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中国四国農政局

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    フォトレポート(令和5年度)

    【目次】

    3月2月12月11月10月9月8月7月6月5月4月

    3

    さぬきの春の訪れ

    • 撮影場所:香川県綾川町
    • 撮影日:令和6年3月28日

    菜の花
    菜の花

    堀池のしだれ桜
    堀池のしだれ桜

    ミモザ並木
    ミモザ並木

    今年は寒気の影響で全国的に桜の開花が遅れていましたが、県内ではあちこちで春を迎えようとしています。

    鮮やかな黄色に咲き誇る菜の花や、県内の桜の名所として有名な堀池のしだれ桜。リースやフラワーブーケで使用され、かわいらしいイメージのあるミモザも、大木となると迫力があります。

    春は転勤や進学による別れで辛かったり寂しがったりする季節ですが、新たな出会いに期待と胸を膨らませる季節でもあります。皆様が素晴らしい出会いに恵まれるようお祈り申し上げます。

    創立10周年「かがわ農業委員会女性の会」

    • 撮影場所:香川県高松市
    • 撮影日:令和6年3月22日


    かがわ農業委員会女性の会委員と関係者


    主催者挨拶を述べる田村会長


    祝辞を述べる朝倉地方参事官

    令和6年3月22日、ホテルマリンパレスさぬき(高松市)において、「かがわ農業委員会女性の会」創立10周年記念集会が開催されました。

    開会に当たり女性の会会長の田村氏より、これまでの女性登用に向けた取組支援に対する御礼と今後の活動抱負などの主催者挨拶が述べられ、また、来賓あいさつとして香川県拠点朝倉地方参事官より祝辞が述べられました。

    「かがわ農業委員会女性の会」は県内の女性委員が集結し、地域のリーダーとしての資質の向上に努めるとともに会員相互の連携の下に農業・農村における男女共同参画の推進などを通じて、女性の視点を生かした農業委員会の一層の活動強化と活力のある農村社会の実現などに資することを目的に平成25年10月に発足し、現在、農業委員27名、農地最適化推進委員9名の組織となっています。

    本記念集会では、これまでの活動経過報告、記念講演が行われ、記念集会最後には10周年記念集会を契機とした「女性の農業委員・農地最適化推進委員の登用促進」、「女性委員の資質向上と交流促進」などのアピール宣言を声高らかに行い記念集会を終えました。

    企画展「未来を拓く~持続可能な食と農を目指して~」が開催されています

    • 撮影場所:香川県三豊市
    • 撮影日:令和6年3月13日


    展示の様子


    展示パネル

    みとよ未来図書館において、令和6年3月12日(火曜日)から24日(日曜日)までの間、有機農業に関する企画展「未来を拓く~持続可能な食と農を目指して~」が開催されています。

    三豊市では、みどりの食料システム戦略を踏まえ、持続可能な農業の振興と環境負荷低減のため、有機農業の推進に向けた取組を展開するとともに、生産者のみならず市内外の事業者や消費者、それぞれの理解と連携を深め、持続可能な食と農の発展が未来を拓く基盤となるようなまちづくり「オーガニックビレッジ」を目指しています。

    本企画展では、みどりの食料システム戦略、オーガニックビレッジ、有機農業及び有機農産物の概要、農産物の環境負荷低減の取組の「見える化」などが紹介されるとともに、関連する冊子やチラシの配布や関連書籍の貸出を行っています。是非お立ち寄りください。

    【関連URL】
    みどりの食料システム戦略
    https://www.maff.go.jp/chushi/sesaku/kihon/midori.html

    オーガニックビレッジ
    https://www.maff.go.jp/chushi/seisan/kankyo/organic_village.html

    みとよ未来図書館(香川県)
    https://www.library.pref.kagawa.lg.jp/
    about/liblist/public_37208101
    (外部リンク)

    住所:香川県三豊市高瀬町下勝間2347-1
    開館時間:09時30分~18時00分
    休館日:月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌日)、
               年末年始、図書整理日等

    2

    令和5年度多面的機能発揮促進事業  中国四国農政局長表彰

    • 撮影場所:香川県観音寺市
    • 撮影日:令和6年2月2日


    前列中央:岡根代表


    意見交換の様子

    令和6年2月2日、香川県拠点は、香川県三豊合同庁舎(観音寺市)において「令和5年度多面的機能発揮促進事業  中国四国農政局長表彰」の表彰式を開催し、優秀賞を受賞した「麻環境保全会(三豊市)」に表彰状を授与しました。

    本表彰は、農業の有する多面的機能の発揮を促進する事業に取り組む意欲を更に高めるとともに、他地域への波及による取組の推進を目的に実施しています。

    麻環境保全会は、平成26年度の多面的機能支払制度改正を機に設立。麻小学校区エリアを中心に形成された地域コミュニティがベースで、非農家の参加率も高く、連帯感が強い組織となっています。

    農業者と地域住民の協働による水路の泥上げ、農道、水路、ため池周辺の草刈りなどの保全管理のほか、遊休農地を有効活用した景観形成に取り組み、現在ではため池にコウノトリが飛来する環境となっています。また、行政や地域住民と連携した幼稚園児・小学生向けの体験農園なども実施しており、活動を地元新聞やテレビ局に投稿することによる普及啓発にも取り組んでいます。

