香川ぴっぴ通信 第211号 2025(令和7)年3月17日 中国四国農政局香川県拠点
もくじ
- 1【今月のひとこと】
・香川県の農業産出額について……総括統計専門官 大西 惠介 - 2【お知らせ】
・2025 日本国際博覧会(大阪・関西万博)が開催されます
・瀬戸内国際芸術祭2025が開催されます
・第5回丸亀農産物マルシェが開催されます
・食料・農業・農村政策審議会 企画部会 地方意見交換会 議事概要が公表されました
・政府備蓄米の買戻し条件付売渡しに係る入札公告を公表しました
・令和7年4月から農地の貸借等が原則農地バンク経由になります
・ラッピングバス「お米大好き号」お披露目式が開催されます
・「生物多様性の大切さと環境を守る取組を養蜂体験を通じて学ぶ」の開催を開催します
・食料・農業・農村政策審議会企画部会(第117回)が開催されました
・農産物の適正な価格形成について
・食品表示ミス防止・食品トレーサビリティに関するセミナーが開催されます
・みどりの食料システム戦略について
・令和7年度農林水産予算概算決定の概要について
・鳥インフルエンザ及び豚熱等の監視体制の強化について
・地域農業のデータ分析(分析レポート)が掲載されました
・令和6年度 米の流通状況等について
・米に関するマンスリーレポートについて
- 3【報道・公表情報】
・農林水産省
・中国四国農政局
・公表統計情報 - 4【AFFクイズ】
- 5【BUZZ MAFF動画この1本】
- 6【コラム】
・~第2の人生に向け~………地方参事官 朝倉
1【今月のひとこと】
★香川県の農業産出額について
総括統計専門官 大西 惠介
政農林水産省では昨年12月24日に「令和5年農業総産出額及び生産農業所得(全国)」及び「令和5年農業産出額及び生産農業所得(都道府県別)」を公表しました。
四国地域における令和5(2023)年の農業産出額は4,387億円で、全国(9兆4,987億円)に対する構成割合は4.6%となっています。部門別農業産出額の構成割合を四国地域でみると、香川県では畜産が大きいですが、愛媛県では果実、徳島県、高知県では野菜の割合が一番大きくなっています。
また、香川県の農業産出額は978億円(全国順位34位、四国順位4位)で、部門別順位は畜産、野菜、米の順となっています。
なお、品目別にみるとブロッコリー(産出額53億円・全国順位2位・全国シェア9.8%)を筆頭に、にんにく(4億円・3位・2.4%)ひな(30億円・4位・7.4%)なばな(3億円・4位・7.3%)・・・と、計10品目が全国順位10位までにランクインしています。筆頭のブロッコリーに至っては、令和8年度から国の指定野菜に追加指定される予定となっており、ライバルは北海道(102億円)で(背中はまだ見えませんが)、追いつき追い越すことを期待したいものです。
・詳しくは、こちら
1 令和5年農業総産出額及び生産農業所得(全国)
令和5年農業産出額及び生産農業所得(都道府県別)
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/nougyou_sansyutu/#y1
2 令和5年農業産出額及び生産農業所得(中国地域・四国地域)
https://www.maff.go.jp/chushi/info/toukei/yotei_keka.html#r6-top
2【お知らせ】
★2025 日本国際博覧会(大阪・関西万博)が始まります
2025年4月13日(日曜日)から2025年10月13日(月曜日)の間、大阪府大阪市夢洲地区において2025年日本国際博覧会(略称「大阪・関西万博」)が開催されます。
農林水産省は、国税庁・文化庁と協力して、2025年6月7日(土曜日)から6月15日(日曜日)までの「食と暮らしの未来ウィーク」期間中に、テーマウィークプログラムの一環として出展いたします。是非お越しください。
・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/wasyoku/250124.html
(公益社団法人2025年日本国際博覧会協会ホームページ)
https://team.expo2025.or.jp/ja/
★瀬戸内国際芸術祭2025が開催されます
2010年から瀬戸内の島々を舞台に開催される瀬戸内国際芸術祭が本年も開催されます。
・詳しくは、こちら(瀬戸内国際芸術祭実行委員会ホームページ)
https://setouchi-artfest.jp/
★第5回丸亀農産物マルシェが開催されます
丸亀市で6次産業化を目指す生産者様・事業者様がビジネスパートナーを探す「6ジカ丸亀」のPRイベントとして開催されます。新鮮な丸亀市内の農作物をはじめ、6次産業化の事業を通して生まれた加工品など本市の人気商品が出品されますので、ぜひ、ご来場ください。
【開催日時】
令和7年3月23日(日曜日)10時00分から16時00分まで
【開催場所】
丸亀市市民交流活動センター「マルタス」&丸亀市役所西側道路高質空間(歩行者専用道路)
・詳しくは、こちら(丸亀市ホームページ)
https://www.city.marugame.lg.jp/page/32871.html
★食料・農業・農村政策審議会 企画部会 地方意見交換会 議事概要が公表されました
食料・農業・農村政策審議会企画部会では、令和7年2月に、全国11ブロックにおいて「食料・農業・農村政策審議会企画部会 地方意見交換会」をオンライン開催しました。(四国ブロックは2月20日(木曜日))
今般、各ブロックの議事概要が公表されましたのでお知らせします。
・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/kikaku/bukai/index.html
★政府備蓄米の買戻し条件付売渡しに係る入札公告を公表しました
政府備蓄米の買戻し条件付売渡しや売渡しに係る入札に参加する者の必要な要件審査についてお知らせします。
・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/syoryu/bichiku_hambai.html
★令和7年4月から農地の貸借等は原則農地バンク経由になります!
