備した農業用インフラを、将来にわたって利用いただく地域の担い手を確保するため、教育機関と連携した取組を進めてまいります。
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        令和5年7月3日 農業大学校にてICT給水機の使用状況聴取会を開催しました!

        令和5年7月3日、茨城県立農業大学校の学生と教諭からICT給水機の使用状況聴取会を開催しました。

        本聴取会は、同年5月下旬に事業所が農業大学校の実証ほ場に設置した2基のICT給水機について、約1か月間の使用に係る使い勝手や意見等の把握を目的に実施したものです。10月頃に2回目を予定しています。

        学生からは水管理の省力化に係るICT給水機の導入効果について、「帰省した実家からでも水位調整等が可能」「バルブ開度、水位上昇程度当からほ場の水持ち(減水深)を把握することが可能となった」等の効果も挙げられました。

        今回の聴取で、将来の法人就農を目指す学生が中心となり、ICT給水機による水管理の省力化及びその有効活用策の検討に意欲的に取り組んでいることが確認できました。

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        令和5年6月15日 最新機器を活用した高校の実習授業を開催しました!

        令和5年6月15日、水戸農業高校農業土木科の3年生30名を対象に、最新の測量機器を使った実習授業を開催しました。

        本授業は、高校では実習用機器を最新なものに買い替えることが困難な状況を受けて、(ア)同校に無い最新機器の実技指導等による実習授業の充実、(イ)職業の選択肢として測量・設計に係る業種を見出すこと、を目的に茨城県土地改良事業団体連合会と連携して開催したものです。

        同土地改良事業団体連合会から、GNSS測量の概要、測位、電子基準点等について説明し、その後、屋外でGNSS測量と高校所有機器に比べ高機能なトータルステーションの実技指導を行いました。

        生徒達からは、「機器を水平にするのが難しい」「データ確認用画面と水平確認のための気泡を視野に入れるのが難しい」等の感想があり、授業充実に貢献できました。

        また、「ハイテクな機器による貴重な実習体験を就職先でも役立てたい」等のコメントがあり、職業の選択肢が広がることにも繋がり本取組の効果を実感しました。


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        令和5年5月30日 御前山ダムにて地元小学校への見学会を開催しました!

        令和5年5月30日、地元小学校の3年生30名を対象に、当事業で建設した御前山ダムの見学会を開催しました。

        本見学会は地域の暮らしと農業を支える御前山ダムの役割や設備について学習することを目的に、同校との連携により昨年に引き続き開催しました。

        見学会では、始めに事業所職員から当事業の概要や御前山ダムの役割・構造について説明をおこなった後、新たな試みとして農業と水にまつわるクイズを出題しました。イラストパネルを用いながら参加型形式の説明を行ったところ、関心をもって参加してくれました。

        その後、普段は立ち入ることのできないダム管理棟内の管理制御システムや監査廊内を見学し、ダムからの取水や日常の安全点検の方法、地震計・水圧計などの計測機器に関する説明を興味深く聞いていました。

        児童からは、「御前山ダムの役割がわかった」「地下深くにこんな場所があって驚いた」等の感想が得られ、御前山ダムの役割に対する理解を深めている様子でした。

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        令和5年5月22日 農業大学校生へのICT給水機利用に関する説明会を開催しました!

        令和5年5月22日、茨城県立農業大学校の学生などを対象として、ICT給水機利用に関する説明会を開催しました。

        本説明会は、農業大学校と当事業所との間で締結した「スマート農業の普及・実践的教育のための実証圃場の設置・運用に関する協定書」に基づき、農業大学校普通作コースの学生及び教諭対象に、実習での利用を予定してるICT給水機について、本給水機メーカーの職員も講師として開催したものです。

        当日は、学生28名及び指導教諭4名が参加し、ほ場でメーカー担当者から実際のICT給水機の操作も交えながら操作方法や管理方法の説明が行われました。

        説明終了後、学生からは「ICT給水機をれんこん栽培用に改造することは可能か」「機器の導入費用はいくらか」「非かんがい期におけるICT給水機の管理方法はどのようにすればいいか」など多数の質問がありました。

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        令和5年4月8日  令和5年度 御前山ダム 春の一般開放イベントを開催いたします!

        関東農政局那珂川沿岸農業水利事業所では、茨城県常陸大宮市にある御前山ダムにて、一般開放イベントを令和5年4月8日(土曜日)に開催いたします!

        このダムは、那珂川の沿岸にある田んぼや畑で使用する水を貯めるために、農林水産省が行う事業にて平成24年に完成したものです。

        イベントでは、普段は決して入ることのできないダム内部(監査廊)に突入できるほか、農業や水にまつわる楽しいクイズや豆知識もご紹介します。

        また、那珂川の周辺では、イチゴや干し芋などのほか、温泉や偕楽園などの歴史建造物、海鮮物も楽しめます。

        春の週末を茨城県の御前山ダムで過ごしてみませんか? 

        <イベント詳細>

        御前山ダム一般開放イベント

        日時:令和5年4月8日(土曜日)

        時間:9時から15時30分まで(時間内は施設敷地を解放しています)

        概要:ダム管理所(操作室)でのダムや農業・水に関するお話とダム監査廊(ダム堤体内部)の見学ツアー

        ツアー第一回:10時から約1時間

        第二回:13時から約1時間

        (ツアーへの参加を御希望の方は上記時間にダム管理所へお越しください。なお、事前予約は不要です)

        場所:茨城県常陸大宮市下伊勢畑御前山ダム管理所及びダム堤体上部

        お問い合わせ先:関東農政局那珂川沿岸農業水利事業所調査設計課

        電話番号:029-227-7571

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        お問合せ先

        関東農政局那珂川沿岸農業水利事業所

        調査設計課
        代表:029-227-7571

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