植田南小学校で出張講座を行いました
東海農政局は、令和6年7月1日(月曜日)植田南小学校において、植田南小学校5年生を対象に「米農家の未来を守るために」について、特別授業の中で出張講座を行いました。
日時
令和6年7月1日(月曜日)
場所
植田南小学校(愛知県名古屋市天白区)
対象
植田南小学校5年生(25名)
テーマ
米農家の未来を守るために
内容
- 愛知県名古屋市天白区の名古屋市立植田南小学校において、「米農家の未来を守るために」について出張講座を実施しました。
- 5年生が、「米農家の未来を守るために」を学習していく中で、2つのテーマでの討論を行いました。
- テーマ(ア)「農家の減少」では、「AI、ICT、ドローンを使った農作業の全自動化。」ができないかという意見の中で、「労働時間を減らせる。」、「人手不足解消。」、「労働時間が減って米が安くなる。」との可能性の発言があった一方で、「全自動化にはお金がかかる。」、「環境に問題はないか。」などの意見も出ていました。これを受け我々からは、農業機械は常に進化しており、自動化においては国、大学やメーカーの研究や実証実験も繰り返されており、導入する際には、支援もあるとお話ししました。
- テーマ(イ)「米の消費量の減少」では、「SNS、新聞、イベント等で全世代に対して情報発信を行うことが必要。」などの意見が多く出る中、「効果が心配。」などの意見もありました。その他、具体的に米を消費する方法としては、「化粧品を米で作る。」、「米の輸出。」などの意見も出ていました。これを受け我々からは、米粉パンの紹介や色々な品種の米を食べ比べてみて欲しいこと、パックご飯が手軽さで人気があり輸出を増やしていることなどをお話ししました。
- 生徒たちは、授業時間も多少超える中、積極的に手を上げ、討議を繰り返していました。我々としては未来を担う子どもたちが、将来の米のことを考え、様々なアイデアを出してきたことは頼もしく感じました。
- 今後も若い世代の方が、農業について関心をもっていただけるよう、出前講座を通じ、情報発信を行ってまいります。
お問合せ先
消費・安全部消費生活課
担当者:消費者対応班
代表:052-201-7271(内線2806)
ダイヤルイン:052-223-4651