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東北農政局

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岩手フォトレポート(令和7年度)

令和7年度

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新着情報

遠野市特産のホップ栽培に取り組む地域おこし協力隊と意見交換を行いました(2025年11月26日)NEWアイコン

遠野市では農業関連の地域おこし協力隊員が現在12名(11月時点)在籍し、特産のホップ栽培やどぶろく、観光、商品開発など多彩なプロジェクトに取り組んでいます。特産のホップ栽培に携わる、ビール好きな2年目の隊員4人に集まっていただき、活動の様子や生産者との連携、課題や目標などについてお話しいただきました。
前職で培ったスキルを持つ隊員が、地域住民と協働しながら課題解決や新事業の創出に挑戦することで、地域に新しい風を吹き込む存在となっている様子が伺えました。

意見交換の様子
意見交換の様子
協力隊員
ホップ栽培等に取り組む
左から高橋勇大さん、髙橋康児さん
協力隊員
ホップ栽培等に取り組む
左から吉目木築さん、山口一也さん
遠野市商工労働課の佐々木利幸課長
地域への波及効果などについて話す
遠野市商工労働課の佐々木利幸課長
ホップ
ホップはツル性の植物で、
ビールの香りや苦味、泡立ちの原料
(画像:遠野市役所提供)
ホップの棚
夏に現れる高さ5メートルの棚は
まるで緑のカーテン
(画像:遠野市役所提供)

岩泉町長及び田野畑村長と意見交換を行いました(2025年11月26日)NEWアイコン

岩泉町と田野畑村を訪問し農業政策について意見交換を行いました。
岩泉町の中居健一町長からは、日本人メジャーリーガーの紹介で有名になった「岩泉ヨーグルト」の販売促進や畑わさびの担い手の確保について、民間企業との新商品の開発や地域おこし協力隊制度の活用など、町と第三セクター等が連携して取り組んでいるとのお話がありました。
田野畑村の佐々木靖村長からは、生産量日本一のアイガモについて、新ブランド「岩手三陸 たのはた鴨」のPRを強化して、田野畑村のアイガモ生産の更なる拡大を図り、農畜産業の振興とともに地域活性化を進めていきたいとお話がありました。

中居町長と中邨地方参事官
中居町長(左)と中邨地方参事官
意見交換の様子
意見交換の様子
岩泉ヨーグルト
もっちりとした食感が特徴の岩泉ヨーグルト
(画像:岩泉町提供)
佐々木村長と中邨地方参事官
佐々木村長(右)と中邨地方参事官
意見交換の様子
意見交換の様子
たのはた鴨の鍋
たのはた鴨の旨味を堪能できる鍋
(画像:田野畑村提供)

富士大学の学生に環境をテーマとした食料生産の現状等について講義を行いました(2025年11月25日)

花巻市に所在する富士大学を訪問し、「循環型社会の基本構造」及び「六次産業化論」(担当 海邉健二 教授)を履修する学生約80名を対象に、食料生産の現状や「みどりの食料システム戦略」をはじめとする環境保全型農業の取組、さらに農村政策における6次産業化の事例などについて説明しました。
学生にとって、食料生産や農業、農村の現状や課題に触れる機会は多くありませんが、講義を通じて身近な食べ物や環境問題への理解を深めるきっかけとなりました。今後も、こうした情報発信を通じて、持続可能な農業や地域振興への関心を高めていきます。

講義の様子
講義の様子
説明する県拠点職員
みどりの食料システム戦略等について
説明する県拠点職員
対面とオンラインを併用して実施
対面とオンラインを併用して実施

二戸市の漆の郷づくり推進課を訪問しました(2025年11月25日)

二戸市は国産漆の約8割を生産する日本随一の産地です。国が文化財修復に国産漆を使用する方針を示した平成27年以降、需要が増加し、市では人材育成や原木確保に取り組んでいます。
持続的な漆産業を目指し、漆掻き職人だけでなく、道具を作る鍛冶職人や漆器製作の木地師、塗師の後継者を育成するほか、国有林の活用や民間企業の支援を受けて原木を確保するなど、産地全体で漆の未来を支える取組が進められています。

二戸市漆の郷づくり推進課の内田将裕係長
漆産業の取組を説明する
二戸市漆の郷づくり推進課の内田将裕係長
漆採取後に木を休ませる様子
漆を採る際は下から短く刻み、
採取後は約4日間木を休ませる
漆器
漆器は市内の工房「滴生舎」や
お土産店で購入できる
(画像:うるしの國・浄法寺提供)
原木を育てる活動
民間企業の協力の下
原木を育てる活動が広がる
漆の木
1本の漆の木から1シーズンで採れる漆の量は
牛乳瓶1本分程度

富士大学で東北農政局の業務説明等を行いました(2025年11月14日)

花巻市に所在する富士大学を訪問し、経済学部の2年生113名を対象に、東北農政局の業務内容や食料をめぐる情勢について説明しました。若手職員3名とのフリートークも行い、学生の皆さんからは「試験勉強はいつから始めたのか?」、「職場の雰囲気は?」などの質問をいただき、東北農政局について知っていただく良い機会となりました。

講義の様子
講義の様子
東北農政局の業務内容について説明する県拠点職員
東北農政局の業務内容について
説明する県拠点職員
食料をめぐる情勢について 説明する県拠点職員
食料をめぐる情勢について
説明する県拠点職員
公務員試験について質問する学生
公務員試験について質問する学生
学生からの質問に答える若手職員
学生からの質問に答える若手職員

農事組合法人となん、株式会社兼平製麺所及び株式会社マイスター日の本と「米粉の利用拡大」について意見交換を行いました(2025年11月10日)

要望書の手交後の意見交換では、水稲・麦・大豆を中心に生産する農事組合法人となんの平野友則代表理事組合長からは「米粉用米について、生産者が安心して生産に取り組める施策を図っていただきたい」と発言がありました。また、米粉用米を利用している株式会社兼平製麺所の菊地純取締役営業部長及び、株式会社マイスター日の本の八重樫学専務取締役営業統括部長からは「良質な米粉用米の安定供給と盛岡産米の利用を含めた消費拡大を進めていきたい」との発言がありました。

平野代表理事組合長(右)から 中邨地方参事官に要望書を手交
平野代表理事組合長(右)から
中邨地方参事官に要望書を手交
中邨地方参事官、平野代表理事組合長ほか
左から中邨地方参事官、平野代表理事組合長、
南野法人事務局長、菊地営業部長、
八重樫専務取締役営業統括部長
米粉利用拡大に向けた意見交換の様子
米粉利用拡大に向けた意見交換の様子
米粉麺
もちもち食感が特徴の米粉麺は
ラーメン、じゃじゃ麺、冷麺等に展開
(画像:農事組合法人となん提供)
チョコブラウニー
米粉を使用したしっとり食感の
チョコブラウニー
(画像:農事組合法人となん提供)
ひとめぼれ
米粉のお米は「ひとめぼれ」を使用
(画像:農事組合法人となん提供)

岩手県立大学の社会福祉学部の学生に国の農業政策等について講義を行いました(2025年11月10日)

滝沢市に所在する岩手県立大学を訪問し、社会福祉学部の4年生11名を対象に、食料供給をめぐる情勢や食料・農業・農村基本法、基本計画のポイント、農村における現状や課題、現場における取組事例などについて説明を行いました。
将来の社会福祉の現場を担う学生にとって、普段触れる機会の少ない食料・農業・農村等に関する現状や課題、国の農業施策等の知識を得ることで、福祉の枠を超えた広い視野を持ち、農福連携をはじめ地域社会の多様な課題に向き合う契機となることが期待されます。

講義の様子
講義の様子
説明する県拠点職員1
食料・農業・農村基本計画等について
説明する県拠点職員
説明する県拠点職員2
農村の振興等について
説明する県拠点職員

平泉町長及びJAいわて花巻代表理事組合長と意見交換を行いました(2025年11月6日)

