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事業の目的・内容国営かんがい排水事業『横手西部地区』について、パンフレットを作成いたしました。下記のPDFファイルをご覧ください。 事業の目的この地区は、秋田県南東部の横手盆地の南部に位置し、横手市及び大仙市にまたがる9,102haの水田地帯です。 この地区の営農は、稲作を中心に、水田の畑利用による野菜等を組み合わせた複合経営を展開する県内有数の農業地帯です。 この地区の排水施設は、国営雄物川筋土地改良事業(昭和21年度~昭和55年度)及び県営かんがい排水事業(昭和40年度~昭和61年度)により造成され、これまで湛水被害の軽減に寄与してきたが、降雨形態の変化及び土地利用の変化に伴い排水能力以上の排水が施設に流入し、たびたび湛水被害が発生しています。 また、排水施設は、造成後相当の年数が経過しており、老朽化が著しいことから、施設の維持管理に多大な経費と労力を要しています。 このため、本事業において、施設への流入量の増加に対応した排水計画を構築するとともに、老朽化した幹線排水路を改修し、併せて関連事業において、支線排水路を改修することにより、施設の維持管理の軽減及び湛水被害の防止を図り、農業生産の維持・向上と農業経営の安定を図ります。 地積及び事業面積地積
事業面積
主要工事計画
総事業費
工期
事業概要図事業効果1.農業生産性向上効果本事業及び関連事業の実施に伴う、農用地や排水施設の改修、排水管理施設の設置等により、水利条件・ほ場条件が改良され、水稲の反収増加や、水田の畑利用による作物の増産効果が期待されます。 2.農業経営向上効果(営農経費節減効果)本事業及び関連事業の実施に伴い、営農技術体系、経営規模等が変化することによって、作物生産に要する費用の軽減が期待されます。 3.農業経営向上効果(維持管理費節減効果)本地区の土地改良施設は、昭和20~50年代に築造されたため、老朽化が著しく機能低下が生じており、それを補うために多大な維持管理費を要しています。本事業及び関連事業において、これら土地改良施設を改築し近代的な施設にすることにより、維持管理費の軽減が期待されます。 4.災害防止効果本事業及び関連事業の実施による施設の新設又は更新により、洪水、土砂流出、地盤沈下等の災害の発生に伴う農作物、農用地、農業用施設等の農業用関係資産、一般資産及び公共資産の被害の防止又は軽減が期待されます。 5.地域用水効果本事業及び関連事業の実施による施設の新設又は更新により、集落等の地域が必要としている防火施設としての機能が維持されることで、利用経費の節減が期待されます 6.景観・環境保全効果本事業及び関連事業の実施による施設の新設又は更新に伴い、施設の機能を維持しつつ、周辺の景観や親水性、環境との調和に配慮した設計・構造にすることにより、生活環境や利便性の向上と豊かな生態系が保全される効果が期待されます。 事業位置図事業地域の様子
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お問合せ先
平鹿平野農業水利事業所〒013-0051 秋田県横手市大屋新町字大平99-39
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