    岡根代表は、「今後も活動を継続し、地域資源の保全管理に努めて参りたい。」と抱負を語られました。

    12

    中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」奨励賞の授与

    • 撮影場所:香川県高松市
    • 撮影日:令和5年12月27日


    授与式の様子


    たどつまちLaboの学生と地方参事官

    令和5年12月27日、香川大学を訪問し、中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」奨励賞の授与及び意見交換を行いました。

    たどつまちLaboは2021年に設立した香川大学の学生プロジェクトであり、地域未利用資源である放置竹林を活用し、多度津町のシンボルである桜川を活性化させることを目的としたイベント「竹あかり~たどつの灯~」の開催のほか、竹あかりづくりのワークショップの開催を行っています。

    代表の石村さんは、「次のステップとして竹炭を作り、川の水質浄化を図る資源循環に資する活動に取り組みたい。」と今後の活動への意気込みを語りました。

    【関連URL】
     ディスカバー農山漁村(むら)の宝
    (中国四国農政局ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/chushi/nouson/kaseika/discover.html

     

    中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」奨励賞の授与

    • 撮影場所:香川県さぬき市
    • 撮影日:令和5年12月25日


    右:安岐代表取締役


    意見交換の様子

    令和5年12月25日、株式会社安岐水産(さぬき市)を訪問し、中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」奨励賞の授与及び意見交換を行いました。

    同社は、「あおりいか」や県産魚介など水産物の加工販売を手がけ、「あおりいか」を使った「いかそうめん」を日本でいち早く考案し、生産量は日本一を誇っています。特に、「生きる喜びを創る」という経営理念のもと、古くから培った日本の魚食文化を次世代につなぐという魚食文化の振興に力を注いでいます。

    平成29年に社員を中心に地元漁業関係者らと「お魚生活すすめ隊」を結成し、社屋横に開設したアンテナショップ「ねこ海レストラン」を活動拠点に、親子を対象にした食育ツアー、お魚捌き方教室、定置網漁体験のほか、香川大学の学生との産学連携により開発した地元食材を使った商品の販売など、一般消費者との交流や情報発信に取り組んでいます。

    安岐代表取締役は、「活動は継続していくことが大切であると思っている。今後も、社員とともに様々なアイディアを出しながら継続していきたい。」と抱負を語られました。

    【関連URL】
    株式会社安岐水産ホームページ
    https://www.aki-mp.co.jp/

    ディスカバー農山漁村(むら)の宝
    (中国四国農政局ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/chushi/nouson/kaseika/discover.html

     

    中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」選定証の授与

    • 撮影場所:香川県さぬき市
    • 撮影日:令和5年12月21日


    さぬき市津田地区まちづくり協議会の皆様


    意見交換の様子

    令和5年12月21日、一般社団法人「さぬき市津田地区まちづくり協議会」を訪問し、中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」選定証の授与及び意見交換を行いました。

    同協議会は、漁業の衰退とともに過疎化が進むさぬき市津田地区の活性化や継続的な街づくりを推進するため、令和4年に設立(既存の協議会を法人化)し、地域おこし協力隊制度の活用等さぬき市と連携しながら、空き漁業倉庫をピザ屋に改装し店長を募集するプロジェクトをスタートしました。現在まで5名(家族を含めると9名)が移住し飲食店や雑貨店を開業するなど、「若者がチャレンジしやすい」環境づくりに取り組んでいます。

    寺山代表は、「活動を評価していただき嬉しく思う。まだまだ始まったばかりだが今後も賑わいあるまちづくりを目指して継続していきたい。」と抱負を語られました。

    【関連URL】
    一般社団法人さぬき市津田地区まちづくり協議会ホームページ
    https://sanuki-tsuda.jp/

     ディスカバー農山漁村(むら)の宝
    (中国四国農政局ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/chushi/nouson/kaseika/discover.html

     

    中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」奨励賞の授与

    • 撮影場所:香川県琴平町
    • 撮影日:令和5年12月20日

    右:黒木理事長
    右:黒木理事長

    右:黒木理事長
    右:黒木理事長

    令和5年12月20日、満濃池土地改良区(琴平町)を訪問し、中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」奨励賞の授与及び意見交換を行いました。

    満濃池は、「世界かんがい施設遺産」や「名勝」の指定を受けた日本最大級の農業用ため池であり、約3,000ヘクタールの農地を潤しています。

    同土地改良区は、約1,300年続く配水管理の知恵や技術が失われないよう、後継者の育成、アジア・アフリカ地域の技術者研修や他県土地改良区組織の現場視察の受け入れ、小学生への満濃池の歴史・文化などの学びの提供などを行うほか、満濃池周遊道を整備し、町や各種団体と連携したマラソン大会やウォーキングイベントの開催など、満濃池の歴史・文化を伝える活動にも取り組んでいます。特に、毎年6月に行う「ゆるぬき」は、観光客が訪れる夏の風物詩となっています。

    黒木理事長は、「賞をいただいたことは今後の活動の励みになる。今後も満濃池や農業水利施設の保全管理に努めたい。」と述べられました。


    【関連URL】
     ディスカバー農山漁村(むら)の宝
    (中国四国農政局ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/chushi/nouson/kaseika/discover.html

    令和5年度「さぬきの夢」うどん技能グランプリ表彰式

    • 撮影場所:香川県高松市
    • 撮影日:令和5年12月15日

    祝辞を述べる中国四国農政局長
    祝辞を述べる中国四国農政局長


    表彰状の授与

    うどん技能グランプリ入賞者
    グランプリ入賞者

    令和5年1215日、香川県庁において、令和5年度「さぬきの夢」うどん技能グランプリ表彰式が行われました。本グランプリは、香川県の特産品である「さぬきうどん」の品質向上を図り、県産小麦「さぬきの夢」を使用したうどんの製造技術の向上による製麺業の発展と県内産小麦の利用拡大を目的に毎年開催されています。

