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東海農政局

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01.土工

技術の名称

技術の概要

名称 概要 会社名 登録日

有機酸バイオ系地盤改良材「コーンa」BP
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【概要】

本技術「コーンa」BPは有機とキチン質のバイオ系地盤改良材で、従来は高炉セメントによる地盤改良で対応していた。本技術活用により改良土はpH中性域で、動植物にも安全で、品質向上と安全性の向上、再生砕石による道路の固化飛散防止、バチルス繁殖による放射線量抑制で周辺環境向上も図れる。

適用範囲(条件)

  1. 自然条件
    厳冬期に地盤凍結の恐れのある地域での厳冬期施工はしない。
    悪天候(降雨・降雪・強風)時は施工しないこと。
  2. 現場条件
    資材スペース:1m✕1m=1平方メートル
    作業スペース:3m✕7m=21平方メートル
  3. 技術提供可能地域
    技術提供地域には制限なし。
大崎建設(株)
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平成30年7月27日

油圧ショベル用2Dマシンガイダンスシステム「iDig」 
(外部リンク)

【概要】

(1)何をする技術なのか?

  • 短時間で着脱可能な油圧ショベル用2Dマシンガイダンスシステム「iDig」

(2)従来はどのような技術で対応していたのか?

  • オペレータや計測員の目視

(3)公共工事のどこに適用できるのか?

  • 油圧ショベルを使用する土工工事

(4)その他(「iDig」の特徴)

  • 油圧ショベルのバケットの刃先位置を表示しバケット刃先精度は±1cmでLED表示器の表示に従って作業ができる。
  • キャビンからバケットの刃先の位置をLED表示器で常時確認できる。
  • オペレータは、入力した深さ、距離、勾配の2Dマシンガイダンスデータに従って作業を進めるため、掘削等作業に集中できる。
  • 本技術の2DMGシステムは、簡単に設置できる仕組みで、1人の作業員で1時間程度の時間で設置が行える。
  • 本技術のセンサー等の設置には、専用シールとプレートで簡単に接着が可能となり、削孔や溶接を用いないため、専門技術者が不要となった。
  • 本技術のセンサー間の通信方法は無線を使用し、センサーは太陽電池式であるため、断線による不具合は発生しない。
  • 100種類のショベル×バケットが登録可能であるため、他の手持ちの油圧ショベルへ載せ換えすることで、専用車両が不要になる。(数分で他の油圧ショベルへ載せ換え可能)
  • 本技術のセンサーは受光器兼用センサーとなっているため、回転レーザーを水糸の代わりとする現場においても、別途受光器を取り付ける必要がない。

この技術による効果

(1)どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)

  • オペレータや計測員の目視から入力設定データによるLED表示器を使用した2Dマシンガイダンスシステムに変えた。

(2)期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)

  • 入力設定データによるLED表示器を使用した2Dマシンガイダンスシステムに変えたことにより、
  1. 掘削等の作業中の深さや距離等の計測が不要になったため、施工性が向上し、工程の短縮が図れる。
  2. 掘削等の作業中の深さや距離等の計測が不要となり、計測員の労務費が削減できるため、経済性の向上が図れる。
  3. 掘削等の作業中におけるバケット刃先の位置確認等がキャビンから行えるため、オペレータの省力化が図れる。
グレートスタージャパン(株)
(外部リンク)
 令和元年10月17日

地下かんがいシステム「RaRaSui(ララスイ)」(外部リンク)

概要

「RaRaSui」は新たに開発した地下かんがい機能付収納式水閘「RaRa水閘」,汎用田型排水口「RaRa排水口」,地下かんがい機能付給水マス
「RaRa給水マス」と農地に埋設するトヨドレン(暗渠管)を接続し、農地の表面及び地下から給・排水を行うことができる地下かんがいシステムである。

開発の趣旨・目的

水田農業は米中心の営農体系から野菜等の高収益作物を中心とした営農体系への転換を図ることとしている。
畑作物の導入と品質向上・収量増を可能にするためには、排水の改良と作物の栽培ステージに合わせて地下水位を調節できる地下かんがいシステムの導入が必要条件とされていることから当システムを開発した。

適用範囲

(1)圃場条件

  • 暗渠管埋設深:田面-60cm以上
  • 開水路から取水の場合、水路内水面高と田面との落差30cm以上。
  • 排水路底高が暗渠排水口以深。排水路底が田面から-40cmと浅い場合も別途対応可能。
  • 既設暗渠への各単体部材の適用も可能

(2)提供可能地域

  • 全国

特徴

(1)RaRa水閘(水位調整機能付収納式水閘)

  • 水位調整高さ、田面+20cm~-40cmに対応。
  • 20cmの伸縮機能により畦畔天端と同一高さで収納可能。農業機械の接触や草刈等による破損を防ぐ。
  • ゴム栓構造の採用により、高い止水性を実現。
  • 水閘を収納した状態で排水(全開放)が可能。

(2)RaRa排水口(ポリエチレン製汎用田型排水口)

  • 二重シャッター機能により田面~+20cmまで無段階で調節可能。
  • 土留め板の開放により田面~+20cmまで無段階で調節可能。また、土留め板を開放することにより、畑作時や中干し時の田面下(-20cm)の表面排水が可能。
  • 軽量(6.5kg)であり、人力施工が可能。
  • 排水路の管路化にも対応。(排水部に管接続口を採用)

(3)RaRa給水マス(田面給水と地下かんがい機能を一体化)

  • 軽量(7.0kg)であり、人力施工が可能。
デンカ株式会社(外部リンク) 令和3年11月2日

暗渠疎水材として瓦チップを使用することへのご提案(外部リンク)

   瓦チップは無機質系リサイクル材料であり、環境負荷の低い、環境にやさしい製品です。主に解体から排出される廃瓦からリサイクルされ、排出量は年間200万トンになりますので安定し、低価格で提供できます。
   瓦チップの特性として、優れた保水力、透水性があり、植栽土中に生育に必要な空隙を作る事ができるため、暗渠用疎水材として最適です。 瓦チップは、化学的分析により60%前後がケイ酸である瓦が原料です。
   ケイ酸は、水に溶けている鉄と反応して、鉄の酸化沈殿をさまたげるということです。また、瓦チップは、流末閉塞の原因となる赤さびの発生を抑え、流末の維持管理を容易にします。瓦チップを疎水材に利用することは、土管を暗渠排水に利用する際と同様の「粗面多孔質で吸水率が高い」という特長を有するため、肥料や農薬の流出低減が期待できます。瓦チップは、透水性、保水性、通気性を改善させる土壌改良材としても利用されており、汎用化水田において有効です。
一般社団法人瓦チップ研究会(外部リンク)

令和5年1月13日

お問合せ先

土地改良技術事務所企画情報課

〒460-0001 愛知県名古屋市中区三の丸1丁目2−2
電話:052-232-1057