中国四国あぐりレター 第538号 2024(令和6)年3月19日 中国四国農政局
もくじ
1 【重要なお知らせ】
【新着】食料・農業・農村政策審議会基本法検証部会(第18回)の開催について
農林水産省は、令和6年3月11日(月曜日)に食料・農業・農村政策審議会基本法検証部会を開催し、「食料・農業・農村基本法改正案等についての報告」等を行いました。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/kensho/index.html
「食料・農業・農村政策の新たな展開方向」に係る検討会等について
令和5年6月2日の食料安定供給・農林水産業基盤強化本部の「食料・農業・農村政策の新たな展開方向」の決定を受け、各種検討会等を設置しました。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
(不測時における食料安全保障に関する検討会)
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/kentoukai.html
(適正な価格形成に関する協議会)
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/kikaku/kakaku_keisei/imdex.html
(食品産業の持続的な発展に向けた検討会)
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/kikaku/jizoku/index.html
「食料安全保障強化政策大綱」の改訂、「食料・農業・農村基本法の改正の方向性」、「食料・農業・農村政策の新たな展開方向に基づく施策の工程表」について
令和5年12月27日の食料安定供給・農林水産業基盤強化本部において、「食料安全保障強化政策大綱」の改訂、「食料・農業・農村基本法の改正の方向性について」等、「食料・農業・農村政策の新たな展開方向に基づく施策の工程表」を決定しました。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(首相官邸ホームページ)
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/nousui/index.html
「農業DX構想2.0」が取りまとめられました
「農業DX構想の改訂に向けた有識者検討会」において、農業・食関連産業のデジタル化に向けた、農業・食関連産業やテック企業等の関係者に対する「マイルストーンを示すナビゲーター」として「農業DX構想2.0」が取りまとめられました。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/joho/240222.html
みどりの食料システム戦略関係について
農林水産省では、持続可能な食料システムの構築に向け、令和3年5月12日に生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定し、中長期的な観点から、調達、生産、加工・流通、消費の各段階におけるカーボンニュートラル等の環境負荷軽減事業活動を推進しています。
また、3月1日より、新たなラベルデザインによる環境負荷低減の取組の「見える化」を本格運用しました。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
(「見える化」の本格運用について)
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/b_kankyo/240301.html
(みどりの食料システム戦略本部に関する情報)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/honbu.html
(「みどりの食料システム戦略」全般に関する情報)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html
鳥インフルエンザ及び豚熱等の発生防止の強化について
令和6年3月12日、広島県内の家きん農場において、今シーズン国内10例目、中国四国地域3例目となる高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認され、まん延を防止するため防疫措置が実施されています。
このため、中国四国地域の家きん飼養農場においても厳重な警戒が必要です。
また、中国四国地域においては、豚熱に感染した野生イノシシの確認区域が拡大しており、2月29日に岡山県内でも初めて確認され、飼養豚への豚熱感染リスクが高まっています。
家畜の飼養者の皆様におかれましては、消毒の徹底等、飼養衛生管理基準の遵守をお願いします。万が一、飼養する家畜に異状を発見した場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。
加えて、昨年12月下旬以降、西日本の複数港と定期航路がある韓国の釜山港近辺において、我が国では未発生のアフリカ豚熱に罹患した野生イノシシが相次いで確認されています。韓国を含むアジア地域では、すでにアフリカ豚熱が飼養豚でも発生していることから、アジア地域等に出向いた場合は、帰国時に肉製品の持ち帰りを行わず、靴に付着した土を掃除した上で帰国するなど、病原体の国内持ち込み防止にご協力をお願いします。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。
(鳥インフルエンザに関する情報)
https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/inf/index.html
(豚熱に関する情報)