    表彰式に当たり、中国四国農政局長より「さぬきの夢」の新品種の開発に伴う更なる需要の拡大や、製粉・製麺業界の益々の発展を祈念する祝辞を述べました。

    今回のグランプリでは、101点の応募の中から22点の入賞者があり、大久保和樹氏(さぬき麺業松並店)に農林水産大臣賞が、神原希世希氏(株式会社あっとん)及び四国香川屋讃岐うどん(サヌキ食品株式会社)に農林水産省大臣官房長賞が、また、十河俊文氏(サヌキ食品株式会社)に中国四国農政局長賞がそれぞれ授与されました。


    【関連URL】
    令和5年度「さぬきの夢」うどん技能グランプリ表彰式を開催!
    (香川県ホームページ)
    https://www.pref.kagawa.lg.jp/seiryu/sanukinoyume/
    topics/guranpuri_r5hyousyousiki.html

     


     

     

    11

    笑顔輝く女性新規就農者『さぬきひめ』に想いをのせて

    • 撮影場所:香川県三木町
    • 撮影日:令和5年11月27


    左:西浦さん  右:森田さん


    ハウス内のいちご

    令和5年1127日「自分たちが自分たちらしくできる農業をやりたい」との思いから三木町に移住し就農された西浦万理さん(京都府出身)と森田皆子さん(広島県出身)と意見交換を行いました。

    お二人は、大阪で医療人材斡旋業の会社で上司と部下の関係で勤務しており、森田さんが上司である西浦さんに「農家を一緒にやってみない」と声をかけたことがきっかけとなりその後、約3年間いちご農家で栽培技術を学ばれたのちに農業を開始しました。

    令和5年4月に『みらいいちご』を設立し、18アールのハウスに約13,000株のいちご「さぬきひめ」を栽培しており、今月23日、100パックをJAに初出荷しました。

    西浦さんと森田さんは、「良い品質のいちごの収穫量を確保し、ハウス内で直売することで、地域の方に「さぬきひめ」をもっと知っていただき地域に恩返しがしたい」と今後の目標を語られました。

    日々いちごの生育を確認し、試行錯誤しながらの毎日が充実していて楽しいと語られたお二人の目はとても輝いていました。

    香川大学ワイン「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」の瓶詰め作業及び新酒まつり

    • 撮影場所:香川県さぬき市
    • 撮影日:令和5年11月18日、19日

    瓶詰めの様子
    瓶詰めの様子

    ラベルが刷新された 「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」
    ラベルが刷新された
    「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」

    令和51118日、さぬき市にある「さぬきワイナリー」において、香川大学農学部により開発されたワイン用オリジナルぶどう品種「香大農R-1」を用いた赤ワイン「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ(芳しき野生の乙女)」の瓶詰め作業が始まりました。また、翌19日の発売初日には、さぬきワイナリー前駐車場において「新酒まつり」が開催されました。

    「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」は、一般的な赤ワインに比べて抗酸化作用で知られるポリフェノールが2~3倍多く含まれており、とても濃い色かつ飲み口が良いことが特徴です。また、今年から内容量を720ミリリットルから、国際規格の750ミリリットルに変更し、ラベルも香川大学創造工学部の学生が新たにデザインしたものに刷新されました。

    さぬきワイナリーの竹中剛工場長は、「香大農R-1は暑さに強い品種のため、本年の猛暑の中でも順調に育ち品質が良いぶどうが採れた。国際規格の瓶になったことで、ゆくゆくは輸出も考えていきたい」と話していました。

    10

    統計調査への永年のご協力に対し大臣感謝状を手交

    • 撮影場所:香川県高松市ほか
    • 撮影日:令和5年10月24日、25日

    高松市の嶋野勝路さん
    高松市の嶋野勝路さん

    丸亀市の仙塲豊さん
    丸亀市の仙塲豊さん

    統計の重要性に対する国民の関心と理解を深め、統計調査に対する一層の協力を得ることを目的として1018日は「統計の日」と定められています。

    農林水産省ではこの日を記念し、農林水産統計調査にご協力いただいている方々に対して、その功労を讃え感謝の意を表するため農林水産大臣の感謝状をお贈りしています。

    香川県では、朝倉地方参事官から9名の方に手交いたしました。また、中国四国農政局長の感謝状は16名の方に授与されました。

    授与された皆様から「感謝状を頂きうれしく思います。今後も農林水産行政の基礎資料のために出来る範囲で協力します。」とお礼のお言葉を頂きました。

    パネル展「持続可能な水産業とみどりの食料システム戦略」を開催

    • 撮影場所:香川県東かがわ市
    • 撮影日:令和5年10月11

    展示の様子
    展示の様子

    中国四国農政局香川県拠点は、令和51011日から1119日の間、ソルトレイクひけた体験学習館マーレリッコにおいて、パネル展「持続可能な水産業とみどりの食料システム戦略」を開催しています。

    ソルトレイクひけた体験学習館マーレリッコは、
    ハマチ養殖発祥の地として知られる安戸池にあり、ハマチのエサやり体験やタイ釣り体験ができ、ハマチ養殖の学習設備や資料が展示されています。触れて、遊んで、学べる体験学習館で子供からお年寄りまで楽しく体感できる施設です。

