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中国四国農政局

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フォトレポート(高知県)令和2年度

高知県拠点が携わった農林水産施策(会議、イベント等)や農山漁村の風景などを紹介しています。

令和2年度 
3月2月1月12月11月10月9月8月7月6月5月4月

3月

集出荷場施設移転に係る意見交換会を開催

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和3年3月26日

開催の経緯について説明する岩下支局長
開催の経緯について説明する岩下地方参事官

集出荷場の再編合理化に対する支援策などを説明する中国四国農政局の山本課長補佐
集出荷場の再編合理化に対する支援策などを説明する中国四国農政局の山本課長補佐

   令和3年3月26日、高知県拠点は「令和2年度集出荷場施設移転に係る意見交換会」を高知地方合同庁舎会議室で開催し、県やJA等関係者17名が出席しました。

   会議では、各JAの南海トラフ地震対策を目的とした集出荷場再編計画などについて、意見交換が行われました。

   意見交換では、災害時におけるJA間での集出荷場の利用、作業員の確保や生産者の利用負担などの課題が出されました。

   高知県拠点は令和3年度以降も、年一回程度、情報共有などの場として意見交換会を開催することとしています。

早期米の田植えが始まりました

  • 撮影場所:高知県南国市
  • 撮影日:令和3年3月24日

田植えの様子
田植えの様子

順調に育った苗
順調に育った苗

   高知平野で春を告げる早期米の田植えが始まりました。南国市の水田では、極早生品種「よさ恋美人」の田植えが行われていました。

   今年は天候に恵まれたため苗の成長が順調であり、約16センチメートルに育った苗を田植機でリズムよく植え付けていました。このまま、順調に育てば7月下旬頃には収穫できるそうです。

   高知県内では、4月に入るとコシヒカリを中心に早期米の田植えが最盛期を迎えます。

道路・農地整備の一体的推進に関する意見交換会

  • 撮影場所:高知県安田町
  • 撮影日:令和3年3月19日

説明する町長
将来ビジョンを説明する町長(中央奥)

説明する地方参事官
道路と農地の一体的整備について説明する岩下地方参事官(右から2人目)

   令和3年3月19日に安田町役場会議室において「道路・農地整備の一体的推進に関する意見交換会」が開催され、国土交通省土佐国道事務所長をはじめ、土木、農業関係機関の長など24名が出席し、意見交換が行われました。

   安田町は高規格道路の計画と併せて、農地整備や集出荷施設の再編などの計画を進め、地域振興・農業振興を図り、さらに遊休農地の解消も進めたいと考えていました。これらの課題解決に向けて県拠点に対して協力要請があり、これを受け、県拠点から各機関に働きかけを行い、これらの検討を行う場として町主催の意見交換会を開催する運びとなりました。意見交換会は、安田町長から道路・農地整備の一体的推進に関する町の将来ビジョンについて説明の後、意見交換が行われました。

   今後は、年2回程度開催される意見交換会において関係機関が情報交換を行い、将来ビジョンの実現に向けた整備等を推進していくことを確認しました。高知県拠点は、今後も意見交換会へ参画し、フォローアップを行います。

JAが雇用における業種間連携を開始

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和3年3月17日

箱詰め作業の様子
箱詰め作業の様子

テレビ局や新聞社のインタビューを受けているホテル従業員
当日はマスコミの取材がありました

   JA高知県は、新型コロナウイルス感染症の影響で休業中の高知市内のホテルと、雇用における業種間連携を始めました。

   休業中に副業を希望するホテル従業員を対象に、農業求人情報サイト「あぐりマッチこうち」を通じて就業希望条件等を確認し、現在9名が農業関連施設で就業しています。

   高知市春野町のキュウリ選果場では、フロント業務に携わっていた方が就業しており、キュウリの箱詰作業に取り組んでいました。

   農業現場や集出荷施設では、3月~6月の繁忙期における労働力確保が課題となっています。JA高知県は、今回の取り組みをきっかけに異業種間連携を進め、「あぐりマッチこうち」を活用した助け合いの仕組を構築することとしています。

キュウリの出荷が最盛期

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和3年3月17日

集出荷場に運び込まれたキュウリ
集出荷場に運び込まれたキュウリ

選果ラインでの作業風景
選果ラインでの作業風景

   高知市春野町のJA高知県の集出荷場「グリーンはるの」でキュウリの出荷が最盛期となっています。

   同町は県内有数のキュウリの産地で、216人の生産者が加温ハウスで栽培しており、作付面積は約48ヘクタールになります。

   生産者が集出荷場に運び込んだキュウリは、選果機を通して長さや太さなどの規格ごとに選別・箱詰めされて全国の市場に出荷されます。

   昨年11月から始まったキュウリの出荷作業は6月ごろまで続き、1万トンを超える出荷量が見込まれています。

吉延営農組合との意見交換

  • 撮影場所:高知県本山町
  • 撮影日:令和3年3月12日


意見交換の様子
意見交換の様子

吉延営農組合のライスセンター視察の様子
吉延営農組合のライスセンター視察の様子

   令和3年3月12日、中国四国農政局は本山町において、令和2年度農林水産祭農林水産大臣賞を受賞された吉延営農組合との意見交換を行い、代々受け継がれてきた棚田や同組合が運営しているライスセンターを視察しました。

    吉延営農組合は、本山町吉延地区の約8割の農家が参加しており、稲作の共同化や高齢農家への支援、消費者との交流イベントを開催するほか、集落の伝統行事を担いながら、持続可能な営農体制の確立、棚田の保全に取り組んでいます。

    この一年は新型コロナウイルス感染症の影響で、消費者との交流イベントができなかったが、今後は予防対策をしっかり行い交流イベントの開催、棚田アートと併せたカフェ営業や農産物の直売等にも取り組んでいきたいと話していました。

  
【関連リンク】令和2年度農林水産祭(むらづくり部門)の受賞団体

水稲苗の出荷が始まりました

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和3年3月9日

出荷待ちの水稲苗
出荷待ちの水稲苗

出荷の様子
出荷の様子

   高知市にあるJA高知県春野営農経済センターの育苗センターにおいて、早期米の水稲苗の出荷が始まりました。同育苗センターでは高知市春野地区と土佐市の約400戸の農家を対象にコシヒカリ4万枚、ヒデコモチ5千枚の生産を行っています。