https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/kobetsu/butanetsu_jouhou.html
(アフリカ豚熱に関する情報(農林水産省ホームページ))
https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/asf.html
2【イベント】
【新着】「生物多様性の大切さと環境を守る取組を養蜂体験を通じて学ぶ」の開催について
中国四国農政局は、岡山市のビル屋上で「都市養蜂を通じて自然環境との繋がりを考え、岡山を花と緑があふれる街にする取組」を行っている「おかやまミツバチプロジェクト」と共催で、小学生と保護者を対象とした体験学習を開催します。
- 【開催日時】
令和6年3月28日(木曜日)10時00分から12時10分
【開催場所】
セントラルフォレスト「アース」8階会議室及び屋上養蜂場(岡山市北区本町6-30 第一セントラルビル2号館)
【申込締切】
令和6年3月25日(月曜日)17時まで
申込先着順、小学生と保護者(30名程度) - 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/kikaku/240307.html
3【お知らせ】
【新着】「令和5年度病害虫発生予報第10号」の発表について
農林水産省は、令和6年3月13日に「令和5年度病害虫発生予報第10号」を発表しました。中国四国地域に関係のある内容は以下のとおりです。
- 野菜では、いちごのアザミウマ類の発生が、四国の一部の地域で多くなると予想されています。
果樹では、果樹カメムシ類の発生が、四国及び中国の一部の地域で多くなると予想されています。
この他、いちごの灰色かび病等、地域によっては多くなると予想されている病害虫があるので注意してください。 - 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/240313.html
【新着】国産果物の消費拡大に関するポスターデザイン募集について
農林水産省は、国民の皆様に、果物を食べることの重要性を改めて認識いただくため、また、国産果物をもっと身近に感じていただくため、5月13日(月曜日)まで国産果物の消費拡大に関するポスターデザインを募集しています。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/ryutu/240313.html
【新着】小学生・中学生向け「農業学習」コンテンツの公開について
農林水産省は、小学生・中学生のこどもたちを対象として、農業の歴史、農業遺産、農村の共同活動などの農村の大切な役割や魅力を学習することができる4つの教材を制作しました。これらの教材は、全国の教育現場やご家庭でご利用いただけます。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kantai/240311.html
【新着】第1回こうち農業女子交流会の開催について
中国四国農政局高知県拠点は、3月27日(水曜日)に高知県内に在住する女性農業者を参集し、交流会を開催します。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/kikaku/240306.html
令和5年度「飼料用米多収日本一」の受賞者の決定について
農林水産省及び一般社団法人日本飼料用米振興協会は、生産技術の面から先進的で他の模範となる飼料用米生産者を表彰し、その成果を広く紹介することで、飼料用米生産者の生産に係る技術水準の向上を図ることを目的として「飼料用米多収日本一」を実施し、農林水産大臣賞他の受賞者を決定しました。
中国四国地域では、単位収量の部において海地博志氏(山口県山口市)が農産局長賞を受賞しました。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/kokumotu/240228.html
(飼料用米関連情報)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kokumotu/siryouqa.html
【新着】また、中国四国農政局においても、管内の応募者の中から優秀な取組を行っている飼料用米生産者に中国四国農政局長賞を授与します。
- 【単位収量の部】及び【地域の平均単収からの増収の部】
三輪農園株式会社(山口県山口市)
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/se_sinko/240314.html
「農泊インバウンド受入促進重点地域」28地域を選定
農林水産省は、農泊地域への訪日外国人旅行者(インバウンド)の更なる受入促進に向け、これまで農泊に取り組んできた地域の中から、「農泊インバウンド受入促進重点地域」28地域を選定しました。
中国四国地域では、にし阿波~剣山・吉野川観光圏協議会(徳島県美馬市・三好市・つるぎ町・東みよし町)及びてしま農泊推進協議会 (香川県土庄町)が選定されています。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kouryu/240229.html
令和4年の農作業死亡事故について
農林水産省は、令和4年に発生した農作業死亡事故について取りまとめましたのでお知らせします。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/sizai/240222.html
農業・農村への理解の醸成を目指す新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を開催中
