スマート農業推進フォーラム 2022 in 関東~みどりの食料システム戦略の実現に資するスマート農業技術~」のアーカイブ動画を公開
関東農政局では、令和4年11月22日(火曜日)に、「スマート農業推進フォーラム2022 in 関東~みどりの食料システム戦略の実現に資するスマート農業技術~」を開催しました。
スマート農業は、わが国が直面する労働力不足や担い手の高齢化等の課題を克服していくために大切な取組ですが、同時に「みどりの食料システム戦略」に示されているように、環境と調和のとれた食料システムを確立するためには、環境への負荷低減と生産性の向上の両立を図っていくことが不可欠です。このため、多くの農業者の方々が環境との調和にも役立つスマート農業技術の導入に最初の一歩を踏み出せるようスマート農業技術の現状と普及に向けた課題についての講演と、スマート農業実証プロジェクトの取組事例を紹介しました。
オンラインでの開催でしたが、当日は、全国から大勢の方々にお申込みいただき、「スマート農業技術の具体的な事例を詳しく知ることができた」「多数の事例紹介は参考になった」などのお声もいただきました。
当日のアーカイブ動画を掲載しますので、ご活用いただければ幸いです。
また、「スマート農業技術マッチングon the WEB」も引き続きWEB上に掲載しておりますので、是非ご覧ください。
スマート農業技術マッチング on the WEB 2022:関東農政局 (maff.go.jp)
プログラム
1.1stSTAGE<スマート農業推進フォーラム>
開会挨拶
関東農政局 大角 亨 局長
農研機構 中日本農業研究センター 中村 ゆり 所長
メイン講演
「みどり戦略に向けたスマート農業の現場」
(株)日本農業サポート研究所代表取締役 福田 浩一 氏
事例発表:関東管内のスマート農業実証プロジェクトの状況
農研機構中日本農研センター研究推進部研究推進室
スマート農業コーディネーター(上越研究拠点) 高橋 明彦 氏
令和2年度採択スマート農業実証プロジェクト事例紹介
~環境保全~
◆アグリ山﨑スマート農業実証コンソーシアム
最新技術導入による輸出用高品質米生産体系での環境保全型スマート農業の実証
代表 岩手大学農学部食料生産環境学科教授 飯田 俊彰 氏
~持続可能な農業、生産から販売までのモデル~
◆新しい時代を切り開く直売型スマートイチゴ生産・経営モデル実証コンソーシアム
直売イチゴ経営におけるスマートフードチェーン構築によるデータ駆動型高収益経営体系の実証
代表 茨城県農業総合センター園芸研究所野菜研究室主任研究員 本間 貴司 氏
~持続可能な農業、匠の技の継承~
◆匠の技による高品質シャインマスカット生産実証コンソーシアム
高品質シャインマスカット生産のための匠の技の「見える化」技術の開発・実証
代表 (株)YSKe-com常務取締役 山下 善雄 氏
スマートサポートチームの紹介
群馬県昭和村いちごコンソーシアム活用推進担当者 柳沼 草介 氏
★講演・事例発表等の資料はこちらからご覧いただけます。
2.2ndSTAGE<スマート農業技術マッチング>
スマート農業技術マッチングはこちら!
関連情報
スマート農業実証プロジェクトの成果報告
(ア)令和2年度採択地区の実証成果はこちらです。
(イ)令和2年度(緊急経済対策)労働力不足の解消に向けたスマート農業実証の実証成果はこちらです。
(ウ)令和3年度採択地区の取組事例はこちらです。
(まだ、実証成果は公表されていません。)
関東地区の「みどりの食料システム戦略」技術カタログ
~みどりの食料システム戦略の“KPI”ごとの一覧表~
現在公開中の「みどりの食料システム戦略」の技術カタログのうち、関東管内の既存カタログから、みどりの食料システム戦略のKPI達成に向けて、活用可能な技術をKPIごとにまとめました。どうぞ、御活用ください。(問合せ先は各々の技術カタログの右上に記載されています。)1 | みどりの食料システム戦略のKPI | 技術カタログ | |
2 | 化石燃料を使用しない園芸施設への完全移行 | 詳しくはコチラ | |
3 | 化学農薬使用量(リスク換算)の50%低減 | 詳しくはコチラ | |
4 | 化学肥料使用量の30%低減 | 詳しくはコチラ | |
5 | 耕地面積に占める有機農業の割合を25%拡大 | 詳しくはコチラ |
「農業支援サービス事業」の関係情報はこちらです。
農業支援サービス情報表示ガイドラインに基づく整理表(事業者提供情報一覧)はこちらです。
お問合せ先
生産部生産技術環境課
担当者:スマート農業推進フォーラム事務局