    自然と深く関わって営まれる農林水産業を持続可能なものにするために環境へ配慮していく必要があります。パネル展では、主にみどりの食料システム戦略(水産業関連)、豊かな日本の水産業と魚たちを守る取組を対象に紹介しています。是非お立ち寄りください。

    ソルトレイクひけた体験学習館マーレリッコ2階
    香川県東かがわ市引田4373番地
    ※入館料100円(3歳以下無料)

    農業大学校で出張講座を開催

    • 撮影場所:香川県琴平町
    • 撮影日:令和5年10月2日

    足立総括農政推進官による講座の様子
    足立総括農政推進官による講座の様子

    施策説明の様子
    施策説明の様子

    令和5年10月2日、香川県拠点は香川県立農業大学校において、同校担い手養成科2年生31名、1年生27名、技術研修科17名を対象に出張講座を開催しました。

    講座では、足立総括農政推進官が講師となり、学年別に「食料・農業・農村基本法の見直しについて」説明を行い、また、YouTubeを活用し、より理解を深めていただきました。

    2年生には「あなたが農林水産大臣だったなら・・・どんなことを行ってみたいですか?」との質問で発言を求めたところ、「就農者の増加に力を注ぐ」、「食品ロスの改善」、「農村のインフラ整備」、「耕作面積に応じた減税対策や相続手続き簡素化」など様々な意見が出されました。

    島ヶ峰の棚田に広がるそば畑

    • 撮影場所:香川県まんのう町
    • 撮影日:令和5年10月2日

    天空のそば畑
    天空のそば畑

    棚田に広がるそば畑
    棚田に広がるそば畑

    白くかれんなそばの花
    白くかれんなそばの花

    徳島との県境に位置するまんのう町川東の島ヶ峰地区では、標高900メートルの山あいにある棚田一面にそばの花が咲いています。

    白く染まった段々畑の一部では赤いそばの花も咲き誇り、紅白に彩る美しい花畑の景色も見られました。
    島ヶ峰地区は人口減少や高齢化によって荒廃農地となっていましたが、この地の食文化や風景を「次世代に残したい」と地元住民の同志が集まり、「島が峰の原風景を守る会」を結成し、2016年から開墾を始め約3年の年月をかけて農地として復活しました。

    そばの栽培面積は年々増加しており、今年は約3.5ヘクタールとなりました。10月末からはそばの実の収穫が行われます。

    9

    新嘗祭献穀田抜穂式

    • 撮影場所:香川県三豊市
    • 撮影日:令和5年9月18日

    神事の様子
    神事の様子

    献穀者及び関係者による抜穂式
    献穀者及び関係者による抜穂式

    令和5年9月18日、新嘗祭(にいなめさい)で宮中に献上する供御米(くごまい)の抜穂式(ぬきほしき)が、香川県知事や三豊市長はじめ多くの関係者列席のもと、三豊市山本町の大橋正幸氏(さんわ農夢株式会社)の献穀田で行われました。

    5月の播種式、6月の田植式を経て丹精込めて育てられた献上米の収穫に先立ち、神事において祝詞をあげ豊作に感謝したのち、献穀者及び参列者が横一列に並び、鎌を使って刈り取る抜穂式が執り行われました。

    抜穂式終了後には、田植えを行った地元の山本小学校5年生の児童による刈り取り体験も行われ、児童らは汗を流しながら笑顔で刈り取っていました。

    収穫された献上米は、はぜ掛けで乾燥し調整されたのち10月に行われる新嘗祭献穀献納式で天皇皇后両陛下に献納され、1123日に皇居で行われる新嘗祭の新撰(しんせん)に供される精米となります。


    【関連リンク】
    新嘗祭献穀田田植式(令和5年6月10日)
    https://www.maff.go.jp/chushi/nousei/kagawa/photo/photo-5.html#a050610

    新嘗祭献穀田播種式(令和5年5月10日)
    https://www.maff.go.jp/chushi/nousei/kagawa/photo/photo-5.html#a050510


    「Gomyo倶楽部」による棚田での稲刈り

    • 撮影場所:香川県東かがわ市
    • 撮影日:令和5年9月17日

    稲刈り
    稲刈り

    Gomyo倶楽部 里山の風景
    里山の風景

    令和5年9月17日、東かがわ市五名地区において、「Gomyo倶楽部」のメンバー、香川県立石田高等学校生及び一般参加者ら約40人により、「棚田での稲刈り」及び「里山の生き物観察」が行われました。
    秋晴れの中、たわわに実る稲穂(品種:いのちの壱)をノコギリ鎌で刈取り、集めて麻ひもで束ねた後、稲架(はさ)掛けにしていきました。

    同倶楽部は、棚田やため池など里山の環境保全活動を通じたワークショップを開催しており、参加した子供たちは、田んぼでヤゴ、トノサマガエルやイモリなど多種多様な昆虫や両生類に触れ合い、「初めて見た」と興味津々でした。

    なお、来月には同地区で「トヨタソーシャルフェス2023 棚田の環境を回復させようプロジェクト」が開催され、同倶楽部も参画し、棚田の水源となる沢の清掃活動や足踏み式脱穀機での脱穀体験を行う予定です。


    【関連リンク】
    「Gomyo倶楽部」による棚田での「御田植え祭」(令和5年5月20日)
    https://www.maff.go.jp/chushi/nousei/kagawa/photo/photo-5.html#a050520


