フォトレポート(高知県)令和元年度
高知県拠点が携わった農林水産施策(会議、イベント等)や農山漁村の風景などを紹介しています。
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3月
お家やオフィスに花を飾ってみませんか
玄関ロビー
事務室入り口
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3月は卒業式や送別会等の各種イベントや、お彼岸需要により、花きの需要が最も高まる時期のひとつです。
しかしながら、本年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため卒業式や各種イベントが中止されること等により、最大の需要期に向けて生産された花きの価格が下落しています。
農林水産省では、「花いっぱいプロジェクト」として、家庭や職場での花飾りや花の購入促進の取組を実施しています。
中国四国農政局高知県拠点では、庁舎の玄関ロビーと事務室の入り口に飾ってみました。ホワイトデーに花を贈ったり、お家やオフィスに花を飾ってみませんか。
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2月
岡豊味彩レストラン開店(農山村女性グループと高校生のコラボ)
- 撮影場所:高知県南国市
- 撮影日:令和2年2月18日
開店を待つ来店者
地元食材、野菜たっぷりの料理
本日のメニュー
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令和2年2月18日(火曜日)、道の駅南国風良里(ふらり)で「農家レストランまほろば畑」を運営する農山村女性グループの一つである「味彩(あじさい)」と「高知県立岡豊高校」がコラボした岡豊味彩レストランが、1日限定で開店しました。
コラボレストランは、岡豊高校生活文化系コースの3年生が、外部講師として料理指導を受けている「味彩」の方と一緒に年に一度開催しているもので、今年で4回目となります。
レストランは、1回100名の定員で3回(11時、12時、13時)開催されます。バイキング方式で、ご飯やパン、惣菜からデザートまで30種類以上の地元野菜や果物をふんだんに使った料理が提供されました。
また、レストランの入り口やロビーでは、岡豊高校オリジナルのマーマレードなどを使った約15種類の焼き菓子2000個の販売や、オリジナルメニューレシピの配布も行われていました。
【関連リンク】高知県管内「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」応募団体のご紹介(農家レストランまほろば畑)
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1月
中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」奨励賞授与式【竹虎(株)山岸竹材店】
- 撮影場所:高知県須崎市
- 撮影日:令和2年1月14日
奨励賞を受け取る山岸社長
社員の皆さんと岩下地方参事官
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令和2年1月14日、「竹虎(株)山岸竹材店」に対し、中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」の奨励賞を授与しました。
「竹虎(株)山岸竹材店」は、虎斑竹(とらふだけ)という独特の模様が浮き出る地域特産竹の加工品を中心に、SNS等で情報発信を行って特産品の普及に取組んでいます。
また、国内だけでなく竹製品のPRのためにパリとストックホルムで開催された展示会のほか、「世界竹大使」として、メキシコでの竹会議やスペインでのボックスカートレースに参加するなど、虎斑竹が縁となり人と場所の繋がりが広がっています。
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中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」奨励賞授与式【大野見七面鳥生産組合】
- 撮影場所:高知県中土佐町
- 撮影日:令和2年1月14日
奨励賞を受け取る松下組合長
松下組合長と岩下地方参事官
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令和2年1月14日、「大野見七面鳥生産組合」に対し、中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」の奨励賞を授与しました。
「大野見七面鳥生産組合」は、旧大野見村時代から50年ほどの飼育実績があり、地元農業者の副業として飼料等に地域資源を活用してきました。
国内産七面鳥肉は国内3ヶ所のみでしか生産されていないため、全国的に認知度が高くありませんでした。しかし、大野見七面鳥生産組合では「低タンパク・高脂質」の機能を活かしてアスリート向けに情報発信を始めたのに加え、テレビ報道を活用した積極的なPR活動も行い、現在は商品供給が間に合わないほど賑わっています。
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11月
「水田農業に関する意見交換会」を開催
- 撮影場所:高知県高知市
- 撮影日:令和元年11月12日
農政局福嶋生産部長のあいさつ
説明を行う高知県
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令和元年11月12日(火曜日)、中国四国農政局高知県拠点会議室において、高知県、JA高知中央会、JA高知県及び中国四国農政局の関係機関が出席し、「水田農業に関する意見交換会」が開催されました。
高知県は、耕地面積あたりの農業産出額が日本一を誇り、園芸品目を中心に特色ある農業生産を前向きに力強く展開している一方で、農業就業者の減少や高齢化など厳しい状況のなか、耕作放棄地も増加している状況です。
意見交換会では、生産者の高齢化や担い手不足、担い手への農地集積が進まない等のすぐには解決できない課題について、各関係機関と連携して取り組んでいく必要性などが確認されました。
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ものづくり総合技術展
- 撮影場所:高知県高知市
- 撮影日:令和元年11月8日
社会見学をする児童
有害鳥獣捕獲檻の説明を受ける職員
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高知県内企業等の優れた技術や製品を紹介する「第8回ものづくり総合技術展」が、高知ぢばさんセンターで開催されました(11月7~9日、140団体出展)。
会場では、企業・団体が自慢の技術や製品を紹介するとともに、商談コーナーや海外展開に向けた相談ブースも設けられていました。
また、地元大学の研究・開発、産業系高校の日頃の授業や実習の成果展示のほか、児童生徒発明くふう展等も開催されており、各ブースで熱心に話しを聞く多くの児童、生徒の姿が見られました。
また、有害鳥獣捕獲檻の展示コーナーでは、企業の担当者が捕獲方法を現場の映像や実演により熱心に説明していました。鳥獣害問題は高知県の農業でも大きな課題の一つであり、多くの農業関係者が足を止め、檻の中に入ったり仕掛けを試したりしていました。
