東海食育メールマガジン第98号(臨時号)(令和5年6月23日発行)
~健全な食生活の実践と食を支える農林漁業の理解のために~
第4次食育推進基本計画では、基本的な方針として3つの重点事項「生涯を通じた心身の健康を支える食育の推進」、「持続可能な食を支える食育の推進」、「新たな日常やデジタル化に対応した食育の推進」を柱に食育を計画的に推進していくこととしています。
今号は臨時号として、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝アワード~第10回選定~」のエントリー募集(2023年8月27日(日曜日)まで)、東海食育ネットワーク会員からの発信情報「シンポジウム『発酵は力なり~美・まち・健康~』の開催」及び「第70回日本栄養改善学会学術総会 市民公開講座『日本の地形がもたらす〔豊かさ〕を知り、〔災害〕に備える』の参加者募集」について、お知らせします。
★ 東海農政局からのお知らせ
1「ディスカバー農山漁村(むら)の宝アワード~第10回選定~」募集中!8月27日(日曜日)までにご応募ください!
農林水産省では、「強い農林水産業」、「美しく活力ある農山漁村」の実現のため、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝アワード」(第10回選定)として、地域の活性化や所得向上に取り組んでいる事例を募集しています。
また、第10回となる今年は、過去に選定された優良事例の中から、選定後に著しい発展がみられ、全国の模範となる取組も募集します。
特に優れた取組については選定証の授与や、特設Webサイトへの掲載、交流会の開催などを通じて、全国に幅広く発信していきます。
自薦、他薦は問いませんので、農山漁村を元気にする取組を行っている団体・個人の皆さま、ふるってご応募ください!
キラリと光り輝く可能性の宝庫である、あなたと、あなたのふるさとの底力を見せてください!
【募集する取組】
► 美しく伝統ある農山漁村を次世代へ継承する取組
(景観保全、環境保全型農業など)
► 幅広い分野・地域との連携により農林水産業・農山漁村を再生する取組
(6次産業化、地産地消、農福連携など)
► 国内外の新たな需要に即した農林水産業を実現する取組
(農泊、輸出、スマート農林水産業、食料安全保障強化など)
【応募締切】
► 令和5年8月27日(日曜日)まで
詳細はこちら▼
https://www.maff.go.jp/tokai/press/toshinou/230616.html (プレスリリース)
特設Webサイト(概要の確認など)▼
https://www.discovermuranotakara.com/ (外部リンク)
応募はこちらから▼
https://www.discovermuranotakara.com/sentei/ (外部リンク)
受け付けを終了させていただきました。申し込みいただきありがとうございました。
★ 東海食育ネットワーク会員からのお知らせ
2 シンポジウム「発酵は力なり~美・まち・健康~」の開催
<発酵食を保護継承することの重要性を一緒に考えてみませんか!>
日本各地では四季折々の食材を生かし、長い年月をかけて地域の伝統的な食文化を形成してきました。しかし、若者を中心に進む和食離れ、昔から伝わってきた地に足をつけた日本人らしい生き方が変わりつつあります。
愛知県の東三河に伝わる発酵食の一つで、1300年の歴史がある「濱納豆」も製造者は現在、東三河では1軒だけ。昔ながらの完全手作りの製法を現代まで続けており、味噌のように味わい深く、醤油のように風味豊かで、これらの発酵食品の原点です。ルーツは吉田藩徳川家浄土宗加護寺“悟真寺”の伝統を受け継ぎ、徳川家康公をはじめ徳川三代将軍にも愛され、食されたとも言われています。
これは日本の誇る食文化、後世に伝えたい発酵食であり、守り、継承することの重要性を日々感じています。
7月10日は、「納豆の日」。シンポジウム「発酵は力なり~美・まち・健康~1300年の歴史『濱納豆』」のまちから、日本の宝を守り抜く」を開催します。
【基調講演】
テーマ:「歴史を歩む濱納豆」
講師:発酵学の第一人者 小泉武夫 氏(東京農業大学 名誉教授)
【ト-クイベント出席者】
村井裕一郎 氏(糀屋三左衛門 社長)、真藤舞衣子 氏(料理家)、今里 武 氏(ホテルア-クリッシュ豊橋 総料理長)、森田敦子 氏(植物療法士)、國松勝子 氏(國松本店 代表)
(※ 現在は満席の為、募集は行っておりません)
3 第70回日本栄養改善学会学術総会 市民公開講座「日本の地形がもたらす『豊かさ』を知り、『災害』に備える」の参加者募集(申込不要・入場無料)
2023年9月1日~3日に、第70回日本栄養改善学会学術総会が開催されます。テーマは「すべての人の幸福を目指した実践栄養学の発信~ソーシャルインクルージョン(社会的包摂)の実現に栄養学を取り入れる~」です。
ソーシャルインクルージョンとは、全ての人々を孤独、孤立、排除等から援護し、健康で幸福な生活の実現につなげるよう、社会全体で包み支え合うことです。 また、実践栄養学は、科学的に裏付けされた、人々の食・栄養を支援する方法またそれを検証する学問です。
今回の学術総会では、これらの概念を合わせて、社会的に弱い立場、困難な状況下などにある人々(障がい者、低所得者、独居高齢者、被災者など)に対する栄養ケアについて議論できる場になればと考えています。
その一環として、市民公開講座を開催します。
ぜひ、ご参加ください。
日時:2023年9月3日(日曜日)15時00分~16時30分 (終了いたしました)(終了いたしました)
会場:名古屋国際会議場 白鳥ホール(名古屋市熱田区熱田西町1番1号)
主催:第70回日本栄養改善学会学術総会 事務局(名古屋学芸大学 管理栄養学部)
定員:400名
【講演1】
テーマ:「美食地質学:世界一の変動帯 日本列島からの恩恵と試練」
講師:巽 好幸 氏(ジオリブ研究所 所長、神戸大学 名誉教授)
【講演2】
テーマ:「災害栄養学:食の備えで生活を守る!被災時の知見から宇宙を創る!」
講師:坪山(笠岡)宜代 氏(国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 国際災害栄養研究室 室長)
<座長>安達内美子 氏(名古屋学芸大学 管理栄養学部 教授)
詳細はこちら▼(開催概要)
https://www.congre.co.jp/kaizen70/contents/outline.html (外部リンク)
お問合せ先
消費・安全部消費生活課
担当者:食育推進班
代表:052-201-7271(内線2815)
ダイヤルイン:052-223-4651