   水稲苗は播種後一週間の「稚苗」で出荷し、農家の手元で3週間ほど育苗管理の後、水田への作付けが行われます。

   3月7日から始まった水稲苗の出荷は31日まで続き、春野地区では4月上旬に田植えのピークを迎えます。

令和3年度経営所得安定対策説明会

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和3年3月8日

説明会の様子
説明会の様子

説明をする担当者
令和3年度の支援内容を説明する県拠点担当者

   高知市農業再生協議会は、令和3年3月8日に、「令和3年度の経営所得安定対策に関する説明会」を、高知ぢばさんセンター(高知市)で開催しました。

   説明会には、生産者やJA等関係者27名が参加しました。参加者は、再生協議会や県拠点の担当者から説明があった、米の需給状況、水田農業に関する支援策や加工用米・飼料用米への取組方針等について熱心に聞き入っていました。

   参加者からは、令和2年度補正予算の補助事業や農業機械・施設の導入等について、質問が出されました。

   今後、高知市農業再生協議会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を徹底しながら、4月から市内各地域を巡回し申請の受付会を開催します。

   【関連リンク】経営所得安定対策(農林水産省ホームページ)

2月

土佐よさこいポンカンの出荷

  • 撮影場所:高知県安芸市
  • 撮影日:令和3年2月12日

箱詰めされた土佐よさこいポンカン
箱詰めされた土佐よさこいポンカン
箱詰め作業の様子

箱詰め作業の様子

   安芸市にあるJA高知県の選果場で、ポンカンの出荷が続いています。ポンカンは、高知県東部に位置する東洋町、室戸市及び安芸市の約50戸の生産者が栽培しており、「土佐よさこいポンカン」の名前でブランド化されています。

   選果場に搬入されたポンカンは、選果機で一玉ごとに大きさ、酸度や糖度を計測し、仕分けられ、主に関西方面の市場へ出荷されます。担当者によると今年の品質は「糖度のりが良い仕上がり」になっているそうです。

   1月上旬から始まった「土佐よさこいポンカン」の出荷作業は今月20日過ぎ頃まで続き、約300トンの出荷を見込んでいます。

カツオ一本釣り漁 日本一を目指して

  • 撮影場所:高知県黒潮町
  • 撮影日:令和3年2月1日

10回目の日本一を目指して出航
10回目の日本一を目指して出航

出航の準備を行う船員
出航の準備を行う船員

   2月1日、幡多郡黒潮町の佐賀漁港から明神水産株式会社が所有する「第88佐賀明神丸」がグループ船団4隻の先陣を切って、今シーズンのカツオ一本釣り漁に向けて出港しました。

   港に集合した船員たちは漁の安全を祈願した後、早速漁船に乗り込み、家族や地元の人々の見送りのなか、大漁旗をなびかせながら漁船が岸壁を離れました。

   グループ船団の残り3隻も順次出港し、日本の南の海域から三陸沖まで北上しながらカツオの群れを追って11月中旬頃まで漁を続けます。

   明神水産株式会社は昨年まで、カツオ一本釣りで9回の漁獲高日本一に輝いています。

1月

伝統野菜「入河内大根」の即売会

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和3年1月28日

赤紫色の首皮が特徴の入河内大根
赤紫色の首皮が特徴の入河内大根

即売会の様子
即売会の様子

   安芸市の団体「入河内大根のこそう会」は、高知市内の量販店で入河内地区だけで栽培されてきた伝統野菜「入河内大根」の即売会を開きました。入河内大根は、首皮の部分が赤く、大きさも約5キログラムと大きく、キメが細かく、煮崩れしにくい特徴があります。
   今作は、少雨の影響で小ぶりなものが多いそうですが、味は上々だそうです。

   入河内大根は、他の大根と交雑して失われる危機に直面していたため、「入河内大根を残そう」と、 平成18年7月に地域の農家を中心に「入河内大根のこそう会」を結成し、入河内大根の伝承のために栽培や調理方法などの研究、PR 活動に取り組んでいます。  

   入河内大根のこそう会は、中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第5回)に選定されています。

   【関連リンク】中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第5回)の選定結果について

   【関連リンク】中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」選定証授与式を開催


1月

令和3年産米の需要に応じた生産・販売に向けて

  • 撮影場所:高知県香美市
  • 撮影日:令和3年1月26日

意見交換の様子
意見交換の様子

水田フル活用予算を説明する武田総括農政業務管理官
水田フル活用予算を説明する武田総括農政業務管理官

   高知県拠点は、高知県と連携して令和3年産米の需要に応じた生産・販売に向けて地域再生協議会など関係機関と意見交換を実施しています。

   当日は、香美市地域農業再生協議会担当者に令和3年産の水田フル活用に必要な施策を盛り込んだ令和2年度第3次補正予算と令和3年度当初予算を説明するとともに、高収益作物への転換や飼料用米等の非主食用米の推進など水田収益力強化ビジョンの作成方針について意見交換を行いました。

   令和2年産米の需給については、需要減少に見合った作付面積の削減が進まず、さらに新型コロナウイルス感染症の影響等による消費減退も加わり、在庫の過剰に直面しています。今後も関係機関と連携して需要に応じた生産・販売に向けた取組を推進します。

おむすびで棚田支援

  • 撮影場所:高知県本山町
  • 撮影日:令和3年1月16日

ブランド米土佐天空の郷の生産者
ブランド米土佐天空の郷の生産者

パプリカらみそを紹介する高校生
パプリカらみそを紹介する高校生

   令和3年1月16日、本山町みらい創造協議会は「おむすびプロジェクトにおける棚田支援金贈呈式及び嶺北高校生考案のパプリカらみそ発表会」を開催しました。

   地域活性化と棚田の存続を目指して設立された同協議会は、おむすび処「こめのみみ」でおむすび1個を販売するごとに10円を棚田支援金として積み立て、ブランド米「土佐天空の郷」を生産する本山町特産品ブランド化推進協議会に贈呈しました。

   また、併せて地元嶺北高校農業コースの3年生が、地元特産品のパプリカや土佐あかうしを使って考案し商品化した「パプリカらみそ」の発表会もあり、生徒たちも「こめのみみ」の売り場に立ち、新メニュー「パプリカらみそおむすび」と「パプリカらみそ」の販売を行いました。