中邨地方参事官が関係機関を訪問し農業政策について意見交換を行いました。
平泉町の青木幸保町長からは、世界文化遺産などの町の4つの遺産について触れ、自然景観の保全や、観光業と農業をリンクさせた取組をしていきたいなどのお話がありました。
また、JAいわて花巻の髙橋利光代表理事組合長からは、中山間地域農業のほ場整備の実態、米の集荷状況や現在の米価高騰に対する考えなどについてお話がありました。

平泉町長と中邨地方参事官
【平泉町】青木町長(左)と中邨地方参事官
平泉町での意見交換の様子
【平泉町】意見交換の様子
平泉町長
【平泉町】青木町長
JAいわて花巻代表理事組合長と中邨地方参事官
【JAいわて花巻】髙橋代表理事組合長(左)と
中邨地方参事官
JAいわて花巻での意見交換の様子
【JAいわて花巻】意見交換の様子
JAいわて花巻代表理事組合長
【JAいわて花巻】髙橋代表理事組合長

奥州市の株式会社菅野農園を訪問し意見交換を行いました(2025年11月6日)

菅野農園では、りんごを中心に様々な果樹栽培を行っています。農園がある江刺地域では、昼夜の寒暖差と果樹栽培に適した豊かな土壌を活かし、「江刺りんご」の栽培が行われています。
代表取締役の菅野千秋さんによると、今年のりんごは猛暑や干ばつ等によりやや小ぶりながらも、台風等の被害はなく、色づき・甘みともに抜群とのことです。菅野さんは、「甘さとジューシーさが自慢の江刺りんごは、贈り物にもピッタリ。江刺りんごを心待ちにしているお客様にぜひ味わってほしいです!」と笑顔で話してくれました。

りんごを手に今年の出来栄えを話す菅野代表取締役
りんごを手に今年の出来栄えを話す
菅野代表取締役
下枝まで真っ赤なりんごが実っている様子
木の空間をとった管理仕立てにより
下枝まで真っ赤なりんごが実っていました
意見交換の様子
意見交換の様子
サンふじ
日の光をいっぱいに浴びて
真っ赤に染まった「サンふじ」
熊の被害
甘みと香り高さが特徴の「はるか」は
熊の被害で数個しか残っていない木も
熊の被害対策で罠を設置
熊の被害対策で罠を設置

山田町長及び釜石市長と意見交換を行いました(2025年10月30日)

山田町と釜石市を訪問し農業政策について意見交換を行いました。
山田町の佐藤信逸町長からは、人口減少により農業を含む一次産業全般では後継者不足が課題となっているが、若い人が魅力の持てる産業にしていきたいとのお話がありました。
釜石市の小野共市長からは、甲子柿(かっしがき)等の釜石の地域特産物のブランド化の取組をはじめ、今後の米政策への期待や食料安全保障についてお話がありました。

佐藤町長から説明を受ける中邨地方参事官
佐藤町長(左)から町の震災復興状況について
説明を受ける中邨地方参事官
意見交換の様子
意見交換の様子
佐藤町長と中邨地方参事官
佐藤町長(左)と中邨地方参事官
小野市長へ説明する中邨地方参事官
小野市長(左)へ岩手県拠点の概要を
説明する中邨地方参事官
意見交換の様子
意見交換の様子
小野市長と中邨地方参事官
小野市長(左)と中邨地方参事官

奥州市衣川の「星の広場」と意見交換を行いました(2025年10月28日)

「デジ活」中山間地域として登録されている奥州市衣川北股地区を訪問し、農村RMOの実施主体である「星の広場」の皆さんと意見交換を行いました。
同組織では、東北学院大学等と連携しながら、地域課題の解決に向けてさまざまなチャレンジを進めています。SNSなどのオンラインプラットフォームを活用し、地域内外の登録者が情報を発信・共有できる仕組みづくりを通じて、関係人口の増加を目指しています。また、デジタル技術を活用した鳥獣被害対策の実証実験にも挑戦しており、地域の未来を見据えたチャレンジが続いています。

星の広場の高橋進事務局次長と構成員の皆さん
星の広場の高橋進事務局次長(中)と
構成員の皆さん
東北学院大学の坂本泰伸教授
北股地区でデジタル支援をしている
東北学院大学の坂本泰伸教授
意見交換の様子
意見交換の様子
webによる意見交換の様子
農村振興局(左)とのWebによる
意見交換の様子

奥州市の株式会社森岡ファームを訪問し意見交換を行いました(2025年10月24日)

森岡ファーム(代表取締役森岡勝也)では、米づくり一筋に取り組み、ひとめぼれを中心に、有機質肥料を活用した特別栽培米の生産や秋耕の実施など、環境にやさしい農業を実践しています。
今年は猛暑による品質低下も心配されましたが、会長の森岡誠さんによると、お盆を過ぎてから秋風が吹き始め、夜間の気温が下がったことで昼夜の寒暖差が生まれ、結果的に品質の良いお米が収穫できたとのことです。「地域の今ある農地を大事に米づくりを維持したい」との思いで日々の作業に励んでいます。

森岡会長
今年の作柄についてお話する森岡会長
意見交換の様子
意見交換の様子
秋耕が行われるほ場
秋耕が行われるほ場では
ひこばえが伸びて秋風に揺れていました

岩手大学で国の農業政策等について講義を行いました(2025年10月16日、23日)

岩手大学農学部の学生に対して16日、6次産業化論の講義において、地域資源や農産物を活用した付加価値や新たな事業の創出等について、岩手県内の取組事例を交えて説明しました。
また、当日は大臣官房秘書課の採用担当者も同行し、農林水産省の業務内容やキャリア形成等について説明と意見交換を行いました。
23日には、ポストハーベスト工学の講義において、農林水産物・食品の輸出拡大に向けた取組、みどりの食料システム戦略の説明を行いました。学生からは、輸出に係る商談例やみどり戦略における企業との連携に関する質問等がありました。

講義の様子(16日)
講義の様子(16日)
「地域資源活用価値創出(6次産業化)」について説明する県拠点職員
「地域資源活用価値創出(6次産業化)」
について説明する県拠点職員
「農林水産省の業務等」について説明する大臣官房職員
「農林水産省の業務等」について
説明する大臣官房職員
講義の様子(23日)
講義の様子(23日)
「農林水産物・食品の輸出拡大」について説明する県拠点職員
「農林水産物・食品の輸出拡大」について
説明する県拠点職員
「みどりの食料システム戦略」について説明する県拠点職員
「みどりの食料システム戦略」について
説明する県拠点職員

葛巻町長と意見交換等を行いました(2025年10月20日)

葛巻町を訪問し、鈴木重男町長と農業政策について意見交換を行いました。
鈴木町長からは、家畜排せつ物と町内で回収した生ごみを活用したバイオガス発電の取組や、耕作放棄地対策等についてご説明いただきました。また、将来的には町産木材を活用した立体型牛舎を建設し、農林業の連携による新たなモデルの構築を目指したいとの力強い展望も伺いました。
意見交換の後には、畜ふんバイオガスプラントを訪問し、家畜排せつ物と生ごみを活用した発電とたい肥化するまでの工程の説明を受けました。

鈴木町長
葛巻町の農業の現状や未来の町政等を
熱く説明する鈴木町長
鈴木町長と中邨地方参事官
鈴木町長(右)と中邨地方参事官
くずまき鍋
鈴木町長がお薦めする「くずまき鍋」
(画像:葛巻町提供)
バイオガスプラント
くずまき高原牧場内の
畜ふんバイオガスプラント
(画像:くずまき高原牧場提供)
発電とたい肥化の説明図
家畜排せつ物と生ごみを活用した
発電とたい肥化の説明図
町担当者から説明を受ける中邨地方参事官
町担当者から説明を受ける中邨地方参事官(右)

軽米町長と意見交換を行いました(2025年10月15日)

