排水ポンプ車による緊急支援・災害応急用ポンプの貸出しについて
東海農政局では、台風や地震等の災害時に際し、土地改良施設の機能保持を目的とした緊急を要する排水作業を行う場合に、要請に応じて「排水ポンプ車」の派遣を行っています。
また、集中豪雨時の農地湛水排除や干ばつ時の用水補給等に対処するため「災害応急用ポンプ」を保有し、貸出しが行える体制を整えています。
⇒お問合せはこちらまで
1.排水ポンプ車の派遣について
(ア)排水ポンプ車の派遣について
要請に応じ派遣する場合、派遣の判断は次のとおりとします。
- 緊急を要する排水作業であること。
- 短期的な使用が見込まれること(原則として1週間以内とする)
- 排水ポンプ車の進入路や作業スペースが確保できること。
派遣後に作業の安全性等が確保できない等の理由により排水ポンプ車の設置や使用を中止する場合があります。
(イ)派遣による運搬、設置について
出動時、原則として運搬(往路)及び設置までを農政局で行いますが、ポンプの運転管理、撤去、運搬(復路)は、利用者が行うものとします。
ただし、被害状況が甚大である等の特別な事情がある場合の負担や支援方法は、協議によるものとします。
(ウ)派遣要請について
排水ポンプ車の派遣要請を行う場合、東海農政局設計課に対して、電話等の出動要請の意向を連絡したのちに別記様式の出動要請書を提出してください。(メール可)
(エ)排水ポンプ車の派遣(貸出し)について
排水ポンプ車の地方公共団体への派遣(貸出し)を行う場合は排水ポンプ車出動要請書(WORD : 26KB)の提出をお願いします。
また、他に「2.(カ)必要書類について」と同じ書類が必要です。
原則として、派遣(貸出し)された排水ポンプ車の運転管理、使用期間中の整備、撤去、運搬(復路)、返納時整備にかかる費用については利用者負担になります。
2.災害応急用ポンプの貸出しについて
(ア)貸出しを行う場合について
- 豪雨・長雨・地震等の自然現象による災害応急対策
- 干ばつ等による用水補給
- 土地改良施設の事故、人災による自然災害または発生の恐れがある場合
- 農水省所掌の事業で実施する工事において工事用として使用する場合
- 農水省の委託を受けて行う試験、研究、調査または補助金交付対象の試験、研究、調査を行う場合
- その他必要と認められたとき
上記の場合に無償で貸出しを行います。
(イ)申請時の必要事項について
貸出しを希望される場合は、「災害応急用ポンプ貸出し可能台数一覧表」及び「災害応急用ポンプ貸出のしおり」をご確認いただき、【申請様式】借受申請書に必要事項を記載の上、問合せ先まで提出をお願いします。
申請書に記載いただく内容は以下のとおりです。
- 借受機能機械器具の品目、能力・規格及び数量
- 借受希望機械器具の使用目的、使用場所及び理由
- 借受を希望する期間及び使用計画
- 使用場所までの道路状況及び機械輸送の方法
詳細は「災害応急用ポンプ貸出のしおり」に記載しています。
(ウ)貸出し期間について
当初、予定していた期間を超えて利用したい場合は、利用満了の10日前までに「土地改良施設機械器具借受期間延長申請書」を提出し、承認をうけることにより、最長1年間の利用が可能です。
(エ)貸出し対象機関について
- 国、県及び地方公共団体
- 土地改良区連合または土地改良区
- 農業協同組合連合会または農業協同組合
- 水利組合
- 農業農村整備事業の工事施工者
(オ)費用の負担について
原則、貸出しに伴う運搬、据付、運転管理に要する費用は、全て利用者の負担となります。
ただし、被害状況が甚大である等の特別な事情がある場合の負担や支援方法は、協議によるものとします。
(カ)必要書類について
必要書類は以下のとおりです。
3.災害応急用ポンプ等の貸出し場所
災害応急用ポンプ格納庫
住所:愛知県名古屋市守山区森孝一丁目1749
災害応急用ポンプ格納庫案内図(PDF : 400KB)
4.災害応急用ポンプ等の貸出し状況
本事務所で所有しているポンプおよび付属品等の貸出し可能状況は、こちらをご覧ください。
(令和7年8月20日現在)
災害応急用ポンプ貸出可能台数一覧表 (PDF : 64KB)
(注)最新の貸出し状況は、お問合せ先までご連絡ください。
お問合せ先
(1)排水ポンプ車の派遣に関するお問合せ
〒460-8516
愛知県名古屋市中区三の丸1丁目2-2
東海農政局 農村振興部設計課(担当:工事検査官、強靭化指導官)
電話:052-223-4633
(2)災害応急用ポンプの貸出しに関するお問合せ
〒460-0001
愛知県名古屋市中区三の丸1丁目2-2 名古屋農林総合庁舎第2号館 2階
東海農政局 土地改良技術事務所施設・管理課(担当:施設機械係)
電話:052-385-8092(勤務時間内)
090-1827-4952(夜間・閉庁日の緊急時)
勤務時間は、土・日、祝祭日、年末年始を除く午前8時30分から午後5時15分までとなっています。
(3)どちらを利用したらいいかわからない場合は(1)にお問合せお願いします。