漬物用ダイコンの収穫作業を児童が体験

  • 撮影場所:高知県南国市
  • 撮影日:令和3年1月15日

法人スタッフと一緒にダイコンを引き抜く児童
法人スタッフと一緒にダイコンを引き抜く児童

洗ったダイコンを干し台にかける児童
洗ったダイコンを干し台にかける児童

   南国市上野田地区にある農業生産法人(株)南国スタイルが管理するほ場で、南国市立後免野田小学校2年生20名の児童が漬物用ダイコンの収穫作業を体験しました。

   当日は、10月に児童たちが播種し大きく育ったダイコンを引き抜き、2本を藁で結束して洗い機で泥を落とし、天日干しのための干し台にぶら下げる作業を行いました。同地区は、漬物用ダイコンの生産が盛んでしたが、年々生産者が減少し、半世紀続く伝統も最後の1戸となり、生産者が中止を検討していました。そのような中、同法人が「地域の伝統を残したい」と8年前から生産を始め、同時に、地元小学校児童を対象に播種や収穫などの作業体験も行っています。

   同市の冬の風物詩となっている漬物用ダイコンの天日干しは、寒風にさらして余分な水分を抜き甘みを引き出すために2~3週間行われ、甘味が増したダイコンは県内の漬物会社に出荷されます。

ルナピエナスイカの出荷

  • 撮影場所:高知県香南市
  • 撮影日:令和3年1月13日

ブランドシールが貼られたルナピエナ
ブランドシールが貼られたルナピエナ

出荷選別検査の様子
出荷選別検査の様子

   香南市夜須町で、中玉スイカ(1玉が2~2.5キログラムサイズ)の出荷が続いています。同町のスイカは「ルナピエナ」のブランド名で出荷されており、糖度や外観などの決められた基準を満たしたスイカが「ルナピエナ」の称号を与えられます。

   JA高知県夜須集出荷場では、生産者が出荷したルナピエナを1玉1玉たたいて外観や実の詰まり具合を確認し、手間をかけて丁寧に出荷選別検査を行っていました。

   「ルナピエナ」は、関東、関西地方や県内など全国の卸売市場へ出荷されます。

夜須のエメラルドメロンの出荷

  • 撮影場所:高知県香南市
  • 撮影日:令和3年1月13日

箱詰めされた夜須のエメラルドメロン
箱詰めされた夜須のエメラルドメロン

出荷検査の様子
出荷検査の様子

   香南市夜須町にあるJA高知県夜須集出荷場でメロンの出荷が続いています。同町のメロンは「夜須のエメラルドメロン」のブランド名で出荷されており、現在10戸の農家によって生産されています。栽培方法や糖度など一定の基準をクリアしたメロンがブランド名を名乗ることが出来ます。

   集出荷場では、生産者が箱詰した「夜須のエメラルドメロン」をJA担当者と生産者が一箱ごとにメロンの形状や香りなどの出荷検査を行っていました。

   昨年10月下旬から始まった「夜須のエメラルドメロン」の出荷作業は8月上旬まで続き、関東、関西、東海地方や県内の市場に出荷されます。

12月

土佐文旦の収穫

  • 撮影場所:高知県土佐市
  • 撮影日:令和2年12月23日


収穫作業の様子


ほ場の様子

   土佐市宮ノ内地区で高知県特産の土佐文旦の収穫が始まりました。同市は、県内における土佐文旦の一大産地として知られています。

   山の傾斜地にあるほ場では、黄色く色づいた土佐文旦がたわわに実っており、生産者が、直径12センチメートル程度に育った実を一つ一つ丁寧にハサミで摘み取っていました。

   収穫した土佐文旦は、即座に出荷するのではなく、酸味と甘味のバランスを整えるために土中に穴を掘り貯蔵する「野囲い」という手法を用いて、1~2ヶ月間追熟させます。生産者は、「秋以降、晴天が続いたこともあり、例年以上の品質を期待したい」と話していました。

   収穫作業は1月中旬まで続き、追熟された土佐文旦の出荷は、2月に最盛期を迎えます。

災害時用備蓄食料をフードバンク活動団体に提供しました

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和2年12月22日


鎌谷総括農政業務管理官から備蓄品を受け取る青木代表


フードバンク活動に関する意見交換の様子

   中国四国農政局は、備蓄の役割を終えた災害時用備蓄食料をフードバンク活動団体等に提供しています。

   この取組は、昨年10月の食品ロス削減推進法の施行など、食品ロス削減に向けた機運が高まっている中、備蓄の役割を終えたものの、賞味期限にまだ余裕のある食品について、有効活用を図りつつ食品ロスの削減に向け、本年度から実施しています。

   当日は、高知県拠点において、鎌谷総括農政業務管理官からフードバンク高知青木美紀代表に備蓄していたサバの缶詰33缶を受け渡しました。その後、意見交換を行い、県拠点からフードバンク活動に関する令和3年度農林水産関係予算を紹介しました。青木代表は「入れ替えが必要な備蓄品を、定期的に提供いただければ助かる」と話していました。

 【関連リンク】食品ロス・食品リサイクル(農林水産省ホームページ)

今後の安田町農業のあり方について意見交換を実施

  • 撮影場所:高知県安田町
  • 撮影日:令和2年12月14日

意見交換の様子
意見交換を行う安田町長(左)と岩下地方参事官

説明の様子
説明の様子

   高知県拠点は、令和2年12月14日(月曜日)、安田町役場において黒岩安田町長と将来の安田町農業の姿について意見交換を行いました。

    高知県拠点から、将来の農業の姿を検討するにあたり、人・農地プランの実質化、水田フル活用ビジョンやロードマップの作成が重要であり、今後、県拠点としても伴走型支援を行っていきたいと説明しました。町長からは、安田町は基盤整備が遅れているため、段々と耕作放棄地が目立ってきている。このため、安田町の条件に応じた中規模、小規模の基盤整備を行い、担い手を育てていきたいとの話がありました。

    今後は、高知県、安田町及びJAの農業関係機関で構成する連絡会議に高知県拠点も参画し、5年後、10年後の農業の姿を関係者で検討することを確認しました。

キャベツ生産省力化に向けた収穫機の実演会

  • 撮影場所:高知県南国市
  • 撮影日:令和2年12月9日

収穫機による収穫作業の様子
収穫作業の様子

収穫機の操作方法を説明するメーカー担当者
メーカー担当者の説明

   南国市営農改善会及び南国地区土地利用型園芸農業研究会は、南国市のほ場においてキャベツ収穫機の実演会を開催しました。同市では、本年8月に国営緊急農地再編整備事業「高知南国地区」が新規着工されており、土地利用型園芸農業推進の取組の一環として加工用キャベツ生産を目指しています。

