環境への配慮・取組
和歌山平野における環境への配慮・取り組みについて解説しています。 |
1.環境配慮の基本方針
関係市の田園環境整備マスタープラン等との整合を図り、本地域の有する生態系及び景観との調和に配慮します。
従来から農業用水や施設が有している環境・景観等の機能を保全するとともに、農家のみならず行政や地域住民も含めて「地域の環境を保全する」という共通認識をもち、地域が一体となって取り組むことが重要です。
先人から受け継がれてきた和歌山平野特有の自然・景観及び歴史的資産などを保全し、次世代に継承を図っていくことが重要です。
2.環境配慮を行う主要工事毎の配慮内容
生態系に配慮した施設
排水路
生き物調査の結果や地域住民や学識経験者の意見等を踏まえ、メダカ、ドジョウ、リュウノヒゲモを対象に排水路の一部に生物の隠れ場等の生息・生育区間を確保します。
名草排水路(現況)
(改修のイメージ)
農村景観との調和に配慮した施設の検討
排水機場
排水機場の色やため池法面の色彩を大地や空を感じさせる自然色にし、また、一部の排水路の側壁に化粧型枠を用いることによって、周辺の景観との調和を図ります。
【アースカラー(自然な色合い)をデザインコードとした現況排水機場建屋の景観シミュレーションの事例】
現況 | 白系 (雲のイメージ) |
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茶色系 (土のイメージ) |
青系 (空のイメージ) |
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洪水調整池
洪水調整池において、法面の緑化等による周辺景観との調和に配慮します。
(法面緑化のイメージ)
お問合せ先
和歌山平野農地防災事業所
〒640-0413
和歌山県紀の川市貴志川町神戸327-1
TEL:(0736)65-3360