    棚田(中山千枚田)の地域振興に係る意見交換会

    • 撮影場所:香川県小豆島町
    • 撮影日:令和5年9月8日

    中山千枚田の風景
    中山千枚田の風景

    意見交換
    意見交換会

    令和5年9月8日、小豆島町中山地区の棚田「中山千枚田」において、棚田の地域振興に携わる地元農業者(小豆島町棚田協議会会長、小豆島町中山自治会長)、観光団体(小豆島観光協会)及び行政(香川県、小豆島町、四国運輸局及び中国四国農政局の棚田地域振興コンシェルジュ)が参加し、棚田の維持管理・保全、魅力発信及び経済効果の取組について意見交換が行われました。

    意見交換に先立ち、小豆島町地域おこし協力隊のガイドによる中山千枚田の現地視察を行い、中山千枚田の歴史や伝統文化のすばらしさとともに、棚田振興に係る課題等が再認識され、受け継がれたその原風景を守っていかなければならないと意気込みを新たにし、意見交換会を終えました。

    3年ぶりに放魚祭が開催されました

    • 撮影場所:香川県観音寺市
    • 撮影日:令和5年9月5日

    豊漁祈願の式典
    豊漁祈願の式典

    稚魚を放流する園児と朝倉地方参事官(左)
    稚魚を放流する園児と朝倉地方参事官(左)

    地元地先での放流に向かう漁船
    地元地先での放流に向かう漁船

    令和5年9月5日、県民に稚魚愛護の啓発と水産資源の保護培養を図ることを目的として、一般社団法人香川県水産振興協会などが主催する第52回放魚祭が香川県観音寺市で3年ぶりに開催されました。

    放魚祭の式典は、観音寺グランドホテルにおいて、香川県知事をはじめ県内水産関係者約80名参列のもと開催され、香川県水産振興協会の嶋野会長より「漁獲量の減少や高齢化が課題となっているが、稚魚愛護と水産資源の保護の精神を観音寺市から全国に発信したい」と主催者を代表して挨拶がありました。

    このあと、観音寺港において、式典出席者と地元幼稚園児が稚魚(タケノコメバル3,000尾、メバル1,000尾、ヒラメ5,000尾)を岸壁からバケツで次々と放流しました。また地元地先で放流を行うため集まった漁船が次々に大漁旗を掲げ出港していきました。

    8

    高機能バイオ炭のほ場散布

    • 撮影場所:香川県善通寺市
    • 撮影日:令和5年8月21日

    軽トラック搭載型マニアスプレッダーへの積込み
    軽トラック搭載型マニアスプレッダーへの積込み

    ほ場への散布
    ほ場への散布

    令和5年8月21日、香川県善通寺市与北町のほ場において、基盤強化確立事業計画の認定を受けた(株)TOWINGの高機能バイオ炭を、同認定を受けた(株)イナダの軽トラック搭載型マニアスプレッダーによる散布実証が行われました。

    今回はブロッコリー栽培予定のほ場6アールへ、もみ殻のバイオ炭と微生物を添加した高機能バイオ炭を9対1の割合で450キログラム散布されました。 (株)TOWINGの担当者からは、バイオ炭に微生物が土着することにより、鶏ふん等の有機質資材の分解が促進され、通常4~5年かかる土壌改良が1か月でできあがると説明がありました。

    中国四国農政局としても、このような取組を通じて、環境負荷軽減につながる「みどりの食料システム戦略」を推進していくこととしています。

    WCS用稲の収穫

    • 撮影場所:香川県高松市
    • 撮影日:令和5年8月4日


    収穫の様子

    ラッピングの様子
    ラッピングの様子

    高松市香川町、香南町及び綾川町の18戸の耕種農家で、約25ヘクタールのWCS用稲(稲発酵粗飼料)の収穫が7月末から始まりました。

    今回取材した耕種農家は、約1ヘクタール(圃場9枚)でWCS用稲の品種であるモグモグあおばを作付けしています。収穫作業の委託を受けた業者により、次々と専用機械でWCS用稲がロールに成型されました。なお、収穫したWCS用稲は畜産農家に牛の飼料として供給されます。

    農家所得向上を手助けする「やさいバス」

    • 撮影場所:香川県三豊市
    • 撮影日:令和5年8月1日

    滝沢氏(右)との意見交換の様子
    滝沢氏(右)との意見交換の様子

    県内を集配するやさいバス
    県内を集配するやさいバス

    令和5年8月1日、中国四国農政局香川県拠点は、株式会社アドラボアグリ(三豊市)を訪問し、滝沢賢司代表取締役と意見交換を行いました。

    株式会社アドラボアグリは、令和4年1月から香川県内初のベビーリーフ水耕栽培を農福連携により始め、また、11月から全国13番目となる「やさいバス」を運行しています。

    やさいバスとは、買い手の注文に応じて農家が持ち寄った新鮮な野菜を集め、スーパーなどの決められた買い手に運び、店舗で販売する仕組みです。滝沢氏は、「これまでの卸売市場流通や産直での直接販売に続く新たな販売形態で、「無駄なく」を合言葉に、新鮮な野菜を届け、農家と消費者双方の利益向上を目指したい。」と熱い想いを語られました。