    実演会には、関係機関の担当者や生産者など約40名が参加しました。参加者は、メーカー担当者から収穫機の機能や操作方法の説明を受けた後、実際に担当者が収穫機を操作してキャベツを収穫する様子を見学し、収穫作業内容などを確認していました。

    8月には、キャベツの全自動移植機の実演も行われており、今後、キャベツの産地化に向けて行政、JAや生産者など関係者で検討が進められます。

沖うるめの干物作りが最盛期

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和2年12月2日

整然と並べられた沖うるめ
整然と並べられた沖うるめ

うまみが詰まった沖うるめの干物
うまみが詰まった沖うるめの干物

   高知市御畳瀬地区で冬の風物詩、干物作りが最盛期を迎えています。同地区では、昔から干物作りが盛んに行われていましたが、年々、干物の加工業者が減少し、現在では1業者のみが干物の加工・販売を行っています。

    当日は、土佐沖で水揚げされた脂の乗った沖うるめ(ニギス)が、天日干し用の網棚の上に整然と並び青空の下、太陽の光と北風を浴びていました。沖うるめの干物は11月から1月にかけて作られます。

    加工業者は、「この時期は、作った干物の約8割が事前予約で埋まっている」と話しており、旬の干物の人気ぶりがうかがえます。沖うるめの他にもメヒカリ、やけど(ハダカイワシ)やイカなどの干物も作っています。

11月

フルーツトマトの収穫

  • 撮影場所:高知県佐川町
  • 撮影日:令和2年11月30日

収穫したフルーツトマト
収穫したフルーツトマト

収穫作業の様子
収穫作業の様子

   高岡郡佐川町で高知県特産フルーツトマトの収穫が始まりました。同町は隣接する日高村と共に県内でも有数のフルーツトマトの産地として知られています。

    フルーツトマトの栽培は、水分を極力おさえて完熟させ、糖度を高めるための水分コントロールなど、きめ細かな管理を行っています。当日は、生産者が実の熟れ具合を確認しながら一つ一つ丁寧にハサミで摘み取っていました。

    収穫作業は翌年6月中旬頃まで続き、収穫したトマトは、JAの出荷場で光センサー選果機により糖度を測定し、「シュガートマト」のブランド名で全国各地に出荷されます。

鳥獣被害対策地域リーダー育成研修会

  • 撮影場所:高知県香美市
  • 撮影日:令和2年11月27日

イノシシ等の捕獲映像を交えた説明会
イノシシ等の捕獲映像を交えた説明会

わなの仕掛け方の実演の様子
わなの仕掛け方の実演の様子

   令和2年11月27日、高知県香美市において「鳥獣被害対策地域リーダー育成研修会」が開催されました。

    研修会は、鳥獣被害対策について情報提供・意見交換を行いつつ、狩猟者への支援活動を行う市町村職員等の育成を目的として開催されており、今回で9回目となります。

    研修会には約30名が参加し、株式会社野生鳥獣対策連携センターの職員から、シカ・イノシシ・サルの捕獲について、箱わな・囲いわなを行う場合は、警戒心が強い野生鳥獣には餌付け期間を十分に設けることなどの重要性について、映像を交えた説明が行われました。

    会場での説明後は、実際に山へ入り、野生鳥獣の出没地におけるわなの仕掛け方の実演を見学するなど、参加者の関心を集めていました。

グロリオサの出荷

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和2年11月26日

出荷前に包装されたグロリオサ
包装されたグロリオサ、品種名は「サザンウィンド」

選花作業の様子
選花作業の様子

   高知市三里地区にあるJA高知市三里園芸出荷場でグロリオサの出荷が続いています。

    三里地区のグロリオサの栽培は昭和55年から始まり、当初から出荷場での完全共同選花・販売の体制をとっており、産地として均一な品質を実現しています。出荷場では、生産者が持ち込んだグロリオサを選花員が手際よく選別していました。

    同地区のグロリオサの生産量は、全国一で約70%のシェアを誇っており、平成18年からは輸出にも取り組んでいます。

【関連リンク】米国・オランダ等へグロリオサを輸出

西山きんとき

  • 撮影場所:高知県室戸市
  • 撮影日:令和2年11月18日

鮮やかな赤色が特徴の西山きんとき
鮮やかな赤色が特徴の西山きんとき

太平洋を望む西山台地のサツマイモ畑
太平洋を望む西山台地のサツマイモ畑

   県内で有数のサツマイモ産地として知られる室戸市の西山台地で、サツマイモの収穫が終盤を迎え、生産者は収穫作業に追われています。

    太平洋に面した西山台地には広々としたほ場が広がり、日当たり・水はけの良い土壌はサツマイモ栽培に適しています。栽培しているサツマイモの品種は「土佐紅」で、「西山きんとき」のブランド名で流通しています。

    台地のサツマイモの植え付けは5月下旬から6月中旬に行われ、8月下旬から収穫作業が始まります。収穫した西山きんときは、貯蔵・熟成し、JAや道の駅等へ出荷・販売されます。収穫作業は11月末頃まで続きます。

農業者との意見交換会

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和2年11月13日

意見交換会の様子
意見交換の様子

キュウリ部会の取組を説明する越智さん(左)と西込さん(中)、矢野さん(右)
キュウリ部会の取組を説明する越智さん(左)と西込さん(中)、矢野さん(右)

   令和2年11月13日、中国四国農政局は高知市春野町において同町の農業者と意見交換を行いました。

    意見交換には、東京都からIターン就農しキュウリを栽培している越智 史雄さん、柑橘生産者で高知県指導農業士連絡協議会副会長を務める株式会社にしごみの西込 浩一社長、JA高知県県域キュウリ部会の矢野 清和部会長が参加されました。

    意見交換では、キュウリ農家の労働時間の短縮、新規就農者の受入、異業種交流やキュウリ部会の取組などが話題となりました。 新規就農者の受入について、矢野部会長は「移住者が就農し、成功した事例が地域に出来れば、その後の新規就農者受入に繋がる。」と話していました。