軽米町を訪問し、山本賢一町長と農業政策について意見交換を行いました。
山本町長からは、町内において国産飼料の生産・利用拡大に取り組む若手農業者の活躍や、農地の大区画化に向けた課題についてご説明いただきました。また、江戸時代から続く馬産地としての伝統を継承するため、地域おこし協力隊の募集を行っていることや、春・秋に開催される県内唯一の馬のせり市場には全国から買い手が訪れるなど、地域の魅力と活性化に向けた具体的な取組についてもお話しいただきました。

山本町長
軽米町の農業の現状と可能性を語る
山本町長(左)
山本町長と中邨地方参事官
山本町長(左)と中邨地方参事官
町共進会の様子
軽米町では馬文化が継承されている
(画像:町共進会の様子 軽米町提供)

軽米町の株式会社かみやま農園を訪問し意見交換を行いました(2025年10月14日)

(株)かみやま農園では、約30ヘクタールの畑地で長いも、ごぼう、玉ねぎやそばを生産しています。スマート農機のRTK-GNSS自動操舵トラクターと数多くのアタッチメントをフルに活用し、少人数で効率的に作業をこなしながら、地域の畜産農家から提供されるたい肥を多く使用し、環境に配慮した栽培に取り組んでいます。代表の上山友裕さんは「農業は地元愛があってこそ継続していけるもの。地域の人と一緒にこの土地を守っていきたい。」と力強く語っていました。

代表の上山友裕さん
代表の上山友裕さん
意見交換の様子
意見交換の様子
自動操舵トラクター
屋根上にアンテナユニットを装備した
RTK-GNSS搭載の自動操舵トラクター
種用長いもの畑
種用長いもの畑
多数の支柱を立てる作業は一苦労
生育状況を確認する上山さん
今年も順調に生育が進んでいます
ごぼう畑
間もなく収穫を迎えるごぼう畑

軽米町の尾田川農園株式会社を訪問し意見交換を行いました(2025年10月14日)

尾田川農園代表の尾田川勝雄さんは、約40年前から軽米町でキビ、ヒエなどの雑穀を栽培し販売してきました。今では多くの農家に栽培技術を指導し、軽米町だけでなく県北地域全体での雑穀栽培を牽引する存在です。
昔から栽培されてきた在来種により、農薬を使わない古来の製法を大切に「自分にできることは何でもやって、農地・農村を維持しながら生産量のさらなる拡大を目指したい。安全・安心な製品を多くの消費者に届けたい。」と熱く語っていました。

代表の尾田川勝雄さん
代表の尾田川勝雄さん
意見交換の様子
意見交換の様子
乾燥させた雑穀サンプル
乾燥させた雑穀サンプル(事務室内)

住田町長及びJAおおふなと代表理事組合長と意見交換を行いました(2025年10月10日)

中邨地方参事官が関係機関を訪問し農業政策について意見交換を行いました。
住田町の神田謙一町長からは、町内で生産される鶏ふん炭を活用し、農業振興を図る取組などについてお話がありました。
また、JAおおふなとの猪股岩夫代表理事組合長からは、震災復興として、統合環境システムを導入した施設型農業(いちご、トマト)への期待、ころ柿や気仙椿茶等の地域特産物などのお話がありました。

神田町長と中邨地方参事官
【住田町】神田町長(右)と中邨地方参事官
住田町での意見交換の様子
【住田町】意見交換の様子
神田町長
【住田町】神田町長
猪股代表理事組合長と中邨地方参事官
【JAおおふなと】猪股代表理事組合長(左)と
中邨地方参事官
JAおおふなとでの意見交換の様子
【JAおおふなと】意見交換の様子
ころ柿と気仙椿茶
【JAおおふなと】ころ柿と気仙椿茶
(画像:JAおおふなと提供)

盛岡市の桜木農園を訪問し意見交換を行いました(2025年10月7日)

桜木農園では、ICT(情報通信技術)を活用したスマート農業により、ハウスでいちごを栽培しています。温度や湿度、二酸化炭素濃度などを環境制御システムで管理し、高品質ないちごを安定生産しています。県内のスーパーで販売されるほか、冷凍したいちごを削った「けずりいちご」やいちごを煮詰めた「いちごソース」などの加工品も展開。いちごとソフトクリームのコラボ商品「けずり苺ソフト」は盛岡市の産直施設「南部マルシェぞっこん広場」で味わうことができます。
代表の藤澤さんは「おいしいいちごを多くの方に味わってほしい」と熱い思いを語ってくれました。

桜木農園代表の藤澤毅広さん
桜木農園 代表 藤澤毅広さん
ハウス施設
ハウス施設
施設内の様子
施設内の様子
出荷するいちご
出荷するいちご(紅ほっぺ)
(画像:桜木農園提供)
けずり苺ソフト
いちごとソフトクリームのコラボ商品
「けずり苺ソフト」
(画像:南部マルシェぞっこん広場提供)
いちごソース
桜木農園の商品「いちごソース」
(画像:桜木農園提供)

八幡平市で羊を飼養する狩野ファームを訪問しました(2025年10月6日)

岩手山麓の雄大な自然に魅了された狩野高志さんは、八幡平市に移住したことがきっかけで、昨年12月から羊の飼養を始めました。
サフォーク種を中心に、羊毛利用が可能で体が丈夫とされる三元羊などを飼養しており、飼料には市内の企業から提供された麦芽粕や酒粕、規格外のバジル等の副産物を配合して給餌しています。地域資源を活かした八幡平オリジナルの製品づくりを目標に、肉質が良くて程よく脂がのったホゲット肉(月齢12~24ヶ月未満で、ラムとマトンの間にあたる)での販売を目指します。将来的には観光牧場の開園も視野に「八幡平ひつじという地元ブランド名で地域を盛り上げたい」とにこやかに語っていました。

サフォーク種
肉質が良いサフォーク種
三元羊
黒い毛が特徴的な三元羊
エコフィード飼料
購入したエコフィード飼料
これに市内企業からの副産物を配合する
意見交換の様子
意見交換の様子
代表の狩野高志さん
狩野ファーム代表の狩野高志さん
羊肉
羊肉の出荷はまだ少量ですが
市内の産直施設で購入可能

盛岡大学で「食料をめぐる情勢」等について講義を行いました(2025年9月29日)

滝沢市にある盛岡大学を訪問し、管理栄養士等を目指す栄養科学部の学生17名を対象に、「食料をめぐる情勢」として、国内及び岩手県内の食料供給の状況、食料生産現場の課題、将来の食料生産等について説明を行いました。また、「学校給食における有機農産物等の活用」として、栄養士等が学校給食の食材に関わった事例を紹介しました。
栄養や健康、食のあり方等を学んでいる学生に、食料や農業について考えていただく良い機会となりました。

講義の様子
講義の様子
説明する県拠点職員
「食料をめぐる情勢」について
説明する県拠点職員
説明する県拠点職員
「学校給食における有機農産物等の活用」
について説明する県拠点職員
講義資料

花巻市の佐藤ぶどう園を訪問し意見交換を行いました(2025年9月26日)

佐藤ぶどう園(代表 佐藤徹)では、シャインマスカットを含む約10種類のぶどう生産のほか、干しぶどうの加工・販売等を行っています。
「一枝一房」をスローガンに、通常の摘粒作業の他に収穫直前まで摘粒作業を行うなど、丁寧な栽培を意識して高品質なぶどう生産を目指しているとのこと。また、「生レーズン」(枝付き干しぶどう)や自園地のロゴなどを商標登録して、ブランド化に向けた取組にも力を入れています。
選果場では旬のぶどうの甘い香りが漂い、艶やかな大粒の宝石が出荷を待っていました。

ぶどうの出来栄えを確認する佐藤秀明さん
今年の出来栄えを確認する
佐藤ぶどう園の佐藤秀明さん(代表の父)
園地の様子
土づくりを目的に
園地にはもみ殻を敷いています
ロゴ看板
ぶどうのデザインが特徴の
自園地のロゴ(商標登録)看板
シャインマスカット
出荷を待つ大人気の
シャインマスカット
生レーズン
シャインマスカットを加工した
「生レーズン」(商標登録)
(画像:佐藤ぶどう園提供)
意見交換の様子
意見交換の様子

