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東海農政局

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GAP(農業生産工程管理)

GAPとは

「GAP(Good Agricultural Practice)」とは、農業において、食品安全、環境保全、労働安全等の持続可能性を確保するための生産工程管理の取組のことです。GAPの実施は、生産管理・効率性の向上や経営意識の向上にもつながるといった効果があり、農業人材の育成や我が国の農業の競争力強化にも有効な手段です。
農林水産省ではGAPの推進に当たり、GAPをすること、GAP認証をとることの両方を進めることとしています。
労働安全では、GAP(農業生産工程管理)の周知を通じた現場の改善活動、農業者への安全確保の声かけ・注意喚起等の農作業安全対策の取組を推進します。
また、全国農作業安全確認運動では、農作業事故が多発する、3~5月と9~10月を農作業安全対策の重点期間として、春・秋の農作業安全確認運動を展開しています。

PDCAサイクルの重要性

GAPではいろいろなルール作りや基盤作りがありますが、一度ルール作りや取組を行えばそれで完成というわけではありません。さらに改善を続けることによって生産性の向上や競争力の強化が図れ、次世代に引き継げる農業経営を構築することができます。

PDCAサイクルの重要性

お知らせ・更新情報

Goodな農業! GAP-info(農林水産省へリンク)

都道府県の取組やイベント情報を掲載しています。ぜひ、ご覧ください。

GAPガイドライン

農林水産省では、「国際水準GAPガイドライン(試行版)の活用について」を公表しました。
これを我が国の多くの農業者や産地が取り入れることにより、結果として持続可能性の確保、競争力の強化、品質の向上、農業経営の改善や効率化に資するとともに、消費者や実需者の信頼の確保が期待されます。

(参考)

東海各県リンク

農作業安全対策について

農作業における安全研修、農作業事故情報、事故防止などに関するページです。
詳しくはこちらからご覧ください。

農作業安全対策について

GAPに取り組む産地の動向等

未来につながる持続可能な農業推進コンクール

「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」(GAP部門)における東海地域の受賞者の取組や成果を広く紹介することにより、東海地域における持続可能な農業を円滑かつ効率的に推進することとします。

令和2年度未来につながる持続可能な農業推進コンクールGAP部門受賞者   

賞    受賞者    所在地 概要
農林水産大臣賞 JA三重中央 美杉清流米部会 三重県津市 受賞者の概要(PDF : 1,937KB)


令和元年度未来につながる持続可能な農業推進コンクールGAP部門受賞者 

賞    受賞者    所在地 概要
生産局長賞 岐阜県立岐阜農林高等学校 岐阜県本巣郡北方町 受賞者の概要(PDF : 233KB)
就労継続支援A型事務所シグマファームとういん 三重県員弁郡東員町 受賞者の概要(PDF : 207KB)
東海農政局長賞 三重県立明野高等学校 三重県伊勢市 受賞者の概要(PDF : 203KB)


東海地域のGAP取組事例

国際水準GAPの認証取得に向けた特徴的な活動等を紹介します。

 農場名 取組事例
 美杉清流米部会  「美杉清流米」の拡大に向けて、JGAP団体認証を取得(PDF : 774KB)
 株式会社大雅  観光農園のGAP取得など、経営拡大に取り組んでいます(PDF : 162KB)
 農事組合法人桂茶生産組合  GAP認証の継続により安定生産・取引を実現しています(PDF : 155KB)
 三重県立明野高等学校  GAP教育を推進、拡大しています(PDF : 135KB)
 平山農園株式会社  GAP認証などを通じた経営強化に取り組んでいます(PDF : 164KB)

(令和2年1月1日更新)

GAP取組支援データベース

GAPの取組の更なる普及と取組の高度化に資することを目的として、GAPの点検項目や取組内容等に関するデータベースや具体的なGAP導入事例等を取りまとめています。

詳しくはこちらからご覧ください。

「HACCPに沿った衛生管理の制度化とGAPの重要性について」の説明会を開催しました 

東海農政局は、令和2年2月27日(水曜日)、名古屋能楽堂(名古屋市中区)において、6次産業化を行う農林漁業者等に向けて、第1部では「食品衛生法の改正に伴う「HACCPに沿った衛生管理」の制度化について」、第2部では「農業生産のGAPによるレベルアップについて」の2部制で説明会を開催しました。
ここでは、第2部「農業生産のGAPによるレベルアップについて」(PDF : 120KB)の概要を紹介します。

GAPの価値を共有するフードチェーン連携パートナー会(東海ブロック)を開催しました

東海農政局は、平成30年10月11日(木曜日)、名古屋能楽堂(名古屋市中区)において、農産物の生産、加工、流通、小売等関係事業者等を結集し、東海地域のフードチェーンにおけるGAPの価値の共有化を図ることを目的に、「GAPの価値を共有するフードチェーン連携パートナー会(東海ブロック)」を開催しました。(PDF : 98KB)

東海地域で国際水準GAPの認証を受けた農場を紹介

国際水準GAPの普及・啓発活動の一環としまして、認証を取得した農場のうち主なものを紹介します。
(本Webサイトへの掲載を希望される方は、以下のお問い合わせ先へご連絡願います。)

