香川ぴっぴ通信 第201号 2024(令和6)年5月16日 中国四国農政局香川県拠点
もくじ
- 1【今月のひとこと】
・ニッポンフードシフト……総括農政推進官 國村 義之 - 2【お知らせ】
・「令和6年度病害虫発生予報第2号」について
・特定農産加工業経営改善臨時措置法の一部改正に関する中国四国ブロック説明会の開催について
・サザエさん一家の“もりのわ”話吹き出しコンテストを開催します
・「令和6年農作業安全ポスターデザインコンテスト」の開催について
・中国四国「+(プラス)安全min」を発行しました
・「令和6年度 農薬危害防止運動」の実施について
・お茶の可能性は無限!「お茶×(かける)キャンペーン」が始まっています
・「これから新生活が始まる皆さんへ 食に関するお役立ちBOOK」を作成しました
・令和6年度農林水産予算が成立しました
・食料・農業・農村政策審議会基本法検証部会(第18回)の開催について
・令和6年能登半島地震に関する情報について
・アフリカ豚熱の監視体制の強化について
・みどりの食料システム法について
- 3【報道・公表情報】
・農林水産省
・中国四国農政局
・公表統計情報 - 4【AFFクイズ】
- 5【BUZZ MAFF動画この1本】
- 6【コラム】
・安全第一……統計専門官 天雲
1【今月のひとこと】
★ニッポンフードシフト
総括農政推進官 國村 義之
我が国は、食の外部化・簡便化が進む一方、食と農との距離が遠くなり、農業や農村に対する国民の意識・関心は薄れています。
ちなみに、お米の一人当たりの年間の消費量は、昭和37年の118kgから現在の51kgまでに減っています。
こうした状況を踏まえ、日本の食の未来を守るために、国民が、国産の農林水産物を積極的に選択するといった行動変容につなげていく必要があります。
そのため、国民運動として「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を展開し、Z世代と呼ばれる未来を担う若者たちを重点的なターゲットとして、農林水産業・農山漁村への国民の理解醸成を図るための情報発信等に取り組んでいます。
ニッポンフードシフト公式サイトでは、日本の「食」と「農」が抱える課題や未来について、考えるきっかけとなるような様々なコンテンツを作成しています。ぜひご覧ください。
・詳しくは、こちら(ニッポンフードシフト公式ホームページ)
https://nippon-food-shift.maff.go.jp/
2【お知らせ】
★「令和6年度病害虫発生予報第2号」について
令和6年5月15日、農林水産省は「令和6年度病害虫発生予報第2号」を発表しました。
水稲では、イネミズゾウムシの発生が四国の一部の地域で多くなると予想されています。
麦では赤かび病の発生が四国の一部の地域で多くなると予想されています。
果樹では果樹カメムシ類の発生が四国の一部の地域で多くなると予想されています。また、5月1日に香川県においても果樹のカメムシ類に関する病害虫発生予察注意報が発表されています。
今後活動が活発になると被害が多くなることが懸念されるため、特に注意をお願いします。
・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/240515.html
(香川県農業試験場病害虫防除所ホームページ)
https://www.pref.kagawa.lg.jp/byogaichubojo/byogaichu/yosatujouhou.html
★特定農産加工業経営改善臨時措置法の一部改正に関する中国四国ブロック説明会の開催について
中国四国農政局は令和6年6月11日(火曜日)に、令和6年4月に公布された「特定農産加工業経営改善臨時措置法の一部を改正する法律」に関する説明会を開催します。
開催日時:令和6年6月11日(火曜日) 13時00分から14時30分
開催場所:岡山第2合同庁舎10階第10-A・B会議室(岡山市北区下石井1-4-1)
開催方法:対面及びオンライン(Microsoft Teams)
・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/ke_kigyo/240510.html
★サザエさん一家の“もりのわ”話吹き出しコンテストを開催します
林野庁は、森林資源の循環利用について国民の皆さんに考えていただくため、漫画「サザエさん」の4コマ漫画の吹き出しに入れる楽しいセリフを募集するコンテストを開催します。
選考委員会で優秀作品4点を選考し、優秀作品については、令和6年夏頃に林野庁Webサイト等で発表するとともに、同年10月に都内にて表彰式を開催する予定です。受賞者には賞状と記念品を贈呈します。
是非ご応募ください。募集期間は5月31日(金曜日)です。
・詳しくは、こちら(林野庁ホームページ)
https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/sanson_ryokka/240409_24.html
★「令和6年農作業安全ポスターデザインコンテスト」の開催について
農林水産省では、農作業安全に対する国民意識の醸成及び効果的な推進を図るため、農作業安全を広く呼びかける「令和6年農作業安全ポスターデザインコンテスト」を開催します。
優秀な作品については、表彰するとともに、農林水産大臣賞受賞作品については、農林水産省で作成する農作業安全対策のポスターデザインに採用しますので是非ご応募ください。
募集期間:令和6年8月13日(火曜日)