岩泉ホールディングス株式会社の畑わさび加工施設を訪問しました(2025年9月11日)

岩泉町では、夏に直射日光があまり当たらない林間地の傾斜面で「畑わさび」の生産が行われています。
岩泉ホールディングス株式会社の畑わさび加工施設では、農家から集荷した畑わさびの洗浄、カット作業等を行っています。
工場長の新谷利光さんからは、近年、農家の高齢化により栽培農家が減少しており、生産量も減少傾向にあることから、原料買取メーカーやJA新いわての指導のもと、平地でのハウス栽培の実証を行い、農作業の軽労化や年2回の収穫により、生産量の確保を目指しているとのお話がありました。

畑わさび加工施設外観
畑わさび加工施設外観
新谷工場長から説明を受ける中邨地方参事官
新谷工場長(左)から説明を受ける
中邨地方参事官(右)
畑わさびの地下茎
約15センチメートルに生長した
畑わさびの地下茎
畑わさびの茎
爽やかな辛さが特徴の畑わさびの茎
(一口かじると絶妙の辛味でした)
洗浄、異物除去、カット作業等の様子
洗浄、異物除去、カット作業等の
一次処理を行って二次加工業者に出荷
畑わさびを原料に使用した商品
畑わさびを原料に使用した商品

宮古市長と農業政策について意見交換を行いました(2025年9月11日)

宮古市を訪問し、中村尚道市長と農業政策について意見交換を行いました。
中村市長からは、中山間地域が多い地形であるが、宮古の気候や自然環境を活かした新たな地域振興作物の導入を図りながら、農業振興を進めていきたいとのお話がありました。

中村宮古市長と多田副市長
中村宮古市長(左)と多田副市長(右)
意見交換の様子
意見交換の様子
中村宮古市長と中邨地方参事官
中村宮古市長(左)と中邨地方参事官(右)

洋野町長と意見交換を行いました(2025年9月3日)

洋野町を訪問し、岡本正善町長と農林水産業や洋野町の地域資源について意見交換を行いました。
岡本町長からは、ウニやアワビをはじめ、まきば天文台、おおのミルク工房、黒炭生産日本一、日本一海に近いと話題の踏切「大浜通踏切」、町長室から見えるウニ増殖溝、宇宙を旅した原木しいたけ菌「宇宙ん子そらんこ」など、多くの地域資源があり、これらを活かして地域活性化を図りたいと熱く語っていただきました。

意見交換の様子
意見交換の様子
岡本町長と中邨地方参事官
岡本町長(左)と中邨地方参事官(右)
ウニ増殖溝の説明をする岡本町長
町長室から見えるウニ増殖溝の
説明をする岡本町長(左)
干潮時のウニ増殖溝の様子
干潮時のウニ増殖溝の様子
(岩盤に掘った溝に海水が残り、
ウニの生育環境が整えられている)
(画像:町長提供)
大浜通踏切
日本で海に一番近い踏切として話題の
「大浜通踏切」
洋野町宇宙しいたけ宇宙ん子
「洋野町宇宙しいたけ宇宙ん子そらんこ」は
令和8年に本格植菌

盛岡市に総本店がある株式会社柳家と意見交換を行いました(2025年8月27日)

岩手県内外に店舗を展開する、「キムチ納豆ラーメン」で有名な株式会社柳家の大信田和彦代表取締役社長と、農業参入した経緯等について意見交換を行いました。
同社では、地元岩手県産にこだわったオリジナル自家製麺を作るため、農業に参入して自ら小麦を栽培しています。
大信田社長は、農地の確保が一番大変だったと振り返りながら、将来的には面積を拡大して大豆も栽培し、納豆ラーメンの納豆作りにも挑戦したいと話していました。

大信田社長
大信田社長(右)
意見交換の様子
意見交換の様子
大信田社長と中邨地方参事官
大信田社長(左)と中邨地方参事官(右)
小麦のほ場
小麦のほ場(紫波町)
(令和6年10月撮影)
小麦のほ場
紫波町を望む小麦のほ場
(訪問時の様子)
キムチ納豆ラーメン
キムチ納豆ラーメン
(画像:株式会社柳家提供)

西和賀町の地域おこし協力隊員と意見交換を行いました(2025年8月27日)

西和賀町地域おこし協力隊員として活動している神谷和靖さんはお米の有機栽培と冬期間の除雪、菊池菜奈さんは野菜栽培、照井真さんは花き(りんどう)栽培に取り組みながら、地域の活性化などの活動を行っています。
就農を視野に応募した3人から、西和賀町での活動状況や課題、任期終了後の目標などについてお話しいただきました。

意見交換の様子
意見交換の様子
隊員3名
左から、神谷さん、菊池さん、照井さん
照井さんが育てたりんどうの花
照井さんが育てたりんどうの花

岩手町長と意見交換を行いました(2025年8月26日)

岩手町を訪問し、佐々木光司町長と農業政策について意見交換を行いました。
岩手町では、地域おこし協力隊が町の特産品を生み出したり、関係人口の創出につながるようなイベントを企画し、町全体を盛り上げています。佐々木町長からは、人口減少という大きな課題に農業・農村振興をどう結び付けていくかが重要で、都市部から農村に人材が還流するような仕組みづくりが求められるとのお話がありました。

佐々木町長と地舘農林課長
佐々木町長(右)と地舘農林課長
意見交換の様子
意見交換の様子
佐々木町長と中邨地方参事官
佐々木町長(右)と中邨地方参事官
牧草ロールを使った牧草アート
「アートの町」岩手町では、農業にも
アートを取り入れて、魅力を発信!
牧草ロールを使った牧草アート
一方井地区の田んぼアート
田んぼをキャンバスにした田んぼアート
一方井地区
浮島地区の田んぼアート
田んぼをキャンバスにした田んぼアート
浮島地区

九戸村の小井田立体農業研究所を訪問しました(2025年8月21日)

山間の傾斜地で牧場と循環型農業を実践している、小井田立体農業研究所の小井田寛周(ひろのり)代表から取組内容をお聞きしました。
立体農業とは、果樹、家畜を取り入れ、限られた山間の傾斜空間を立体的に活用する農業で、牧場に林立している「手打ちくるみ」は、放牧している乳牛や鶏のたい肥を使用し栽培しているとのこと。
小井田代表からは、「安全・安心な食べ物を持続可能な環境の中で生産する農業を基本に、これからも研究と実践を重ねていきたい。」とのお話がありました。

くるみの木
傾斜した牧場にそびえるくるみの木
小井田代表と中邨地方参事官
小井田代表(右)と中邨地方参事官
手打ちくるみの実
大粒で殻が柔らかい「手打ちくるみ」の実
意見交換の様子
くるみの木を見上げながら意見交換
乳牛
放し飼いの自由な環境で過ごす乳牛

九戸村長と意見交換し、地域で活躍するキャラクターを訪ねました(2025年8月21日)

九戸村を訪問し、大久保勝彦村長と農業政策について意見交換を行いました。
大久保村長からは、多面的機能支払交付金の事業により、地域の共同活動のための話合いの場が形成され、村民相互の意思疎通が図られているとのお話がありました。また、村おこしの一環として栽培を始めた甘茶の需要が伸びているため、担い手を確保して生産量を増やしていきたいとのことでした。
(九戸村非公認キャラクター「キングオブチキン」とも意見交換しました。)

大久保村長と中邨地方参事官
大久保村長(左)と中邨地方参事官
意見交換の様子
意見交換の様子
キングオブチキン
キングオブチキン(右)は住民の人気者で
地域活性化に取り組むヒーロー

野田村長と意見交換を行いました(2025年8月19日)