ふるさとまつり

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和2年11月13日

会場の様子
会場の様子


ふるさと鍋料理コーナーのごめんケンカシャモ鍋(南国市)
ふるさと鍋料理コーナーのごめんケンカシャモ鍋(南国市)

   11月13日~15日、高知市を流れる鏡川の河畔「みどりの広場」で恒例の「フェスティバル土佐・ふるさとまつり」が開催されました。

    ふるさとまつりは、祭りを通じてふるさとの心と味に触れ、ふるさとを再発見してもらおうと昭和47年に始まりました。

    49回目となる今年は、新型コロナウィルス感染症拡大防止の対策を行ったうえでの開催となり、県内の24市町村のほか3団体が参加しました。各団体の出店ブースには、海や山の幸など各地域のイチオシ商品が並び、ふるさとの味を買い求める大勢の人で賑わっていました。

ユズの収穫

  • 撮影場所:高知県馬路村
  • 撮影日:令和2年11月11日

高所での収穫作業
高所での収穫作業

コンテナに入れられるユズ
収穫したユズは搾汁工場へ

   高知県はユズ生産量日本一の産地です。県内有数のユズの産地安芸郡馬路村で、ユズの収穫が最盛期を迎えようとしています。

    山間地にあるほ場では、生産者がユズの木の鋭いトゲに気をつけながら、黄色く色づいたユズを摘み取っていました。収穫したユズは、JA馬路村ゆず搾汁工場に持ち込まれ、ポン酢やジュースなどユズ加工品の原料として搾汁されます。

    10月下旬から始まった収穫作業は12月上旬頃まで続き、この時期の馬路村は、ユズの香りに包まれます。

山北みかんの収穫

  • 撮影場所:高知県香南市
  • 撮影日:令和2年11月10日

収穫作業の様子
収穫作業の様子

収穫した山北みかん
収穫した山北みかん

   香南市香我美町山北地区でみかんの収穫が最盛期を迎えています。同地区は、高知県内のみかんの主産地で、「山北みかん」のブランド名で知られています。

    当日は、生産者が鮮やかに色づいた実を一つ一つ丁寧にハサミで摘み取っていました。9月下旬から始まった「山北みかん」の収穫作業は、極早生、早生、中生品種と続き12月上旬ごろまで行われます。

    生産者は、「今年は梅雨が長引いたが、秋は晴天が続いたため例年並の品質となった」と話していました。収穫した「山北みかん」は県内外の市場へ出荷されます。

高校生ジビエ・レストラン

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和2年11月7日

ジビエ料理を提供する生徒
ジビエ料理を提供する生徒

「土佐オールスタードッグ」(左)
「土佐オールスタードッグ」(左)と「イノカツ丼」(右)

   高知市立高知商業高等学校ジビエ商品開発・販売促進部は、令和2年11月7日~8日、高知市にある大型複合施設「高知蔦屋書店」において「高校生ジビエ・レストラン」をオープンし、高知県内で捕獲したシカとイノシシの肉を使用したジビエ料理を提供しました。

    メニューは、シカとイノシシのほか土佐赤牛などの肉を使用した「土佐オールスタードッグ」や、イノシシ肉のメンチカツをカツ丼にした「イノカツ丼」など5種類で、レストランの販売利益は、シカの食害を受けた森林保護活動に寄付されます。

    同部は、「ジビエを高知の地場産業にする」を活動の目的にジビエ商品の開発や販売などを行いジビエの魅力をPRする活動を行っています。 11月29日には同施設で「いいジビエ肉の日」と題し、新たなジビエ料理を提供するイベントを開催します。

高知県特産ショウガの収穫

  • 撮影場所:高知県四万十町
  • 撮影日:令和2年11月5日

収穫したショウガ
収穫したショウガ

収穫作業の様子
収穫作業の様子

   高知県は、ショウガの生産量日本一の産地です。県内でも有数のショウガの産地である高岡郡四万十町でショウガの収穫が始まりました。

    ほ場では、生産者が一株ずつ丁寧に掘り起こし、土から顔を出したショウガを出荷用コンテナに詰めていました。

    10月下旬から始まったショウガの収穫作業は11月下旬ごろまで続き、収穫したショウガはJAを通じて全国の市場へ出荷されます。

10月

統計調査への御協力に対する農林水産大臣感謝状を手交しました

  • 撮影場所:高知県四万十町
  • 撮影日:令和2年10月27日

三本善敬さん(右)と岩下地方参事官(左)
三本善敬さん(右)と岩下地方参事官(左)

牛舎前にて感謝状を手交
牛舎前にて感謝状を手交

   農林水産省では、「統計の日」の記念行事として、農林水産統計調査に永年御協力を頂いた方に感謝状を授与しています。 今年、高知県内では、農林水産大臣感謝状が永年協力者4名及び特別協力者2名に対し、また、中国四国農政局長感謝状が25名に授与されます。

    10月27日には、永年、畜産物生産費統計調査農家として御協力いただいている三本善敬さん(四万十町)に対し、岩下地方参事官が農林水産大臣感謝状を手交しました。 三本さんからは、「もう、15年経っちゅうが、これからもできる限り協力させてもらいます。」との、お言葉をいただきました。

    「統計の日」は、統計の重要性に対する国民の皆様の関心と理解を深め、統計調査に対する国民の皆様のより一層の御協力を頂くため、昭和48年7月3日の閣議了解により、毎年10月18日は「統計の日」と定められました。

土佐市の農業を考える会

  • 撮影場所:高知県土佐市
  • 撮影日:令和2年10月26日

検討事項を提案する岩下地方参事官(右)
検討事項を提案する岩下地方参事官(右)

会議の様子
会議の様子

   土佐市は、令和2年10月26日(月曜日)、土佐市役所において令和2年度第1回「土佐市の農業を考える会」を開催しました。

   同会は、今後の土佐市農業の振興方向を検討するため、高知県拠点の提案により市、JA及び高知県中央西農業振興センターの代表者により立ち上げられ、高知県拠点はオブザーバーとして参画しています。

    当日は、各構成機関から基盤整備の進捗状況、振興作物の検討や担い手の育成状況などについて報告がありました。市長や副市長などからは、10年後の土佐市に向けて、生産から流通までを含んだ農業振興の計画を中心とし、河川整備や都市計画などもにらみながら総合的な検討に着手したいとの話がありました。

