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近畿農政局

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地域の自然

                         

1.位置

  亀岡盆地は、京都市の嵐山から山ひとつ越えたところにあり、大部分が亀岡市域です。嵐山付近からは直線距離にすれば6km程しか離れていませんが、京都縦貫自動車道では約10kmの距離があります。
  二つの都市を隔てるのは、本能寺の変で名高い老ノ坂峠(おいのさかとうげ)。明智光秀の軍が通った街道です。トンネルが開通していない時代は、細く険しい峠を通らなければならなかったため、京都とは近くて遠い関係にありました。また山陰道の入り口として、日本海側と畿内(きない)を結ぶ役割を担ってきました。

2.川

  亀岡盆地の中央を流れるのが桂川(地元では大堰川(おおいがわ)もしくは保津川)。この川へは、図のように周辺の山々から七谷川や千代川、愛宕川(あたごがわ)など多くの小河川が流れこんでいます。
  亀岡盆地は極めて平らであり、川の上流部と下流部の高低差はわずか10m前後で勾配も緩やかです。そのため桂川は流路も定まらぬまま東側の平地を乱流していたらしく、用・排水路として利用している古川は、桂川の旧河道だといわれています。これに対して、東側にそそり立つ山から流れこむ川は、水源地からの距離も短いため流れが急であり、平地では小さいながら扇状地を形成しています。
山から多くの土砂を堆積し、天井川となっています。

 3.気候

  本地区の気候は内陸性で、年平均気温は13.5℃、年平均降水量は1300mmであり、日本全国の年平均降水量約1700mmと比較すると、約8割程度となっています。
また、亀岡市は夏と冬の気温差が大きく、朝と夜の気温差も大きいという盆地特有の気候で秋から冬にかけて霧が多く発生します。

お問合せ先

亀岡中部農地整備事業所

ダイヤルイン:0771-29-0260

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