野田村を訪問し、小野寺勝幸村長と農業政策について意見交換を行いました。
村長からは、近年の温暖化で、夏場にヤマセの発生が減少し、ブロッコリーやピーマンなどの露地野菜の栽培に取り組む、若手農業者が増えてきているとのお話がありました。
また、村内で活躍する地域おこし協力隊について、任期終了後の村内の定住に向けた生活維持のための収入源の確保が重要であることから、村としてもしっかり支援していくとのお話がありました。

小野寺村長と中邨地方参事官
小野寺村長(左)と中邨地方参事官
村内の農業の現状について説明する小野寺村長
村内の農業の現状について説明する
小野寺村長
意見交換の様子
意見交換の様子

普代村長と意見交換を行いました(2025年8月19日)

普代村を訪問し、柾屋伸夫村長と農業政策について意見交換を行いました。
村では、温暖化の下でも安定した収穫を見込める農産物を見出すため、村の補助でピーマン、オクラ、キクラゲ等の栽培支援を行っています。
また、地域おこし協力隊が10名ほど在籍し、そのうち林業に取り組む隊員が、村内外の樹木を経木(きょうぎ)に加工し、おにぎり等の包材として開発、販売を始めています。
柾屋村長は、経木の活用方法などを紹介し、将来的に村の特産にしたいと語っておられました。

柾屋村長と中邨地方参事官
柾屋村長(左)と中邨地方参事官
経木の活用を説明する柾屋村長
地域おこし協力隊が制作した
経木の活用を説明する柾屋村長
意見交換の様子
意見交換の様子

岩手町の地域おこし協力隊員と意見交換を行いました(2025年8月18日)

岩手町地域おこし協力隊の上村光治さん(令和4年9月着任)、笹渡繁巳さん(令和4年9月着任)、伊原寛一郎さん(令和5年5月着任)、長根和徳さん(令和7年2月着任)は、前職で培った経験やノウハウを活かし、町の関係人口の創出や、地域の特産品開発、援農活動等に励んでいます。
隊員同士のつながりを大切にしており、お互いに良い影響を与え合いながら自身の強みを存分に発揮し、地域の活性化に取り組む様子が伺えました。

上村さん
農業を軸に町の関係人口の創出を
目指す上村さん
笹渡さん
石神の丘美術館で採取した野生の酵母で
クラフトビールを開発した笹渡さん(左)
伊原さん
町の小豆と麹を使った発酵あんこを
名物とするべく活動中の伊原さん
長根さん
地域の人々との交流を深めながら
援農に取り組む長根さん
意見交換の様子
意見交換の様子
開発した商品
笹渡さんのクラフトビールと
伊原さんの発酵あんこ

軽米町の地域おこし協力隊員と意見交換を行いました(2025年8月8日)

軽米町地域おこし協力隊の堀田翔平さんと礼佳さん(令和6年9月着任)はホップ、橋場良夫さん(令和7年4月着任)はホップや雑穀、そばの栽培技術を学びながら、地域の活性化や魅力の発信などの活動を行っています。
3名は軽米町の農業分野における地域おこし協力隊第1期生であり、町特産のホップや雑穀等の農業振興の面から熱い期待が寄せられています。地域の方々との交流や任期終了後の就農に向けた目標などについてお話しいただきました。

意見交換の様子
意見交換の様子
堀田翔平さんと礼佳さん
ホップや果樹栽培による6次産業化を目指す
堀田翔平さん(右)と礼佳さん(左)
橋場良夫さん
自ら栽培したそばを使って
そば屋を開きたい橋場良夫さん

陸前高田市長及び大船渡市長を訪問して意見交換を行いました(2025年8月6日)

中邨地方参事官が両市を訪問して意見交換を行いました。
陸前高田市の佐々木拓市長からは、国の事業で建設した建物の活用についての構想やピーカンナッツ、椿、米崎りんごなどの特産物について、より一層普及に力を入れていきたいとのお話がありました。
また、大船渡市の渕上清市長からは、遊休農地が増加している当地域の現状や、今年2月に発生した林野火災からの復旧状況などについてお話がありました。

陸前高田市3ショット
【陸前高田市】左から佐々木市長、
中邨地方参事官、石渡副市長
陸前高田市長と副市長
【陸前高田市】佐々木市長(左)と
石渡副市長(右)
陸前高田市意見交換の様子
【陸前高田市】意見交換の様子
大船渡市3ショット
【大船渡市】左から渕上市長、
中邨地方参事官、藤枝副市長
大船渡市長と副市長
【大船渡市】渕上市長(左)と藤枝副市長(右)
大船渡市意見交換の様子
【大船渡市】意見交換の様子

アクアポニックスパークおおふなとを訪問しました(2025年8月6日)

令和4年9月から稼働した「アクアポニックスパークおおふなと」は、(株)テツゲン、メタウォーター(株)及び(株)プラントフォームの3社で設立した(株)テツゲンメタウォーターアクアアグリが運営するチョウザメの養殖とリーフレタス等の水耕栽培を一体的に行う施設です。
同施設の維持管理業務を行う(株)テツゲンの山本諭総務課長から、「チョウザメ養殖に使用した養殖水をリーフレタス等の栽培に必要な栄養素に分解し、水耕栽培に使用。栽培の過程でリーフレタス等がろ過フィルターの役割を果たし、浄化された水がチョウザメ養殖槽に戻る完全循環型のシステムとなっている。」との説明がありました。

施設外観
アクアポニックスパークおおふなと施設外観
(画像:(株)テツゲンメタウォーターアクアアグリ提供)
チョウザメ養殖槽
チョウザメ養殖槽
(画像:(株)テツゲンメタウォーターアクアアグリ提供)
説明を受ける様子
山本総務課長(右)から説明を受ける
中邨地方参事官(左)
養殖の様子
チョウザメ養殖の様子
リーフレタス類の水耕栽培
リーフレタス類の水耕栽培
リーフレタス
完全循環型システムで栽培された
リーフレタス

東北銀行の調査役を講師に迎え職員研修を実施しました(2025年8月5日)

東北銀行が取り組む「水稲中干期間延長によるJ-クレジット創出支援」について、講師に同銀行の下新井田智紀調査役を招き、講演いただきました。
水稲栽培における中干し期間の延長とは、みどりの食料システム戦略における温室効果ガス削減に向けた取組・技術の一つです。
同銀行では、生産者への説明会の企画や、各支店の職員が出向いてJ-クレジット申請を支援しており、講演では、生産現場での申請支援の様子や取り組んだ生産者の声を紹介いただきました。
参加した職員からは「申請者の取組の傾向などがわかり参考になった。」などの感想がありました。

講師の下新井田調査役
講師の下新井田調査役
研修の様子
研修の様子
研修の様子
研修の様子

一関市の地域おこし協力隊員と意見交換を行いました(2025年8月1日)

令和7年3月から一関市で有機農業の技術を学びながら、地域おこし協力隊員として活動されているマナニ奈津子さんにお話を伺いました。
マナニさんは、アメリカ在住経験もあり、日本人とアメリカ人の有機農業に対する意識の違い等お話しされ、日本で有機農業を広めるためには地域の理解、消費者の理解醸成が必要、等々熱く語っていただきました。

意見交換の様子
意見交換の様子
有機栽培への思いを熱く語るマナニさん
有機栽培への思いを熱く語るマナニさん
田植えをするマナニさん
田植えをするマナニさん
(画像:マナニさん提供)
除草作業をするマナニさん
除草作業をするマナニさん
(画像:マナニさん提供)
マナニさんの水稲ほ場
マナニさんの水稲ほ場
(画像:マナニさん提供)

西和賀町長と意見交換を行いました(2025年7月29日)

西和賀町を訪問し、内記和彦町長と意見交換を行いました。
内記町長からは、高齢化社会における今後の自治体のあり方や、地域ブランド「ユキノチカラ」の取り組み、中山間地域等直接支払交付金の活用などについてお話がありました。

内記町長と中邨地方参事官
内記町長(左)と中邨地方参事官(右)
意見交換の様子
意見交換の様子
商品ラインナップ
ユキノチカラ 商品ラインナップ
(画像:ユキノチカラプロジェクト協議会提供)