    7

    農業大学校で出張講座を開催

    • 撮影場所:香川県琴平町
    • 撮影日:令和5年7月27日

    グループ討議の様子1
    グループ討議の様子1

    グループ討議の様子2
    グループ討議の様子2

    グループ討議の結果発表
    グループ討議の結果発表

    令和5年7月27日、香川県拠点は香川県立農業大学校において、同校担い手養成科2年生の15名と技術研修科1名の生徒を対象に出張講座を開催しました。

    講座では、まず始めに、「みどりの食料システム戦略」の概要や有機農業の拡大に向けた取組等について説明を行った後、3班に分かれて「香川県で有機農業を広げるために必要なこと」をテーマに生産者側と消費者側双方の立場にたちグループ討議を行いました。

    結果発表では、食に対する安心感や地球環境への配慮、自然由来の農薬の使用やコンパニオンプランツ、品種改良の必要性や高く売れる販路開拓等農業を学ぶ学生らしい様々な提案があり、有機農業を考える良い機会となりました。


    福祉事業所がチャレンジする薬用作物栽培

    • 撮影場所:香川県高松市
    • 撮影日:令和5年7月11日

    ほ場での作業の様子
    ほ場での作業の様子

    作業に参加する朝倉地方参事官
    作業に参加する朝倉地方参事官

    令和5年7月11日、農福連携に取り組んでいる「社会福祉法人ナザレの村」では、暑い日差しの中、利用者ら総勢14名による薬用作物(甘草)の定植作業が行われました。

    農林水産省では、障害者等が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく農福連携の取組を推進しています。香川県拠点においても、昨年、社会福祉施設と国産の薬用作物栽培振興を推進する栽培業者とのマッチングを行うなど、農福連携の取組を支援しています。

    【関連リンク】
    農福連携(中国四国農政局ホームページ)
     https://www.maff.go.jp/chushi/nouson/noufuku/noufuku.html




    6月

    棚田アカデミーによる田植え

    • 撮影場所:香川県小豆島町
    • 撮影日:令和5年6月25日

    手植えをおこなうアカデミー生
    手植えをおこなうアカデミー生

    植え付け後の中山千枚田
    植え付け後の中山千枚田

    6月25日、小豆島町の「中山千枚田」において、令和4年度より小豆島町中山棚田協議会が棚田での営農者育成を目的として取り組んでいる「棚田アカデミー」による田植えが行われました。

    この日は、「つなぐ棚田遺産オフィシャルサポーター」のタケサンフーズ株式会社、地元企業及び個人の方を含む約20名が参加し、10枚の水田へ「ヒノヒカリ」を丁寧に植え付けました。

    棚田アカデミーの二期生で、町内でみかんとオリーブを栽培している松江さんは「中山千枚田のお米は凄く美味しい」、「この場所でお米づくりに関われることができとても幸せで続けていきたい」と思いを語られました。


     ・中山千枚田は、標高150メートルから250メートルの山沿いに約800枚の大小さまざまな棚田が波状模様に広がっており、日本の原風景が広がっています。また、「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」、「さぬきの棚田アワード」として認定されています。

    讃岐地方の初夏の風物詩  満濃池のゆる抜き

    • 撮影場所:香川県まんのう町
    • 撮影日:令和5年6月15日

    神野神社本殿での式典
    神野神社本殿での式典

    勢いよく放水口からあふれる水
    勢いよく放水口からあふれる水

    6月15日、国内最大級のかんがい用ため池である満濃池で、田植えシーズンに合わせて水門を開ける「ゆる抜き」が行われました。昨年までは新型コロナウイルス感染症対策として見物客を入れずに実施していましたが、今年は4年ぶりに開放。多くの見物客が訪れました。

    神野(かんの)神社本殿で、黒木満濃池土地会長区理事長、池田香川県知事や山本中国四国農政局長ら関係者が玉串を捧げ、五穀豊穣の祈願を行いました。その後、正午にあわせて取水塔にある配水用ハンドルを回して水門を開放すると、堤防下の放水口からごう音とともに毎秒5トンの水が勢いよく流れ出し、訪れた見物客から歓声が沸き上がりました。

    放水された水は丸亀市、善通寺市、琴平町、多度津町、まんのう町の中讃地域2市3町、約3千ヘクタールの水田に届けられます。

    これから中讃地域は本格的な田植えシーズン到来です。

    ボイセンベリーの収穫(農福連携)

    • 撮影場所:香川県三豊市
    • 撮影日:令和5年6月13日

    収穫の様子
    収穫の様子

    ボイセンベリーの果実
    ボイセンベリーの果実

    ボイセンベリーとは、ブラックベリーとラズベリーを掛け合わせた木いちごの仲間で、欧米では健康果実として注目を浴びています。日本では珍しいボイセンベリーですが、三豊市財田町で栽培されており、現在収穫最盛期を迎えています。

    この日は、NPO法人「明日に架ける橋」が運営する障害者就労支援施設の利用者及び職員が派遣され、収穫作業が行われていました。収穫後は瞬間冷凍し、冷凍果実、果汁、ジャムなどに加工・販売されます。

    三豊市財田町のボイセンベリーの生産者で「大地と語り合う会」の多田会長は「現在、栽培から加工までの作業を障害者就労支援施設が担っており、今後も農福連携で規模拡大を図りつつ、技術も継承していきたい」と抱負を語っていました。