農林水産省は、「食料・農業・農村基本計画」に基づき、食と農のつながりの深化に着目した新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を開催中です。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(ニッポンフードシフトホームページ)
https://nippon-food-shift.maff.go.jp/
令和6年能登半島地震に関する情報について
令和6年能登半島地震に係る農林水産関係の被害と対応状況等について、公表しました。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/saigai/r6notojishin.html
4 【消費者の部屋】
テーマ:「地域の農林水産物・食品を海外へ!」「地理的表示(GI)保護制度ってなーに?」消費者の部屋展示の御案内
品質の高い国産農林水産物や、これらの産物を使用して伝統的製法や高度な技術により製造された加工食品は、日本の輸出拡大につながる重要な産品となっています。
他方、地理的表示(GI)保護制度については、その地域ならではの自然的・人文的・社会的な要因の中で育まれてきた品質・社会的評価等の特性を有する産品の名称を、地域の知的財産として保護しています。
今回の「消費者の部屋」の展示では、中国四国地域の主な農林水産物・食品の輸出促進に係る取組並びに地理的表示(GI)についてご紹介します。
- 【開催期間】
令和6年3月11日(月曜日)~4月5日(金曜日)8時30分~17時15分
(土曜日、日曜日、祝日は除く。最終日は13時まで)
【開催場所】
岡山市北区下石井1-4-1 岡山第2合同庁舎1階
中国四国農政局「消費者の部屋」展示コーナー
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/seikatsu/240226.html
5 【ひとことメッセージ】
農村RMOの推進について
徳島県拠点地方参事官 清水 邦敏
徳島県では、令和5年度は阿南市の加茂谷地区及び椿地区、美波町の赤松地区の3地区において農村RMO(農村型地域運営組織)の取組が行われております。また、3地区は中山間地域であり、「デジ活」中山間地域に登録され、様々な地域課題の解決に向けた取組を進めています。徳島県拠点では、進捗状況の確認のため3地区についてタイミングを見ながら地区関係者と対面でヒアリングを行ってフォローアップをしています。
農村RMOの取組は、過疎化と少子・高齢化で集落内の戸数と人口が減少して今までの農村集落機能を維持できなくなっている状況を少しでも改善するため、複数の集落が集まって農村集落機能を維持し農用地保全活動や生活支援の取組を行うものです。
しかし、いくら複数の集落が集まって農村集落機能を維持しようとしても、特に中山間地域においては急激な人口減少が見込まれていることから、水田の水管理に水温計測機能付き水位計及び自動給水ゲートを活用するといった「デジ活」中山間地域の支援を受け、デジタル技術を活用して人手がかからないかたちで農村集落機能を維持しようとしています。
引き続き徳島県拠点としては、前記3地区のフォローアップとともに、徳島県の農村RMO形成を推進していくこととしています。
6 【ふるさと元気だより】
春の到来を告げる「三瓶山」の火入れ
島根県拠点
島根県大田市の「三瓶山(さんべさん)標高1,126メートル」は、裾野から山頂に至る広大な草原風景の美しさが評価され大山隠岐国立公園に指定されています。
広大な草原が広がる三瓶山西の原では、草原の維持、山林火災の防止等を目的に毎年3月下旬に火入れが行われており、今年は、大田市や地元の団体が参加して、3月26日(予備日3月27日)に予定されています。
火入れは、大田市が所有する約33ヘクタールのエリアにガスバーナーで枯れ草に火を付け、火の監視や消火活動を行いつつ、草原を焼き尽くします。
火入れのあと2週間ほどで山野草の芽が出始め、4月下旬には鮮やかな緑の草原が広がりますので、島根県へお出掛けの際は、三瓶山周辺に立ち寄られてはいかがでしょうか。
- 「三瓶山西の原火入れ」の詳細は、こちらをご覧下さい。(大田市ホームページ)
https://www.city.oda.lg.jp/update_info/8258
7 【ホームページの新着・更新に関する情報】
政策情報
【農業生産】
指定野菜の入荷量及び卸売価格の見通し(令和6年3月)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/se_tokusan/240229.html
【統計情報】
「令和6年産水稲の10a当たり平年収量」を公表
https://www.maff.go.jp/j/press/tokei/seiryu/240312.html
報道・広報
【ニュースレター】
https://www.maff.go.jp/chushi/kohoshi/mag_newsletter/
【BUZZ MAFFチャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCk2ryX95GgVFSTcVCH2HS2g/videos
(YouTube)
申請・お問い合せ
【発注・入札情報、その他公表事項】
https://www.maff.go.jp/chushi/nyusatsu/
その他
【農政局ホームページ新着情報】
https://www.maff.go.jp/chushi/sintyaku/
編集後記
「啓蟄(けいちつ)」、冬ごもりから動き出す季節となりました。実は、先日の定期検診で薬が1種類増えてしまいました。冬ごもりしていた週に1度の朝の散歩を、健康管理、数値を正常値にするために動き出したい(再開)したいと思います。(と)
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