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9月
高知県立農業大学校への施策説明
- 撮影場所:高知県いの町
- 撮影日:令和元年9月10日
講義の様子
熱心に講義を聴く学生達
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中国四国農政局高知県拠点は、9月10日(火曜日)、高知県立農業大学校において、園芸学科と畜産学科の2年生30名を対象に、今年度2回目となる農林水産省の施策説明を行いました。
今回は、「中国四国地域農業をめぐる事情」のほか、「高知県拠点広報誌ニュースレター」や「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」のパンフレットを使用して県内における農林水産業で活躍する生産者等の事例を紹介しました。
学生からは、「農業女子の取り組みを知れて良かった」、「それぞれの地域の現状や施策などとても分かりやすく、これからの活動の参考になるものばかりでとても勉強になった」、「実際の農林水産省の取り組みや高知県と他県の農業の違いを知ることができて勉強になった」などの感想が寄せられました。
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8月
高知県立高知農業高等学校「JGAP」認証公開審査
- 撮影場所:高知県南国市
- 撮影日:令和元年8月26日
書類審査の状況
現場審査:学生による圃場説明
現場審査:機械の確認
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高知県立高知農業高等学校農業総合科では、次世代農業人材の育成を目的に、JGAP(食の安全や環境保全に取り組む農場に与えられる日本発の認証制度)の認証取得に向けて、平成30年9月にチームを立ち上げ取り組んできました。
8月26日、玄米(品種:コシヒカリ)を認証対象とした、(一社)日本能率協会による「JGAP」認証公開審査に臨みました。書類審査ではJGAPの基準書「農場用管理点と適合基準:穀物」に基づく審査員からの聞き取りに対し、同科の学生等が説明を行い、その後、対象農場と施設の現場審査を受けました。
今後は、審査員からの指摘事項を改善し、令和元年内の認証取得を目指します。
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Next次世代型施設園芸技術フェア
ステージでの実演や説明
散布型ドローン設置ブース
大学等の出展ブース
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最新の農業技術や機器を集めた、高知県主催の「Next次世代型施設園芸技術フェア」が、高知ぢばさんセンターで8月6日~7日に開催されました。
会場では41企業・団体が自立走行小型ロボットや、ハウス内環境制御システムといった試作研究段階のものから、既に商品化されている電動農作業機器やドローン等を出展しており、訪れた農業関係者が各ブースごとに足を止めて説明を聞いていました。また、大学等の出展コーナーもあり、研究資料に関心を寄せていました。
参加者からは、「個人で購入することが難しい機器もあるため、自治体や部会等で導入できるよう、地域でも話し合いを持ちたい。」という意見も聞かれました。
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6月
高知県立農業大学校への施策説明
- 撮影場所:高知県いの町
- 撮影日:令和元年6月10日
講義の様子
熱心に講義を聴く学生達
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中国四国農政局高知県拠点は、6月10日(月曜日)高知県立農業大学校(いの町)において、園芸学科と畜産学科の2年生30名を対象に「食料・農業・農村をめぐる課題と施策」と題して農林水産省の施策について説明を行いました。
学生からは、「教科書や先生から教えてもらったことのない取り組みなどを知れて良かった」、「物部出身なのに物部のユズがGIマークを取ろうとしていることを知らなかったので知れて良かった」、「ドローン研修を行ってもらいたい」などの感想が寄せられました。
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地域防災フェスティバルでの展示等(家庭での食料品備蓄)
食料品備蓄の重要性を説明
備蓄食料品の紹介
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中国四国農政局高知県拠点は、6月9日(日曜日)、南海トラフ地震を想定した高知県総合防災訓練・地域防災フェスティバルに参加しました。
地域防災フェスティバルは、住民が楽しみながら防災への意識を高め、自主防災活動の推進や地域における防災意識の高揚を図ることを目的としています。
昨年度に引き続き「家庭での食料品備蓄」をテーマに備蓄食料品やパネルの展示を行い、担当者から「地震などに備え、家庭でも食料品の備蓄を最低で3日分、できれば1週間分が必要」と説明を行いました。
来場者からは、「3人家族の3日分の食料品の多さに驚いた。1週間分はとても難しい」、「食料品の備蓄はしているが、一部賞味期限切れのものがあるので、年に1回は確認し更新していきたい」等の意見が寄せられました。
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千枚田の田植え体験
神在居の千枚田
植え付け風景
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令和元年6月6日、愛媛県との県境に位置する梼原町神在居(かんざいこ)にある千枚田で、小中一貫教育校「梼原学園」6年生の児童23名が、地元でも珍しい手植えによる体験学習を行いました。神在居は、全国で初めて棚田オーナー制度を開始し、第1回棚田サミットの開催や「日本の棚田百選」に認定されるなど、全国的にも高い評価を受けています。
かつて司馬遼太郎が、「農業が築き上げた日本のピラミッド。万里の長城にも匹敵する。」と感嘆した美しい千枚田に、子供達の元気な声が響き渡りました。
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5月
スイートコーンの里こうなん
- 撮影場所:高知県香南市
- 撮影日:令和元年5月30日
直売所看板
スイートコーン圃場
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香南市の国道沿いにある駐車場の一角で、今年も「スイートコーンの里こうなん」の直売が5月25日から始まりました。今年は生産者5名が3.5haの圃場で1本の茎から1本の収穫を基本として栽培された、糖度17度以上の朝採れスイートコーンが直売所に運ばれてきます。7月末まで販売が行われる予定で、香南市のふるさと納税の返礼品として全国にも発送されています。
代表者の方は「カラス・狸等の鳥獣害や、植え付け等で人手がかかる大変さもあるが、これからも規模拡大を進める予定」と話しています。
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お問合せ先
高知県拠点
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