    新嘗祭献穀田田植式

    • 撮影場所:香川県三豊市
    • 撮影日:令和5年6月10日

    神事の様子
    神事の様子

    早乙女による田植え
    早乙女による田植え

    令和5年6月10日、新嘗祭に献上する供御米の田植式が多数の関係者列席のもと、三豊市山本町の大橋正幸氏(さんわ農夢株式会社)の献穀田で行われました。

    5月の播種式で蒔かれた種は順調に若苗と育ち、神事の祝詞をあげたのち、献穀者及び参列者により田植えが行われました。

    また、献穀田では4年ぶりとなる早乙女による田植えが行われ、地元山本小学校5年生の児童14名が早乙女姿で丁寧に植え進めました。

    献穀者の大橋氏は「若苗一本一本が秋に黄金色の稲穂となり、たわわな実りを迎えられるよう一層の精進、努力してまいります」と謝辞を述べられました。

    献穀田では、9月に「抜穂式」が行われます。

    【関連リンク】
     新嘗祭献穀田播種式 (令和5年5月10日)
     https://www.maff.go.jp/chushi/nousei/kagawa/photo/photo-5.html#a050510

    香川短期大学生と有機農業者との交流

    • 撮影場所:香川県宇多津町
    • 撮影日:令和5年6月6日

    有機農業者との交流
    有機農業者との交流

    校内の畑の様子
    校内の畑の様子

    令和5年6月6日、香川短期大学(宇多津町)において、子ども学科の准教授2名及び心理学ゼミの学生5名と琴平町で有機農業を行っている長岡輝幸氏との間で意見交換が行われました。

    同大学の生きた「ものづくり」プロジェクトで野菜栽培に取り組む同ゼミの学生から、「環境に優しい野菜づくりの栽培方法を教えて欲しい」、「有機ほ場を見学したい」などの意見が出されると、長岡氏から土づくりの重要性や肥料づくりなどの助言がありました。

    同ゼミで環境に優しい農業への取組が展開されることを期待するとともに、香川県拠点としてもその取組を支援していく考えです。

    小蓑の棚田での古代米の田植えイベント

    • 撮影場所:香川県三木町
    • 撮影日:令和5年6月4日

    総括農政推進官の参加 左から2番目
    総括農政推進官の参加 左から2番目

    慣れた手つきでの手植え
    慣れた手つきでの手植え

    令和5年6月4日、国のつなぐ棚田遺産に認定されている「小蓑(こみの)の棚田」(三木町)において、地域おこし協力隊が推進している「こみの古代米プロジェクト」が開催されました。この日は、地元の農業者や三木高校生のほか一般の方を含む36名が参加し、「緑米(古代米)」の手植えを行いました。

    「緑米」は、普通のもち米より粘りが強く甘みがあるのが特徴で、ご飯を炊くときに大さじ2杯程度を加えればもちもち感が増します。

    田植え後は、餅つき体験のほか、小蓑で採れた野菜の天ぷらとうどんが振る舞われました。

    参加者は「苗を5本取るのが難しい」、「定規をひっくり返すのに苦労した」、「泥んこ遊びが楽しかった」など爽やかな笑顔で感想を語っていました。

    第3回 全国そうめんサミット2023in小豆島

    • 撮影場所:香川県小豆島町
    • 撮影日:令和5年6月3日

    山本局長の挨拶
    山本局長の挨拶

    会場の様子
    会場の様子

    令和5年6月3~4日、香川県小豆島町のオリーブホールにおいて、「第3回 全国そうめんサミット2023in小豆島」が開催されました。

    本サミットは、日本三大そうめんの兵庫(播州そうめん)での第1回(2016年)、奈良(三輪素麺)での第2回(2018年)に続き、コロナ禍を経た今回、香川(小豆島そうめん)で開催の運びとなりました。そうめん文化・技・味を次代に継承し、そうめんの新たな価値を見いだすことを目的に、そうめんの未来を考える場として開催され、初日のこの日は、第1回目となる全国そうめん鑑評会のほか、三大そうめん食べ比べや公開討論会が行われました。

    開会にあたり、中国四国農政局山本局長が挨拶し、「本サミットを契機に、さらに全国の方々に各地のそうめんを認識していただき、ひいては、新たな需要を喚起し、そうめん業界や食文化の発展につながることを期待しております」と述べられました。

    第1回 そうめん鑑評会では、全国16作品の応募から小豆島の手延べそうめん事業者など6事業者が金賞に輝きました。これから夏本番を迎え、そうめんのシーズンとなります。ぜひ、日本三大そうめんをご賞味ください。

    5月

    麦秋に輝く「さぬきの夢」

    • 撮影場所:香川県丸亀市
    • 撮影日:令和5年5月24日

    讃岐富士を望みながらの収穫作業
    讃岐富士を望みながらの収穫作業

    収穫作業
    収穫作業

    麦秋を迎えた讃岐平野では、さぬきうどん用に育成された小麦「さぬきの夢2009」の収穫作業が始まりました。

    好天に恵まれたこの日は丸亀市飯山町の「農事組合法人あぐりらんど飯山」のほ場で、コンバイン4台による収穫作業が行なわれていました。

    本年の小麦の品質について、同法人の村山理事長に尋ねたところ「今年の小麦は豊作と感じる。香川県内で県産小麦の需要が高まることを願っている。」とおっしゃっていました。

    あぐりらんど飯山では、約54ヘクタールの小麦を生産しており、収穫作業は6月上旬まで続くようです。

    パネル展「食から見つめる、見つける農業」~日本の「食」が抱える課題や目指す未来について考えよう~を開催

    • 撮影場所:香川県高松市
    • 撮影日:令和5年5月22日

    展示の様子1
    展示の様子(1)

    展示の様子2
    展示の様子(2)