これまで市町村が作成した農用地利用集積計画から農地バンクを経由した農用地利用集積等促進計画に一本化されます。
・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/ninaite/nouchi/chuukan/index.html#anchor
★ラッピングバス「お米大好き号」お披露目式が開催されます
中国四国農政局とJAグループ岡山は、米の消費拡大のPRのため、4月から1年間、ラッピングバス「お米大好き号」を運行させます。
この度、小中学生が対象の「ごはん・お米とわたし図画コンクール」の入賞作品をデザインとしたラッピングバスが完成しましたので、お披露目式を開催します。
・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/kikaku/250310.html
★「生物多様性の大切さと環境を守る取組を養蜂体験を通じて学ぶ」の開催について
岡山市のビルの屋上で都市養蜂に取り組む「おかやまミツバチプロジェクト」と共催で、小学生と保護者の皆様を対象とした体験学習を下記のとおり開催します。
【開催日時】
令和7年3月28日(金曜日)10時00分から12時10分まで
※雨天決行
【開催場所】
岡山県岡山市北区本町6-30 第一セントラルビル2号館
・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/kikaku/250307.html
★食料・農業・農村政策審議会企画部会(第117回)が開催されました
令和7年2月5日、農林水産省において食料・農業・農村政策審議会企画部会が開催されました。
議事の概要等は、次のURLページで公開されています。
また、令和7年3月14日に「食料・農業・農村政策審議会企画部会(第118回)」を開催します。
・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/kikaku/bukai/index.html
★農産物の適正な価格形成について
現在、農林水産省では、持続可能な食料供給の実現に向けて、課題の分析を行いつつ、フードチェーンの各段階でのコストを把握し、それを共有し、生産から消費に至る食料システム全体で適正取引が推進される仕組みの構築を検討するための協議の場として、「適正な価格形成に関する協議会」(以下「協議会」という。)を開催しています。
米については令和7年2月4日、野菜については令和7年2月7日に第2回のワーキンググループによる協議会が開催されました。
・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/kikaku/kakaku_keisei/imdex.html
★みどりの食料システム戦略について
近年、気候変動の影響や生物多様性の低下、SDGsをはじめとする環境への意識の高まりを受けて、社会全体を持続可能なものにしていくことが求められています。そこで、農林水産省では、持続可能な食料システムの構築に向け、令和3年5月に「みどりの食料システム戦略」を策定し、令和4年には「みどりの食料システム法」を施行しました。また、この「みどりの食料システム法」に基づき、環境にやさしい農業に取り組む生産者を認定する「みどり認定」の取組を推進しています。香川県での「みどり認定」を受けた農業者は、現在37名です。
さらに、農林水産省では、「温室効果ガス削減への貢献」や「生物多様性の保全」の取組みを評価し、星の数でわかりやすく伝える「みえるらべる」の取組を推進しており、香川県では、国に登録された三豊市の曽根花卉、さぬき市のTAGATAME、高松市のひとみ農園、そして檀原 巧氏の4名の生産者が取り組まれています。
また、環境負荷の低減に取り組む農林漁業者に役立つ技術の提供を行う機械・資材メーカー等の事業計画(基盤確立事業実施計画)については、令和7年1月31日に2事業者が認定され、計88事業者となりました。
・詳しくは、こちら
・環境負荷低減事業活動実施計画の認定状況(香川県ホームページ)
https://www.pref.kagawa.lg.jp/nouki/midori_syokuryou/midori_zissikeikakuninntei.html
・登録番号について(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/being_sustainable/mieruka/number.html
(基盤確立事業実施計画に関する情報)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/midorihou_kibann.html
★鳥インフルエンザ及び豚熱等の監視体制の強化について
飼養者の皆様におかれましては、飼養衛生管理基準の遵守を引き続きお願いします。
万が一、飼養する家きん及び豚の異常を発見した場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。
・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
(中国・四国地域の鳥インフルエンザに関する情報)
https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/inf/index.html
(中国・四国地域の豚熱に関する情報)
https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/kobetsu/butanetsu_jouhou.html
★地域農業のデータ分析(分析レポート)が掲載されました
中国四国農政局では、農林水産統計データ等を活用し、中国四国地域における主要政策等の普及・推進に役立つ分析業務に取り組んでおり、今般、担い手への農地利用集積状況の現状を分析したレポートが掲載されましたのでお知らせします。
・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/info/bunseki/bun_siryo.html
★令和6年度 米の流通状況等について
農林水産省は、これまで公表した令和6年度の米の流通状況等に関するデータ等について、流通段階別に整理したページを作成しています。