・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/sizai/240513.html
★中国四国「+(プラス)安全min」を発行しました
中国四国農政局では、農業者等が参加する会議、集会、講習会等に農作業安全の要素をプラスした形式で開催する取組を展開し、少しの間(minutes)でも時間を割いて農作業安全の話題に触れることができるよう「+(プラス)安全min」を発行しています。
・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/seisan/anzen/index.html
★「令和6年度 農薬危害防止運動」の実施について
農林水産省は、農薬を使用する機会が増える6月から8月にかけて、厚生労働省、環境省等と共同で、農薬の使用に伴う事故・被害を防止するため、農薬の安全かつ適正な使用や保管管理、環境への影響に配慮した農薬の使用等を推進する「農薬危害防止運動」を実施します。
令和6年度の運動のテーマは「守ろう 農薬ラベル、確かめよう 周囲の状況」です。生産者の皆様におかれましては農薬ラベルの表示事項の遵守と周辺の環境への農薬の飛散防止をお願いします。
・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouyaku/240426.html
★お茶の可能性は無限!「お茶×(かける)キャンペーン」が始まっています
農林水産省は、今年の新茶シーズンの本格化にあわせて、茶産地や事業者の方々と連携して、「お茶の可能性は無限!~お茶×(かける)キャンペーン~」が始まっています。
これから新茶シーズンを迎える中、日本茶がおいしいこの時期に、お茶に関係するイベントや様々な取組を通して、お茶のもつ多様な魅力を知ってもらい、さらには、毎日の暮らしの中で一層お茶を楽しんでいただけるよう取組を進めます。
・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/tokusan/240426.html
★「これから新生活が始まる皆さんへ 食に関するお役立ちBOOK」を作成しました
中国四国農政局では、これから新生活を始める(始めた)大学生などの若い方へ、新生活が始まる前に知っておいてほしい、知っていると便利な知識を提供し、健康を維持して楽しい新生活を送ってほしいという思いから、「これから新生活が始まる皆さんへ 食に関するお役立ちBOOK~健康を維持して楽しい新生活を!~」を作成しましたのでご利用ください。
・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/syokuiku/katudou/oyakudati.html
★令和6年度農林水産予算が成立しました
令和6年3月28日に令和6年度の農林水産予算が成立しました。
「食料の安定供給の確保」、「農業の持続的な発展」、「農村の振興(農村の活性化)」、「みどりの食料システム戦略による環境負荷低減に向けた取組強化」、「多面的機能の発揮」など、8項目を重点事項として総額2兆2,686億円を計上しました。
・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/budget/r6kettei.html
★食料・農業・農村政策審議会基本法検証部会(第18回)の開催について
農林水産省は、令和6年3月11日(月曜日)に食料・農業・農村政策審議会基本法検証部会を開催し、「食料・農業・農村基本法改正案等についての報告」等を行いました。
・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/kensho/index.html
★令和6年能登半島地震に関する情報について
令和6年能登半島地震により被災された農林漁業者の皆様が、営農意欲を失わず1日も早く経営再建できるように、農林水産関係被害への支援対策を取りまとめ、対策のポイントや被災された農林漁業者の皆様向けの資料を作成しました。(令和6年1月25日発出)
・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/saigai/r6notojishin.html
★アフリカ豚熱の監視体制の強化について
昨年12月下旬以降、西日本の複数港と定期航路がある韓国の釜山港近辺において、我が国では未発生のアフリカ豚熱に罹患した野生イノシシが相次いで確認されています。韓国を含むアジア地域では、すでにアフリカ豚熱が飼養豚でも発生していることから、特に警戒を強化しています。アジア地域等に出向いた場合は、帰国時に肉製品を持ち込まない、靴に付着した土を落とすなど、ウィルスの侵入防止にご協力をお願いします。
飼養者の皆様におかれましては、引き続き飼養衛生管理基準の遵守をお願いします。万が一、飼養する家きん及び豚の異常を発見した場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。
・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ))
https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/asf.html
★みどりの食料システム法について
農環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律(みどりの食料システム法)が成立し、令和4年7月1日に施行されました。