スマート農業技術活用促進法に基づく生産方式革新実施計画の認定証を授与しました(2025年7月28日)

北上市の株式会社西部開発農産において、県内初の認定となる生産方式革新実施計画の認定証授与式を行いました。
同社計画は、水稲において、新品種の導入による品種構成の見直し等により作期分散を行うとともに、直播栽培、自動操舵トラクタ等のスマート農機の稼働面積を拡大し、労働生産性の更なる向上を図るものです。
照井勝也代表取締役社長は、「農業従事者が減り続けるなかで食料自給率を維持、または上げるには、いかに労働生産性を上げるかが非常に大事になるので、取組を進めていきたい」と話されました。

【プレスリリース】
「農業の生産性の向上のためのスマート農業技術の活用の促進に関する法律」に基づく生産方式革新実施計画の認定証の授与式について(東北農政局ホームページ)

認定証授与
認定証授与
照井社長(左)と中邨地方参事官(右)
記念撮影
記念撮影
照井社長(左)と中邨地方参事官(右)
抱負を述べる照井社長
抱負を述べる照井社長
意見交換の様子
意見交換の様子
水稲でのスマート農業技術の説明を受ける中邨地方参事官
水稲でのスマート農業技術の説明を受ける
中邨地方参事官(左)

雫石町長との意見交換及び株式会社バイオマスパワーしずくいしを訪問しました(2025年7月25日)

雫石町役場を訪問し、猿子恵久町長と農業政策について意見交換を行いました。
猿子町長からは、今後の水田政策や米価の見通しの他、スマート農業技術導入の効果や多面的機能支払交付金による地域のまとまりなどについてお話がありました。 また、雫石町の株式会社バイオマスパワーしずくいしを訪問しました。
同社は、家畜排泄物と食品残渣を処理して得られる、メタンガスを利用した発電や堆肥化事業を行っています。担当の小笠原さんからは、事業を通じて地球と地域における循環型社会の形成に貢献していきたいとの説明がありました。

猿子町長と中邨地方参事官
猿子町長(左)と中邨地方参事官(右)
意見交換の様子
意見交換の様子
猿子町長と中邨地方参事官
猿子町長(左)と中邨地方参事官(右)
バイオマスパワーしずくいしの施設概要のパネル
バイオマスパワーしずくいしの
施設概要のパネル
説明を受ける中邨地方参事官
バイオマスパワーしずくいしの小笠原さん(右)
から説明を受ける中邨地方参事官(左奥)
発電設備の外観
発電設備の外観
球状のガスホルダーにメタンガスを貯留

軽米町の畑澤りんご園を訪問しました(2025年7月24日)

軽米町の畑澤清隆さんは、約3.5ヘクタールの広大な園地でりんごを栽培しています。品質保持のため、収穫や箱詰め等の作業はほぼ夫婦2人で行っており、その美味しさはりんご産地の青森県の市場からも取引を求められるほどです。除草剤と化成肥料は使わず、農薬も慣行の半分程度に抑えた環境に優しい栽培に取り組んでいます。
農業の楽しさを伝えるために、「自分の子供たちにも手伝ってもらい、家族で笑いながら作業をしている」とにこやかにお話する姿が印象的でした。

取組内容について説明する畑澤さん
取組内容について説明する畑澤さん
りんご園地
りんご園地では約10種類の品種を栽培
日を浴びて育つりんご
日を浴びて育つりんご
意見交換の様子
意見交換の様子

奥州市江刺の伊手農村農業活性化協議会と意見交換を行いました(2025年7月17日)

「デジ活」中山間地域に登録されている奥州市江刺伊手地区を訪問し、伊手農村農業活性化協議会と意見交換を行いました。
事務局長の境田洋春さんからは、有害鳥獣対策へのデジタル技術の活用や、地元のタクシー会社が廃業したことによる通院支援(自家用有償運送「いでらくかー」)などの運行状況についてのお話がありました。また、若者主体の「たのしむ委員会」による地区民運動会の運営で地域が一体となって盛り上がった様子も紹介してくださいました。

境田事務局長と中邨地方参事官
境田事務局長(右)と中邨地方参事官(左)
意見交換の様子
意見交換の様子
今年6月から運行を開始した自家用有償運送「いでらくかー」
今年6月から運行を開始した
自家用有償運送「いでらくかー」

花巻市の高松第三行政区ふるさと地域協議会と同協議会アドバイザーと意見交換を行いました(2025年7月17日)

花巻市で、住民主体をモットーに連携団体と協働し、地域づくりを行っている高松第三行政区ふるさと地域協議会の熊谷哲周事務局長と、同協議会の志村尚一アドバイザーと意見交換を行いました。志村さんは内閣府地域活性化伝道師としても活躍されており、「これからの地域課題は、人や組織が暮らしで繋がり、協働しなければ解決できない。互いの能力・専門性を、相乗効果を生み出しながら生かし合うことが重要」と力強く話されました。

意見交換の様子
志村さん(左)、熊谷事務局長(中央)、
中邨地方参事官(右)
スクラムでつなぐ意見交換のメンバー
スクラムでつなぐ意見交換のメンバー

消費者団体へみどりの食料システム戦略の説明等を行いました(2025年7月15日)

岩手県拠点では、有機農産物の消費者理解醸成に向けた取組を行っています。
今回は、岩手県消費者団体連絡協議会の幹事会に出席し、みどりの食料システム戦略について説明後、幹事の方々へ有機農産物に関するアンケートへの協力依頼を行いました。
このアンケートは、消費者を対象に、有機農産物に対するイメージや購入意欲の有無等を聞き取ることを目的として実施しています。

みどりの食料システム戦略について説明する岩手県拠点職員
みどりの食料システム戦略について
説明する岩手県拠点職員(左)
アンケートへの協力を呼びかける磯田朋子事務局長
アンケートへの協力を呼びかける
磯田朋子事務局長(左)
意見を述べる幹事会メンバー
意見を述べる幹事会メンバー

奥州市の佐藤園芸を訪問しました(2025年7月11日)

佐藤園芸では、10棟のハウスで約14種類もの色とりどりのアルストロメリアを栽培しています。
近年は、夏場の高温や日射による品質低下や収穫量の減少等の影響があるそうです。その対策として、冷却水循環装置(土の中に管を通し冷たい水を流す)や細霧冷房装置を取り入れ、夏場においても施設内の温度を抑え、花芽の形成と日焼けが起こらない環境づくりに励んでいるとのことでした。

華やかなアルストロメリア
華やかなアルストロメリア
冷却水循環装置の説明をする代表の佐藤守さん
冷却水循環装置の説明をする
代表の佐藤守さん
細霧冷却装置を活用した猛暑対策
細霧冷却装置を活用した猛暑対策
手入れをする佐藤さん
手入れをする佐藤さん
出荷前のアルストロメリア
出荷前のアルストロメリア
意見交換の様子
意見交換の様子

滝沢市長との重点モデル支援に係る意見交換(キックオフ会議)及び一般社団法人岩手ふれあいチャグファーム代表と意見交換を行いました(2025年7月10日)

滝沢市役所を訪問し、武田市長と東北農政局による市町村への重点モデル支援について、意見交換を行いました。
重点支援とは、今年度、東北農政局において、各県拠点がモデルとなる市町村を選定し、県拠点と農政局担当部局等が連携して伴走支援を行うこととしたものです。岩手県拠点では滝沢市を重点支援市町村とし、連携して取組を行っていくため、今回の意見交換(キックオフ会議)を実施しました。
また、滝沢市で特産の「滝沢スイカ」などを栽培する駿河農園ベジスルの代表でもあり、令和6年度から地域を守る取組を行っている一般社団法人岩手ふれあいチャグファームの駿河俊也代表と意見交換を行いました。