四国地域野生鳥獣対策ネットワーク現地検討会

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和2年10月22日

検討会の様子
検討会の様子

高知県事例を報告する高知県工業センター島内研究員
高知県事例を報告する高知県工業センター島内研究員

高知商業高校の取組を説明する佐々木教諭
高知商業高校の取組を説明する佐々木教諭

イノシシの生態特性を説明する広島専修大学奥田准教授
イノシシの生態特性を説明する広島修道大学奥田准教授

   四国地域野生鳥獣対策ネットワーク(事務局:中国四国農政局)は、10月22日、高知市内のホテルにおいて現地検討会を開催しました。

   現地検討会は、四国地域の野生鳥獣の保護管理、防除、農業改良普及及び試験研究に携わる関係者が一堂に会し、鳥獣被害対策について情報・意見交換を行うことを目的として毎年開催しています。

   検討会には約50名が参加し、「ICTを用いた被害防止対策の課題と問題点」をテーマに四国各県からの取組事例報告や意見交換が行われました。

   また、関係機関から鳥獣被害対策やジビエ活用などの情報提供があり、地元高知商業高校からのジビエ商品開発・販売促進部の紹介や、広島修道大学からのイノシシの分布拡大地に関する情報などが参加者の関心を集めていました。

「今後の水田農業のあり方についての意見交換会」を開催

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和2年10月22日

意見交換会の様子
意見交換会の様子

米の需給動向を説明する山根生産振興課長(中央)
米の需給動向を説明する山根生産振興課長(中央)

   高知県拠点は、令和2年10月22日(木曜日)、高知市において「今後の水田農業のあり方についての意見交換会」を開催しました。

   意見交換会にはJA高知中央会、県下各JAと高知県が参加し、令和3年産米の需要に応じた生産・販売の推進や高収益作物への転換などについて議論しました。

    今後、関係機関が連携し、非主食用米の推進など水田フル活用に向けた取組を進めることを確認しました。

グリーンパパイヤの収穫

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和2年10月22日

たわわに実ったグリーンパパイヤ
たわわに実ったグリーンパパイヤ

収穫したグリーンパパイヤ
収穫したグリーンパパイヤ

   高知市春野町で露地栽培のグリーンパパイヤの収穫が最盛期となっています。

   8月下旬から始まったグリーンパパイヤの収穫は12月上旬まで続き、主に関東方面に出荷されるほか、町内のJA直販所でも販売されています。

    ほ場を管理する生産者によるとグリーンパパイヤは、サラダ、炒め物や天ぷらなど様々な料理の食材として使えるそうです。

冬春ナスの収穫

  • 撮影場所:高知県安芸市
  • 撮影日:令和2年10月20日

収穫したナス
収穫したナス

収穫作業の様子
収穫作業の様子

   安芸市で冬春ナスの収穫が始まっています。安芸市穴内地区にあるハウスの中では、8月中旬に定植したナスが順調に育ち、9月中旬から収穫が行われています。

   生産者が丁寧に収穫したナスは、JA高知県を通じて主に関東、関西方面に出荷されます。収穫作業は、来年6月中旬頃まで続きます。

    JA高知県は、JAグループ高知で生産・出荷する「高知なす」について、機能性表示食品制度への届出を消費者庁に行い、令和2年9月11日付けで受理されています。

【関連リンク】「高知なす」機能性表示食品の届出受理について(JA高知県ホームページ)

秋のタケノコ「四方竹」

  • 撮影場所:高知県南国市
  • 撮影日:令和2年10月20日

出荷された四方竹
出荷された四方竹

四方竹のほ場
四方竹のほ場

   南国市白木谷地区で四方竹(しほうちく)の収穫が続いています。四方竹は、全国的にも珍しく秋に生えてくるタケノコで、切り口が四角形なので「四方竹」と呼ばれています。

   同地区にあるJA高知県四方竹出荷場には、朝早くから生産者がゆでてアク抜きした、細長くてキレイな黄緑色の四方竹が持ち込まれていました。

    四方竹の出荷作業は11月中旬まで続き、県内のほか関東や関西方面などへ出荷されます。

2020土佐の酢みかん&土佐寿司祭り

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和2年10月18日

酢みかんや土佐寿司、土佐料理の展示
酢みかんや土佐寿司、土佐料理の展示

会場とリモート参加者とで記念撮影
会場とリモート参加者とで記念撮影

   令和2年10月18日(日曜日)、高知市内のホテルにおいて、「2020土佐の酢みかん&土佐寿司祭り」が開催され、土佐の食文化を広くアピールしました。

   高知県内では、古くからユズをはじめブシュカン(餅柚)や直七(田熊スダチ)など、多くの種類の酢みかんが栽培され、食材や季節によってこれらを使い分ける食文化が根付いています。近年は県内に更にたくさんの種類の酢みかんが栽培されています。

   祭りは10回目を迎え、今年は高知県と民間の土佐学協会などの主催によりホテル会場とリモートで開催。リモートの参加者にも事前に食材セットが配送され、会場と同時に酢みかんの香りを種類ごとに比べたり、田舎寿司など酢みかんを使った料理を堪能しました。

四万十の栗の出荷

  • 撮影場所:高知県四万十市
  • 撮影日:令和2年10月15日

栗園地の様子
栗園地の様子

出荷された四万十の栗
出荷された四万十の栗

   四万十市西土佐地区にあるJA高知県西土佐集出荷場では、栗の出荷作業が続いています。
   同地区で生産される栗は大ぶりで、一粒が30グラム以上の重さに実ることが特徴であり、「四万十の栗」のブランド名で販売されています。

   9月末から出荷が始まり、10月初旬のピーク時期には1日に約900キロの出荷がありました。
   出荷された栗は、高知県内の青果店や加工業者などに販売されています。出荷作業は、10月下旬まで続きます。

ツガニの出荷

  • 撮影場所:高知県四万十市
  • 撮影日:令和2年10月15日

出荷されたツガニ
出荷されたツガニ

ツガニを加工したスープの素
ツガニを加工したスープの素

   四万十市西土佐にある鮎市場では、四万十川で地元の川漁師がとった秋の味覚「ツガニ(モクズガニ)」の受け入れが8月から続いています。
   ツガニ漁は、自然条件に左右されるため市場への入荷量もまちまちで多い日は300キロほどの入荷がありますが、入荷ゼロの日もあるそうです。
   ツガニは、塩茹や殻ごとミキサーなどで細かく潰して汁物などに調理して食べられています。

