このページの本文へ移動

関東農政局

メニュー

3.農業の概要【管内の自然と農業】

 1.地勢 2.主要河川の概要 3.農業の概要4.農地の整備状況 5.農業生産の状況 

農家戸数

  平成27年における管内の農家戸数は、約33万1千戸、農家率(総世帯数に占める農家戸数の割合)は2.2%となっています。全国の農家率は4.0%であり、利根川水系管内の割合は低くなっています。県別の農家戸数では、茨城県が約8万8千戸と最も多く、次いで埼玉県の約6万4千戸、千葉県の約6万3千戸と続いており、東京都だけは約1万1千戸と極端に少なくなっています。
   農家率を見ると、管内では県によって差が激しいことが分かります。最も割合が高いのは茨城県の7.8%、ほとんど差が無く栃木県が7.3%、群馬県で6.5%とこの3県は約1割程度が農家です。一方、都心に近い埼玉県(2.2%)や千葉県(2.4%)の農家率は低く、東京都では1%に満たない状況です。管内の農家率は2.2%ですが、これは圧倒的に人口の多い東京都の農家率が全体に大きく影響していることが分かります。
   なお、昭和60年から5年ごとの農家戸数の推移は、一貫して減少傾向にあり、5年毎に10%前後減少しています。

●管内の県別農家戸数(平成27年)


資料:農林水産省「2015年農林業センサス」、総務省「平成27年国勢調査」

●管内の農家戸数の推移

 

資料:農林水産省「農業センサス(1985年、1995年)」、「世界農林業センサス(1990年、2000年)」、「農林業センサス(2005年、2015年)」
※昭和60年の農家戸数は、平成2年以降の農家の定義に基づき再計算した数値(農林業センサス累年統計書-農業編-(明治37年~平成22年)より)。

耕地面積

平成30年における管内の耕地面積は、約56万4千ha、耕地率(総土地面積に占める耕地面積の割合)は18.8%となっており、全国の耕地率(11.7%)を大きく上回っています。これは、日本一広い関東平野の耕地率が大きく寄与しているものと考えられます。
   県別の耕地面積は、農家戸数同様、茨城県が最も多く約16万6千ha、次いで千葉県の12万5千haとなっていますが、栃木県は約12万3千haと、農家戸数で上回る埼玉県(約7万4千ha)よりも多くなっています。
   耕地率でみても茨城県が27.2%と最も高く、次いで千葉県が24.3%、埼玉県(19.7%)と栃木県(19.2%)もそれぞれ約2割を耕地が占めています。
昭和60年から5年ごとの耕地面積の推移は、農家戸数同様、一貫して減少傾向にあります。
 

●管内の県別耕地面積(平成30年)

 03-1-H30.jpg

資料:農林水産省「平成30年耕地及び作付面積統計」、国土地理院「平成30年全国都道府県市区町村別面積調査」

 ●管内の耕地面積の推移

 
資料:農林水産省「耕地及び作付面積統計(昭和60年、平成2年、平成7年、平成12年、平成17年、平成22年、平成27年)」

お問合せ先

利根川水系土地改良調査管理事務所
〒277-0831 千葉県柏市根戸471-65
電話番号:04(7131)7141 FAX番号:04(7133)3527