意見交換の様子
意見交換(キックオフ会議)の様子
滝沢市長(左)と(右から)中邨地方参事官、小山内経営・事業支援部長、寺尾岩手山麓農業水利事業所長
重点モデル支援スタート!
重点モデル支援スタート!
一般社団法人岩手ふれあいチャグファーム駿河代表との意見交換の様子
一般社団法人岩手ふれあいチャグファーム
駿河代表との意見交換の様子
特産の「滝沢スイカ」のほ場で駿河代表から説明を受ける様子
特産の「滝沢スイカ」のほ場で
駿河代表(中央)から説明を受ける様子
中邨地方参事官(右手前)
特産の「滝沢スイカ」
特産の「滝沢スイカ」

雫石町土地改良区理事長と意見交換を行いました(2025年7月3日)

雫石町土地改良区を訪問し、中村継幸理事長と意見交換を行いました。
中村理事長からは、改良区が管理する揚水機場や農業用水の供給施設の現状と、地域における水稲、畑作を中心とした営農推進の取組について伺い、今後の改良区における課題等についても意見を交わしました。

中村理事長と中邨地方参事官
中村理事長(右)と中邨地方参事官(左)
中村理事長と横手克文事務局長
中村理事長(右)と横手克文事務局長(左)
意見交換の様子
意見交換の様子

久慈市の有限会社越戸きのこ園と意見交換を行いました(2025年7月2日)

有限会社越戸きのこ園では、年間約1,600トンの菌床しいたけを栽培しています。
菌床には地元産広葉樹の木材チップを、しいたけハウスの暖房には製紙工場で廃棄する樹木の皮(バーク)や廃菌床を燃料としたバイオマスボイラーを活用するなど、しいたけ生産に必要となる原料を自社で調達し、地域資源を循環させながら高品質のしいたけを生産しています。
代表取締役の越戸翔氏からは、「将来、廃菌床を有効活用してブルーベリー等の観光農園を展開するなど、地域活性化にも力を入れたい」とお話がありました。

しいたけが育つ菌床
しいたけが育つ菌床
しいたけハウスの暖房に使用するバーク
しいたけハウスの暖房に使用するバーク
バイオマスボイラー
バークを燃料として稼働する
バイオマスボイラー
収穫されたしいたけ
収穫されたしいたけ
調製作業
調製・出荷作業の様子
中邨地方参事官と越戸代表
中邨地方参事官(左)と越戸代表(右)

久慈市長と意見交換を行いました(2025年7月2日)

久慈市を訪問し、遠藤譲一市長と農業政策について意見交換を行いました。
遠藤市長からは、近年これほど米が注目されたことはなく、国民が安心して米を食べられる環境を守ることが重要であるとのご意見をいただきました。そのためには、農地の保全を図り、農業収入のみで安定した生活が可能となるような農業政策の構築が必要であると、強く訴えておられました。
また、地域おこし協力隊が地域の特産品の振興に精力的に取り組んでおり、その活動が地域住民に大きな刺激を与えているとのご紹介もありました。

遠藤市長と中邨地方参事官
遠藤市長(右)と中邨地方参事官(左)
遠藤市長と澤里充男副市長
遠藤市長(左)と澤里充男副市長(右)
意見交換の様子
意見交換の様子

一関市で有機農業に取り組む農業者と意見交換を行いました(2025年6月26日)

一関市大東地区で米を中心に有機農業に取り組む「大東町有機農産物等生産組合」の組合長の小島幸喜さんは、有機農業の取組を希望する人の相談に乗ったり、有機農業により生産された米を原料とした商品開発に協力するなど、有機農業の推進に尽力しています。
近隣の小学校で行われる「田んぼの学校」の体験学習では、講師として指導するほか、「生命をつなぐ食べ物の重要性を説いている」と、熱くお話しいただきました。

田んぼの学校の水田
平成18年から続く「田んぼの学校」の水田
商品を紹介する小島さん
商品を紹介する小島さん
意見交換の様子
意見交換の様子

岩手町の地域おこし協力隊が来訪され、意見交換を行いました(2025年6月24日)

岩手町地域おこし協力隊の上村光治さんは、農業を軸に町の関係人口創出を目指す「いわてまちAチーム」の運営に携わっており、地域課題の発掘とその解決に向けた様々な活動に取り組んでいます。
町内外の仲間と協力し、8月上旬に岩手町一帯を会場としたイベントを企画するなど、地域の枠を越えて新しいことに挑戦する様子が印象的でした。
「協力隊の活動は楽しみながらやることが大事。そういう活動が好きだと自然に人とのつながりが増える。」とのお話もありました。

来訪いただいた隊員の上村さん
来訪いただいた隊員の上村さん(左奥)
活動内容を熱く語ってくださいました
活動内容を熱く語ってくださいました
意見交換の様子
意見交換の様子
とうもろこしの播種作業の様子
【Aチームでの活動】とうもろこしのは種作業
(画像:上村さん提供)
玉ねぎの収穫作業の様子
【Aチームでの活動】玉ねぎの収穫作業
(画像:上村さん提供)
8月に開催するイベントポスター
8月に開催するイベントポスター

奥州市等の関係機関を訪問して意見交換を行いました(2025年6月20日)

中邨地方参事官が奥州市や関係機関を訪問して意見交換を行いました。
奥州市の倉成淳市長からは、市が新たに販路を開拓したオーストラリアへの米輸出や、国内の米不足による米価高騰がもたらす影響と課題などについてお話がありました。
JA江刺の小川節男代表理事組合長からは、農業従事者の高齢化が課題となっている反面、農協青年部で活躍する若手が育っており、後継者育成のためにも手厚く支援していきたいなどのお話がありました。
胆沢平野土地改良区の千田公喜理事長からは、「真心を込めて組合員に寄り添う土地改良区」を理念に掲げ、日々農業用水利施設の維持・保全管理に努めているなどのお話がありました。

奥州市長と中邨地方参事官
【奥州市】倉成市長(左)と
中邨地方参事官(右)
奥州市での意見交換の様子
【奥州市】意見交換の様子
JA江刺代表理事組合長と中邨地方参事官
【JA江刺】小川代表理事組合長(右)と
中邨地方参事官(左)
JA江刺での意見交換の様子
【JA江刺】意見交換の様子
胆沢平野土地改良区理事長と中邨地方参事官
【胆沢平野土地改良区】千田理事長(右)と
中邨地方参事官(左)
胆沢平野土地改良区での意見交換の様子
【胆沢平野土地改良区】意見交換の様子

八幡平市のほうれん草農家を訪問しました(2025年6月17日)

八幡平市の西根地区は、夏場の冷涼な気候を生かした「西根ほうれんそう」の産地として知られています。
髙橋政孝さんは、40棟のハウスで土づくりにこだわりながらほうれん草を栽培しています。ハウス1棟当たり年間4~5回作付けを行っており、現在は1日1棟のペースで収穫作業と次作に向けたは種作業等に励んでいます。
髙橋さんにほうれん草のオススメの食べ方を伺ったところ、「茹でて醤油等をかけずにそのまま食べること」とのこと。幼い子供には、甘みの強い「寒締めほうれん草」を食べてみてほしいとのお話がありました。

収穫の様子
収穫の様子
緑色の濃い色鮮やかなほうれん草
緑色の濃い色鮮やかなほうれん草
根切機で根切りをする髙橋さん
根切機で根切りをする髙橋さん(中央)
発芽したほうれん草
発芽したほうれん草
髙橋さんとの意見交換の様子
髙橋さん(左)との意見交換の様子
ほうれん草ハウス
ほうれん草ハウス

JA岩手ふるさと経営管理委員会会長と意見交換等を行いました(2025年6月17日)

JA岩手ふるさとを訪問し、後藤元夫経営管理委員会会長と意見交換を行いました。
後藤会長からは、環境負荷低減に取り組み、みどり認定を受けることは、農業者皆でやるべきことだと力強いお話がありました。
その後、JA岩手ふるさと胆沢カントリーエレベーター(CE)の見学を行いました。
この施設は、50年以上にわたり稼働していた2つのCEを集約し、乾燥能力の向上とトラックスケールの採用により、荷受け時間の短縮と安定した集荷、品質向上を図る施設として令和6年8月に建設されました。訪問した日も、貯蔵している米の出荷に向けて調製作業が行われていました。