   鮎市場は、ツガニの出荷販売のほかに加工品も製造しています。
   ツガニの出荷は10月末まで続きます。

戻りガツオの水揚げ

  • 撮影場所:高知県黒潮町
  • 撮影日:令和2年10月5日

水揚げされた戻りガツオ


水揚げ作業様子

   幡多郡黒潮町の佐賀漁港で戻りガツオの水揚げが始まりました。市場には、土佐近海で一本釣漁により釣り上げられた丸々と太ったカツオが並び活気に満ちていました。当日は、7キログラムのカツオを中心に約5トンの水揚があり、主に関西方面に出荷されます。

   9月下旬から始まった戻りガツオの水揚げは、11月中旬ごろまで続きます。

収穫を待つ棚田

  • 撮影場所:高知県本山町
  • 撮影日:令和2年10月1日

黄金色に染まった棚田黄金色に染まった棚田

狭小な吉延地区の棚田
狭小な吉延地区の棚田

   土佐郡本山町にある吉延地区には、標高250メートルから500メートルの急傾斜に狭小な棚田が広がっています。

   5月中旬に田植えをした稲は、黄金色になり収穫の時期を迎えようとしています。

   棚田には、「ヒノヒカリ」、「にこまる」などの品種が作付けされており、ブランド米「土佐天空の郷」の産地として知られています。

   同地区の棚田は、棚田地域振興法に基づく指定棚田地域に指定されています。

【関連リンク】棚田地域振興(地方創生推進事務局ホームページ)

9月

新高梨の収穫

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和2年9月29日

箱詰めされた新高梨箱詰めされた新高梨

袋がけされた新高梨
袋がけされた新高梨

   高知市針木地区で新高梨の収穫が始まりました。

   新高梨の収穫は、10月下旬まで続き、県内外に出荷・販売されます。

   生産者によると最近は暖冬の影響で花の数が少なくなるなどの栽培への影響も出ているそうですが、作業場では約1キログラムの大きさに育った新高梨を丁寧に箱詰めしていました。

   なしの収穫シーズンになると10戸ほどの農家が同地区の県道沿いに直売所を開設しており、新高梨を買い求めることが出来ます。

棚田を彩る彼岸花

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和2年9月23日

彼岸花彼岸花

棚田を彩る彼岸花
棚田を彩る彼岸花

   高知市土佐山東川の棚田で彼岸花が咲き始め、収穫間近の黄金色の稲穂との鮮やかなコントラストを見せています。

   地元の人によると、例年秋分の日に見頃を迎えるそうですが、今年はやや遅れ9月27日位になるようで、10月初め頃まで花を楽しめるそうです。

   同地区では、棚田のほか山の斜面や県道脇などに真っ赤な彼岸花が咲きほこり、訪れる人の目を楽しませています。

小なすの出荷

  • 撮影場所:高知県津野町
  • 撮影日:令和2年9月16日

丁寧に箱詰めされた小なす
丁寧に箱詰めされた小なす

梱包作業の様子
梱包作業の様子

   高知県津野町にあるJA高知県津野山営農経済センターの野菜集出荷場では、小なすの出荷作業が続いています。津野山営農経済センター管内では、7戸の農家が夏秋小なすを栽培しています。

   集出荷場ではJA担当者が、生産者が箱詰めして出荷した小なすを規格別に梱包作業を行っていました。
   小なすの収穫は5月から11月まで行われ、主に関東方面に出荷されます。


物部ゆずの出荷始まる

  • 撮影場所:高知県香美市
  • 撮影日:令和2年9月9日

JAに出荷された物部ゆず
JAに出荷された物部ゆず

箱詰めされた物部ゆず
箱詰めされた物部ゆず

   高知県内で初めてGIに登録された「物部ゆず」(登録日:令和2年6月29日)の出荷が9月上旬から始まりました。全国平均の青果率は18%ほどですが、香美市物部町で露地栽培されている「物部ゆず」は69%(平成29年)と青果率の高さが際立っています。
   栽培管理に手間がかかりますが、取引市場からは長期間安定供給、選果選別の徹底、棚持ちの良さなどが高く評価されています。

   青玉の青果用ゆずは9月下旬ごろまで出荷され、10月からは黄玉の青果用ゆずに切り替わります。約600トンほどが「物部ゆず」として全国各地へ出荷されるそうです。

キュウリ生産者の意見交換会

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和2年9月1日

キュウリの栽培方法を説明する矢野部会長
キュウリの栽培方法を説明する矢野部会長

ほ場の様子
ほ場の様子

   令和2年9月1日、中国四国農政局は高知市春野町のJA高知県 県域きゅうり部会部会長 矢野清和氏及びJA高知県高知地区春野営農経済センター担当者と意見交換を行いました。

   はじめに、矢野部会長からキュウリの栽培方法や環境制御システムについて説明を受け、その後、春野町におけるキュウリの生産状況、新規就農、農業労働力確保、人・農地プランの実質化や収入保険などについて意見交換を行いました。

8月

メジカの新子の水揚げ

  • 撮影場所:高知県須崎市
  • 撮影日:令和2年8月25日

水揚げされたメジカの様子
水揚げされたメジカ

競りの様子
競りの様子

   高知県須崎市の須崎魚市場では、ひき縄漁業によるメジカ(ソウダガツオ)の幼魚「新子」の水揚げが最盛期を迎えています。当日は、漁に出向いた漁船が釣り上げたメジカを、早朝から次々と水揚げしていました。
   水揚げされたメジカは、手際よく仕分けされ、作業が終わると競にかけられ、競売人の快活な掛け声と共に20センチ程度のメジカが次々と競り落とされていました。

   競り落とされたメジカは、主に須崎市の鮮魚店等へ出回りますが、高知市内の飲食店でも食すことができます。新鮮なメジカの新子は刺身にすると、もちもち食感を堪能できます。
   メジカの新子の水揚げは、7月下旬から始まり、9月末まで続きます。

有機農業者との意見交換

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和2年8月25日

意見交換の様子
意見交換の様子

生産者の説明を聞く岩下地方参事官
生産者の説明を聞く岩下地方参事官

   令和2年8月25日、高知県拠点は有機農産物安定供給体制構築事業(農林水産省補助事業)の事業実施主体である、「高知オーガニック」の有機栽培生産者と意見交換を行いました。
   意見交換では、有機農産物の流通・販売、有機農業への新規就農者の状況、栽培技術や高知県が担い手募集のために作成した産地提案書が話題となりました。