この法律は、農林漁業及び食品産業の持続的な発展等を図るため、環境と調和のとれた食料システムの確立に関する基本理念等を定めるとともに、農林漁業に由来する環境への負荷の低減を図るために行う事業活動等に関する認定制度の創設等の措置を講じるものです。
また、この法律に基づく計画の認定を受け、化学肥料・化学農薬の使用低減に必要となる設備を導入した場合に、所得税・法人税の特別償却の適用が受けられますので、ご関心のある方は以下の資料をご覧ください。
さらに、環境負荷の低減に取り組む農林漁業者に役立つ技術の提供を行う機械・資材メーカー等の事業計画(基盤確立事業実施計画)については、令和6年4月19日に3事業者、5月2日に2事業者が認定され、計69事業者となりました。
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/houritsu.html
(基盤確立事業実施計画に関する情報)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/midorihou_kibann.html
・「みどりの食料システム戦略」に関連する資料は、こちらにまとめています。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html
3【報道・公表情報】
★農林水産省の報道発表
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/index.html
★中国四国農政局の報道発表
・詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/index.html
★公表統計情報(農林水産省ホームページ)
・令和4年度森林組合一斉調査結果(4月24日公表)
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sinrin_kumiai/#r
・令和4年度都道府県知事認可漁業協同組合の職員に関する一斉調査結果(4月26日公表)
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/gyokyo_syokuin/#r
・青果物卸売市場調査結果(令和5年年間計及び月別)(4月30日公表)
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/seika_orosi/#y
・令和5年産指定野菜(春野菜、夏秋野菜等)の作付面積、収穫量及び出荷量(4月30日公表)
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_yasai/#y6
4【AFFクイズ】
★今回のクイズは、食中毒に関することを出題します。
これから暑くなる季節を迎え、食品が傷みやすくなる季節でもあります。さて、次のうち問題のある内容はどれでしょう。
(1)朝は忙しいので、作り置きのおかずを冷蔵庫から出してそのまま弁当のおかずにした。
(2)弁当箱にご飯やおかずを詰めるとき、お箸を使って詰めた。
(3)弁当を保冷剤を入れた保冷バックに入れて運んだ。
(解答は次号)
★前回のクイズは、「2023年の商業用の米の輸出は、輸出数量が37,186トンでした。さて輸出数量が一位の国(地域)は、どこでしょうか。」でした。おわかりになったでしょうか。
正解は(2)香港でした。数量では11,301トン、そのあとはアメリカ(6,883トン)、シンガポール(5,593トン)と続きます。
5【BUZZ MAFF動画この1本】
農林水産省では職員がその人ならではのスキルや個性を活かして、我が国の農林水産物の良さや農山漁村の魅力を発信する動画チャンネルを4年前に立ち上げました。このコーナーでは、ぴっぴ通信の編集担当が選んだBUZZ MAFF動画を紹介します。
・【大切なお知らせ】農業女子の想い、愛のメッセージを受け取ってください。
https://www.youtube.com/watch?v=YdL0UKBfLQM
学校の卒業式シーズンは終わりましたが、BUZZ MAFFにも「卒業」があります。そんなお話です。
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/pr/buzzmaff/index.html
6【コラム】
★安全第一
これからの季節、代かき作業、田植え作業、麦の刈取り作業等々、いろいろな農作業を行う人が多くなっていくのではないでしょうか。
それに伴い、乗用型トラクター、乗用型田植え機、乗用型コンバイン等の農業機械を使う機会が増えてくると思います。
農林水産省ホームページでは、都道府県等の行政機関、農協などの農業団体、農業機械メーカーなどから報告のあった農作業死傷事故情報を毎月公表しています。
これによると令和5年は合計303件の農作業事故の報告があり、内訳は「死亡」が106件、「重傷」が88件、「軽傷・その他」が109件となっています。
これから暑くなってきますので農業機械による事故だけではなく、熱中症対策等々、農作業全体での安全を考えてみてはいかがでしょうか。
統計専門官 天雲
◆香川県拠点ホームページURL(ぴっぴ通信バックナンバー掲載)
https://www.maff.go.jp/chushi/nousei/kagawa/index.html
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◆農業保険(収入保険・農業共済)
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