後藤経営管理委員会会長、中邨地方参事官、桑島経営管理委員会副会長
左から後藤経営管理委員会会長、
中邨地方参事官、桑島経営管理委員会副会長
JA岩手ふるさと胆沢カントリーエレベーター
JA岩手ふるさと胆沢カントリーエレベーター
(画像:JA岩手ふるさと提供)
トラックスケール
トラックスケール
(画像:JA岩手ふるさと提供)
胆沢カントリーエレベーター内部
胆沢カントリーエレベーター内部
調製され出荷を待つフレキシブルコンテナ
調製され出荷を待つフレキシブルコンテナ
施設内部の説明を受ける中邨地方参事官
施設内部の説明を受ける中邨地方参事官(右)

金ケ崎町長と意見交換を行いました(2025年6月17日)

金ケ崎町を訪問し、髙橋寛寿町長と農業政策に関して意見交換を行いました。
髙橋町長からは、町では農家の後継者不足や法人の構成員も含めた農業従事者の高齢化などが課題となっており、これからは、ほ場整備により大区画化し、スマート農業機械などを活用した効率的な農業を行っていかなければならないとのお話がありました。

髙橋町長と中邨地方参事官
髙橋町長(右)と中邨地方参事官(左)
意見交換の様子
意見交換の様子

九条ネギ生産に取り組む「合同会社みのり風土」を訪問しました(2025年6月12日)

「合同会社みのり風土」は八幡平市と陸前高田市のほ場で、夏季の冷涼な気候を生かして九条ネギを生産しています。生産のきっかけは、京都の農業生産法人から「高温障害や台風被害の影響を考慮し、リスク分散のため、東北に生産拠点を持ちたい」と相談されたことでした。
代表の村上博信さんがJA新いわてのねぎ部会の会長を務めた時に生産振興を図ったことで、九条ネギ生産者は4軒に増加しており、岩手県の気候を強みにした他産地との連携は広がりをみせています。

代表の村上さんと県拠点職員
代表の村上さん(右)と県拠点職員
九条ネギのほ場
九条ネギのほ場
意見交換の様子
意見交換の様子
マルチシートにより等間隔に栽培
マルチシートにより等間隔に栽培
あと10日前後で収穫できそうな九条ネギ
あと10日前後で収穫できそうな九条ネギ

富士大学で「食料をめぐる情勢」について講義を行いました(2025年6月12日)

花巻市にある富士大学を訪問し、経済学部の学生23名を対象とした農業経済論の中で、「食料をめぐる情勢」として、食料供給の状況、食料生産をめぐる課題、岩手県の食料の状況等について説明を行いました。
学生からは「普段はあまり意識していなかった米の価格が、多くの課題や可能性を含んでいることを気づかされた」「安定した食料を得るにはどうすればいいか、自分にもできることがあるのではと思った」などの声がありました。

講義の様子
講義の様子
岩手県拠点職員による講義
岩手県拠点職員による講義

バイオ炭製造に取り組む久慈市の谷地林業を訪問しました(2025年6月10日)

久慈市の有限会社谷地林業では大正時代から続く製炭技術を活かし、森林から木材を伐採した際に発生する枝葉などを炭化した「バイオ炭」を製造しています。
現在、岩手県が主体となって、岩手町の畜産法人のたい肥と同社のバイオ炭を混合した資材を活用して、野菜を生産する実証事業が行われています。
代表取締役の谷地譲氏から「バイオ炭の活用を通じて林業、畜産業と農業の連携、生産された農産物を通じた消費の循環サイクルを確立し、脱炭素に寄与しながら地域振興に貢献したい」とのお話がありました。

谷地代表と渡部シニアマネージャー
谷地代表(右)と渡部シニアマネージャー
渡部シニアマネージャーによる木材チップの説明
渡部シニアマネージャーによる
木材チップの説明
粉砕した木材チップ
粉砕した木材チップ
木材チップを炭化して製造したバイオ炭
木材チップを炭化して製造したバイオ炭
谷地代表との意見交換
谷地代表(左)との意見交換

岩手県立農業大学校で「食料・農業・農村基本法」について講義を行いました(2025年6月9日)

金ヶ崎町にある岩手県立農業大学校を訪問し、農産園芸学科及び畜産学科の2年生38名を対象とした農政概論の中で、新たな食料・農業・農村基本法と、基本法に基づく食料・農業・農村基本計画のポイント等について説明しました。
学生からは、農村における農家戸数の減少による影響や、食料を海外に依存することへの懸念の声などがありました。

講義の様子
講義の様子
説明する岩手県拠点職員
説明する岩手県拠点職員
説明する岩手県拠点職員
説明する岩手県拠点職員

盛岡市長と意見交換を行いました(2025年5月27日)

盛岡市を訪問し、内舘茂市長と農業政策に関して意見交換を行いました。
内舘市長からは、盛岡市は伝統的に商業の街であるなかで、旧都南村地域では果樹、旧玉山村地域では畜産、盛岡地域では水稲を中心に盛んに取り組まれており、それぞれの地域農業の特徴を活かしつつ、新規就農者や意欲のある農業者をより一層応援しながら、農業の活性化を図っていきたいとのお話がありました。

内舘市長と 中邨地方参事官
内舘市長(左)と 中邨地方参事官(右)
意見交換の様子
意見交換の様子

関係機関を訪問して意見交換を行いました(2025年5月21日)

中邨地方参事官が市町村や関係機関を訪問して意見交換を行いました。
紫波町の熊谷泉町長からは、高齢農家の離農が進む中にあっても、将来を見据え、中山間地域等を含めた基盤整備の重要性が話題に挙がりました。
また、矢巾町の髙橋昌造町長からは、堆肥等による有機肥料を有効活用した土づくりが重要などのお話がありました。
盛岡市の鹿妻穴堰(かづまあなぜき)土地改良区では、髙橋隆理事長から改良区の状況などを伺いました。
今後も生産現場や関係機関に訪問して意見交換を行ってまいります。

紫波町長と中邨地方参事官
【紫波町】熊谷町長(右)と中邨地方参事官(左)
紫波町での意見交換の様子
【紫波町】意見交換の様子
矢巾町長と中邨地方参事官
【矢巾町】髙橋町長(右)と中邨地方参事官(左)
矢巾町での意見交換の様子
【矢巾町】意見交換の様子
鹿妻穴堰土地改良区理事長と中邨地方参事官
【鹿妻穴堰土地改良区】高橋理事長(右)と
中邨地方参事官(左)
鹿妻穴堰土地改良区での意見交換の様子
【鹿妻穴堰土地改良区】意見交換の様子

滝沢市長と意見交換を行いました(2025年4月21日)

滝沢市を訪問し、武田 哲(たけだ さとる)市長と意見交換を行いました。
武田市長から、農産物の輸出の取組や市特産のスイカ栽培と加工品の開発、飼料作物の大規模生産に取り組む新規就農者への市の支援体制などのお話がありました。

武田市長と中邨地方参事官
武田市長(左)と中邨地方参事官(右)
武田市長
武田市長(左)
意見交換の様子
意見交換の様子

岩手大学で「みどりの食料システム戦略」の説明を行いました(2025年4月15日)

岩手大学大学院総合科学研究科修士課程農学専攻の「次世代農学特論」の中で、「みどりの食料システム戦略」について説明を行いました。
県内における農産物の環境負荷低減の取組の「見える化」の事例のほか、農林水産分野におけるカーボン・クレジットの推進等の説明に、学生から「現在のみどり戦略の達成状況はどのくらいか」「大学に期待することは」などの質問がありました。

説明する岩手県拠点職員
説明する岩手県拠点職員
講義の様子
講義の様子

 

各年度の岩手フォトレポート

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