農場名 国際水準
GAPの種類
認証
形態
認証取得品目  所在地 URL/お問い合わせ先
 農事組合法人桂茶生産組合 ASIAGAP 団体  茶 岐阜県揖斐川町  http://www.ibicha.jp/
 株式会社大雅 GLOBALG.A.P. 個別  いちご 岐阜県山県市   http://15meijin.com/
 有限会社JAにしみの興農社  JGAP
個別
 リーフレタス
岐阜県大垣市
 0584-73-8113
 有限会社ひるがのラファノス  GLOBALG.A.P.
個別
 だいこん、にんじん、トマト
岐阜県郡上市
 http://www.hirugano-raphanus.com/
 0575-72-2061
 有限会社橋場農園 GLOBALG.A.P.
個別
 トマト
岐阜県高山市
 https://hasibanouen.net/
 0577-78-1161
 ポットファクトリー西内 JGAP
個別
 トマト
岐阜県本巣市
 https://www.pot-factory.jp/
 090-1728-7561
 大熊農園 JGAP
個別
 トマト、ミニトマト
岐阜県本巣市
 http://www.ohkumanouen.com/
 有限会社石川養豚場 JGAP
個別
 豚
愛知県半田市
 http://aipork.com/
 0569-20-5410
 株式会社サンライズファーム豊田 JGAP
個別
 トマト、ミニトマト
愛知県豊田市
 0565-76-2600(農場長)
 イノチオみらい株式会社
 農場:イノチオファーム豊橋
GLOBALG.A.P.
個別
 ミニトマト
愛知県豊橋市
 https://www.inochio-mirai.co.jp/
 株式会社めぐりとまと JGAP 個別  ミニトマト  愛知県豊橋市  fca.mini-tomato@hotmail.co.jp 
 大野精工株式会社(King Farm) GLOBALG.A.P. 個別  トマト、ミニトマト、いちご 愛知県西尾市  0563-52-0173
 平山農園株式会社 ASIAGAP 個別  かんきつ
三重県尾鷲市
 https://sub-hirayamanoen.ssl-lolipop.jp/
 株式会社鈴鹿山麓夢工房 JGAP
個別
 しいたけ
三重県鈴鹿市
 http://www.suzuka36.com/index.html
 059-371-3636
 株式会社アクア菰野辻農場 JGAP
個別
 小松菜、ベビーリーフ、水菜、リーフレタス
三重県菰野町
 http://www.aqua-komono.com/
 059-396-0006
 美杉清流米部会 JGAP
団体
 水稲
三重県津市美杉町
JA三重中央・農作業支援センター美杉
059-272-1122

(令和3年2月16日更新)

また、教育機関において生徒・学生がGAPを学び、自ら実践することで、農業生産技術の習得に加えて、経営感覚を兼ね備えた人材として、国際水準GAPの取得に向けた活動を紹介します。 

学校名 国際水準
GAPの種類
認証取得品目 認証取得のきっかけ
岐阜県立加茂農林高等学校 ASIAGAP  きゅうり 農業人材の育成や農業競争力強化の観点から、担い手を育成する農業高校においてもGAP認証が必要となったことから、平成29年度末に岐阜県では県内すべての農業高校において、GAPの実践を推進することとなった。これを受け、本校では30年度からGAPに取組み、31年3月に「きゅうり」と「日本なし」でGAPを取得した。
JGAP  日本なし
三重県立明野高等学校 ASIAGAP  茶(緑茶・紅茶)  明野高等学校における認証取得のきっかけ等(PDF : 415KB)
GLOBALG.A.P.  コンバイン作物(米)
岐阜県立岐阜農林高等学校 GLOBALG.A.P.  水稲 本校は平成30年度より文部科学省が行うスーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(注)(以下「SPH」という)事業への申請の際、国際水準GAPの学習を通して、農業生産技術の習得だけではなく、経営感覚や国際感覚についても学習を進めている。また、29年末に岐阜県では県内すべての農業高校において、GAPの実践を推進することになり、本校ではSPHの研究テーマの1つに「水稲の品質向上とGLOBALG.A.P.認証取得」を掲げてGAPに取組み、30年11月に「米」でGLOBALG.A.P.を取得した。
なお、本年度、野菜(トマト)でのGLOBALG.A.P.認証取得に向け取組中。
(注)社会の変化や産業の動向等に対応した、高度な知識・技能を身に付け、社会の第一線で活躍できる専門的職業人を育成するため、先進的な卓越した取組を行う専門高校を指定し、実践研究を行う事業。
岐阜県立恵那農業高等学校 JGAP  きゅうり 本校ではGAPの考え方や必要性は今後の農業のスタンダードとなる可能性が高いと考え、GAPの取組を行っている。平成29年末に岐阜県では県内すべての農業高校において、GAPの実践を推進することになり、本校では30年度からGAPに取組み、31年2月に「きゅうり」でJGAP認証を取得した。
愛知県立渥美農業高等学校 GLOBALG.A.P.  トマト GAPに興味を持ったハウス野菜担当教諭が、労働安全や食品安全などのルールを生徒自ら考え実践することを目的に、賛同した生徒6名(現在は10名)と、平成30年12月にGAP研修班を結成。既にGLOBALG.A.P.をトマトで認証取得している地元法人の指導の下、同品目でのGLOBALG.A.P.認証取得を目指し取組を開始。令和2年1月に認証取得した。

(令和2年3月31日更新)

リンク集

お問合せ先

生産部生産技術環境課

担当者:課長補佐(営農対策)、資材対策係
代表:052-201-7271(内線2261、2263)
ダイヤルイン:052-746-1313

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