    中国四国農政局香川県拠点は、令和5年5月23日から6月25日の間、香川県立図書館において、パネル展「食から見つめる、見つける農業」~日本の「食」が抱える課題や目指す未来について考えよう~を開催します。

    私たちの周りには、手軽で簡単なおいしい食事が増え、食の外部化・簡素化が進む一方で、時代の変化に対応しながら日本各地の食を支えてきた農業・農村への関心が薄れ、「食と農」のつながりが失われつつあります。

    このような中、農林水産省では、消費者と農林漁業者、食品事業者が出会い交わり、「食と農」について新たな可能性を発見し、意識と行動を変えていくためのきっかけ作りを目指しています。

    パネル展では、食をめぐる様々な課題や「みどりの食料システム戦略」を紹介します。是非お立ち寄りください。

    【関連リンク】
    パネル展の詳細はこちらをご覧ください。
    パネル展「食から見つめる、見つける農業」~日本の「食」が抱える課題や目指す未来について考えよう~の開催について(プレスリリース)
    https://www.maff.go.jp/chushi/press/kikaku/230509.html

    みどりの食料システム戦略(農林水産省へリンク)
    https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html

    「Gomyo倶楽部」による棚田での「御田植え祭」

    • 撮影場所:香川県東かがわ市
    • 撮影日:令和5年5月20日

    早乙女姿での手植え
    早乙女姿での手植え

    親子で手植え
    親子で手植え

    令和5年5月20日、東かがわ市五名地区で環境保全に取り組んでいる「Gomyo倶楽部」のメンバー、香川県立石田高等学校生及び一般参加者ら約60人により「御田植え祭」が行われました。

    「御田植え祭」では、富田神社の宮司による祝詞が読み上げられ舞が終わると、あかね色が映える早乙女衣装を身にまとった子供たちによる手植えがお披露目されました。

    引き続き、一般参加者らによる田植えが行われ、その後、香川県の郷土料理であるドジョウ汁(打ち込みうどん入り)をいただきました。

    倶楽部の代表者である大内さんは「この活動を通して里山再生や環境保全の大切さを知ってもらい、今後も、希少種が多数生息する自然豊かな五名地区の棚田や里山を守っていきたい」と今後の思いを語られました。

    新嘗祭献穀田播種式

    • 撮影場所:香川県三豊市
    • 撮影日:令和5年5月10日

    献穀者及び参列者による播種式
    献穀者及び参列者による播種式

    謝辞を述べる大橋正幸氏
    謝辞を述べる大橋正幸氏

    令和5年5月10日、新嘗祭に献上する供御米の播種式が三豊市山本町の献穀田で行われました。

    本年の献穀者は、平成23年に異業種から農業参入し、耕作放棄地の解消や地域農業の後継者の育成に努めるなど、地域農業の中心経営体である大橋正幸氏(さんわ農夢株式会社)が選ばれました。

    今回播種された品種は「あきさかり」で、神事の祝詞をあげたのち、献穀者及び参列者の約40名により播種されました。

    献穀者の大橋氏は「今回献穀者に選ばれ身の引き締まる思い。大切に育てて献上したい」と話していました。

    献穀田では、来月に「田植式」が行われます。

    4月

    JA香川県青壮年部第23回通常総会で講演

    • 撮影場所:香川県高松市
    • 撮影日:令和5年4月13日

    朝倉地方参事官(右)農Tuber八木澤氏(中)青壮年部委員長 藤澤氏(左)
    朝倉地方参事官(右)農Tuber八木澤氏(中)青壮年部委員長 藤澤氏(左)

    講演の風景
    講演の風景

    令和5年4月13日、香川県高松市のレクザムホールにおいて、「JA香川県青壮年部第23回通常総会」が開催されました。総会後の講演において、朝倉地方参事官が「最近の主な農業政策」として、米政策、地域計画(人・農地プラン)及び食料・農業・農村基本法の検証見直しについて情報提供しました。また、JA栃木青年部連盟委員でYouTubeチャンネル(アグリンch)の第3代農Tuberに選任されている八木澤氏から、日本の農業を盛り上げ農業ファンを作るための活動について紹介がありました。70名の参加者は地域農業を活性化させるという意気込みを新たにし、盛大に総会を終えました。

    香川短期大学で「有機農業ワークショップ」を開催

    • 撮影場所:香川県宇多津町
    • 撮影日:令和5年4月10日

    桃澤地方参事官による説明
    桃澤地方参事官による説明

    グループ学習の様子
    グループ学習の様子

    グループ学習のまとめ
    グループ学習のまとめ

    グループ発表の様子
    グループ発表の様子


    令和5年4月10日、香川短期大学において、将来、栄養士をめざす生活文化学科食物栄養専攻2年生(57名)を対象に、有機農業・有機農産物の価値を伝えることができる人材育成を図るため、「有機農業ワークショップ」が開催されました。

    中国四国農政局生産部  桃澤地方参事官から「日本の農業の状況と有機農業・有機農産物について」講演を行った後、グループ学習が行われました。

    グループ発表では、学生から、「有機農産物を活用したレシピの作成」、「SNSを利用した有機農産物に関する情報発信」などの取組が提案されるとともに、「有機農業が環境やSDGsに関わりがあることを知ることができた」、「有機農産物への関心を高めるために、給食などに取り入れて子供の頃から触れることが大切だと思った」などの感想が寄せられました。

    お問合せ先

    香川県拠点
    〒760-0019 香川県高松市サンポート3番33号
    電話:087-883-6500