・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/r6_kome_ryutu.html
★米に関するマンスリーレポートについて
農林水産省では、米に関する価格動向や需給動向に関するデータを集約・整理した「米に関するマンスリーレポート」を定期的に発行しています。
需要に応じた生産、円滑な米取引に役立てていただくことを目的としています。
・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/mr.html
3【報道・公表情報】
★農林水産省の報道発表
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/index.html
★中国四国農政局の報道発表
・詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/index.html
★公表統計情報(農林水産省ホームページ)
・令和6年産日本なし、ぶどうの結果樹面積、収穫量及び出荷量(令和7年2月18日公表)
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_kazyu/#y7
・令和6年産こんにゃくいもの栽培面積、収穫面積及び収穫量(令和7年2月25日公表)
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/tokutei_sakumotu/#y5
・農林漁業及び関連産業を中心とした産業連関表(飲食費のフローを含む。)(令和7年2月26日公表)
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sangyou_renkan_flow23/#y1
・令和5年林業産出額(令和7年2月28日公表)
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/ringyou_sansyutu/#r
・令和6年産飼料作物の作付(栽培)面積及び収穫量、えん麦(緑肥用)の作付面積(令和7年3月7日公表)
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_kome/#y12
・令和6年産小豆、いんげん及びらっかせい(乾燥子実)の収穫量(令和7年3月7日公表)
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/tokutei_sakumotu/#y3
4【AFFクイズ】
★今回のクイズは、米について出題します。
お米の1人当たりの消費量は、1962年度をピークに減少傾向です。
ピーク時は年間118.3キログラムのお米を消費していましたが、2022年度は年間どのくらいまで減少したでしょう。
(1)21.8キログラム
(2)39.4キログラム
(3)50.9キログラム
(解答は次号)
★前回のクイズは、「ご飯茶碗に軽く1杯(約150グラム)のごはんはのカロリーはどのくらいあるでしょう。」でした。おわかりになったでしょうか。
正解は(2)234キロカロリーでした。精米(精白米)のご飯で100グラム当たり156キロカロリーとなっており、ご飯茶碗に軽く1杯(約150グラム)に換算すると234キロカロリーになります。
5【BUZZ MAFF動画この1本】
農林水産省では職員がその人ならではのスキルや個性を活かして、我が国の農林水産物の良さや農山漁村の魅力を発信する動画チャンネルを5年前に立ち上げました。このコーナーでは、ぴっぴ通信の編集担当が選んだBUZZ MAFF動画を紹介します。
・水産庁的フラワーバレンタイン(YouTubeにリンク)
https://www.youtube.com/watch?v=nMYqK-mvQdI
「フラワーバレンタイン」は、2011年から花き業界統一キャンペーンとして取り組まれ、農林水産省も応援しています。が、どうも水産庁はちょっと違う・・・・。
・BUZZ MAFFはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/pr/buzzmaff/index.html
6【コラム】
★~第2の人生に向け~
60歳を迎えるとサラリーマン人生も一区切り、これまでなら定年退職して第2の人生に向かって新たなスタートをという感じでした。
でもこれからは定年延長で65歳まで働く時代。先月人間ドックで筋力測定があり特に下半身の筋力が標準よりやや少ないという結果が。
体力の衰えには逆らえませんが、動ける体を維持するため、まず基礎体力向上に励もうかと!!
地方参事官 朝倉
◆香川県拠点ホームページURL(ぴっぴ通信バックナンバー掲載)
https://www.maff.go.jp/chushi/nousei/kagawa/index.html
◆Facebookページ農水省・農業経営者net
https://www.facebook.com/nogyokeiei
◆農業保険(収入保険・農業共済)
https://www.maff.go.jp/j/keiei/nogyohoken/index.html
◆香川県拠点お問い合わせ窓口
https://www.contactus.maff.go.jp/j/chushi/form/161205_3.html
◆配信停止等の手続き
登録情報の変更、配信を解除されたい方は、メールにより連絡をお願いします。
(「配信解除」等と入力のうえ、送信してください。)
E-mail:kagawa_merumaga(アットマーク)maff.go.jp
注)迷惑メール対策のため「@」を「(アットマーク)」と表記しています。送信の際には「@」に変更して下さい。
◆発信者
〒760-0019 高松市サンポート3番33号
中国四国農政局 香川県拠点地方参事官室
TEL:087-883-6500(地方参事官ホットライン)
E-mail:kagawa_merumaga(アットマーク)maff.go.jp
注)迷惑メール対策のため「@」を「(アットマーク)」と表記しています。送信の際には「@」に変更して下さい。
お問合せ先
香川県拠点 地方参事官室
電話:087-883-6500