   高知オーガニックは、高知県内の有機栽培生産者に加え、地域密着型スーパーなどもメンバーとしたグループです。グループの生産者は毎週土曜日、高知市で開催されるマーケットや日曜市での販売に加え、安定供給できる販路を確保するため、スーパーの物流網を活用した集荷体制を構築しています。

フルーツトマトの定植

  • 撮影場所:高知県佐川町
  • 撮影日:令和2年8月21日

トマトの苗
トマトの苗

定植作業の様子
定植作業の様子

   高知県佐川町加茂地区にある施設園芸ハウスの中では、連日の猛暑の中、高知県特産のフルーツトマトの定植が進んでいます。同町では8月中旬から定植が始まっており、8月下旬まで続きます。この日に定植していたトマトの品種は「桃太郎」で、生産者が丁寧に植え付けていました。

   フルーツトマトは、同町と隣接する日高村を中心に徹底的な品質管理の中で栽培しており、「シュガートマト」のブランド名で出荷されています。収穫は11月末から始まり、来年6月末まで続きます。

なすの定植

  • 撮影場所:高知県安芸市
  • 撮影日:令和2年8月21日

手作業でなすの苗を植える様子
定植中のなす

なすを栽培している施設内の様子
なすを栽培している施設内の様子

   高知県はなすの生産量が全国1位です。なかでも、高知市から東へ40キロメートルほどの安芸市は日本一の冬春なすの生産地です。安芸市穴内地区のハウスでは連日の猛暑の中、なすの定植が進んでいました。同地区では7月下旬から定植が始まり、9月上旬まで続きます。

   この日に定植していたのは「竜馬」というハウス促成栽培向けの品種で、果色は濃黒色、収量性が高く品質も良いそうで、収穫は9月中旬から始まり、来年6月下旬まで続きます。

中山間地域の元気な現場を訪問

  • 撮影場所:高知県三原村、四万十市
  • 撮影日:令和2年8月20日~21日

社員からトマト栽培の説明を受ける名越氏、柵木農村振興部長、田野三原村長
社員からトマト栽培の説明を受ける名越氏(右)、柵木農村振興部長(中央)、田野三原村長(左)

林駅長から説明を受ける名越氏、と柵木農村振興部長
林駅長から説明を受ける名越氏(左)、と柵木農村振興部長(右)

   令和2年8月20日、中国四国農政局は高知県幡多郡三原村の(株)ベストグロウ、21日には四万十市西土佐にある道の駅「よって西土佐」を訪問しました。

   (株)ベストグロウでは、次世代型ハウスで栽培するトマトの栽培方法や施設について説明を受けました。また、道の駅「よって西土佐」では地元地域の魅力があふれる施設となるような取り組みや経営理念を話していただきました。

   現場には、農林水産省が設置した農業の「働き方改革」検討会の検討委員であるフリーアナウンサーの名越 涼氏も同行されました。

(株)南国スタイルとの意見交換会

  • 撮影場所:高知県南国市
  • 撮影日:令和2年8月20日

説明を受ける名越氏と柵木農村振興部長
中村代表(中央)から説明を受ける名越氏(左)と柵木農村振興部長(右)

パプリカの栽培の様子
パプリカを栽培している施設内の様子

   令和2年8月20日、中国四国農政局は高知県南国市の農業生産法人である(株)南国スタイルと意見交換を行いました。意見交換には、農林水産省が設置した農業の「働き方改革」検討会の検討委員であるフリーアナウンサーの名越 涼氏も参加しました。

   はじめに、中村 文隆代表取締役専務から(株)南国スタイルの栽培品目であるオクラ、キャベツ及びパプリカの栽培概要について、それぞれの栽培ほ場において説明を受け、その後、(株)南国スタイルの経営概要、従業員の働き方や将来の農業経営のあり方などについて意見交換を行いました。

オクラの収穫

  • 撮影場所:高知県南国市
  • 撮影日:令和2年8月20日

実ったオクラと花
実ったオクラと花

収獲されたオクラ
収穫されたオクラ

   高知県南国市から香美市にかけて広がる香長平野で、露地栽培によるオクラの収穫が最盛期を迎えています。 3月20日頃に播種したオクラは、薄黄色の花が青空に向かって咲いており、2メートルを超える高さにまで成長しています。

  収穫作業は6月中旬頃から始まり、炎天下の中10センチほどに育った実をハサミで次々と収穫しています。収穫は10月末頃まで続き、JAを通じて全国の市場に出荷されるほか、地元の直販所でも販売されています。

早期米の出荷が本格化

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和2年8月7日

お米の検査の様子
検査の様子

検査後に出荷を待つ新米
出荷を待つ新米

   高知市のライスセンターでは、早期米の出荷が最盛期を迎えています。生産者が大切に育てた新米をJAのベテラン検査員が手際よく農産物検査を行い、検査が終わった新米は次々とトラックに積み込まれました。長雨の影響も心配されましたが、検査員によると「例年に比べ品質は良く、一等比率が高くなっている」とのことです。

   7月には極早生品種の南国そだちを出荷、8月に入り同じく極早生品種のよさ恋美人に続きコシヒカリの出荷が始まっているそうで、早期米の出荷は8月下旬まで続きます。

7月

令和2年産早期米初出荷進発式

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和2年7月30日

初出荷のテープカット
初出荷のテープカット

積み込みの様子
積み込みの様子

出荷された商品(品種は南国そだち)
出荷された商品(品種は南国そだち)

   7月30日、高知県高知市にあるJA高知県購買事業本部において毎年恒例の「進発式」が行われ、関係者によるテープカットのあと、トラックに積み込まれた高知県産早期米のトップバッター品種である「南国そだち」が関西方面に出荷されました。

   本年産の早期米の収穫は長引く梅雨の影響で遅れているそうですが、梅雨が明けると本格的な収穫時期となり、「南国そだち」に続き「よさ恋美人」、「コシヒカリ」が収穫され県内外へリレー出荷されます。



南国市早場米の収穫

  • 撮影場所:高知県南国市
  • 撮影日:令和2年7月29日

コンバインによる稲刈りの様子
収穫風景

コンバインから運搬車への積み込みの様子
運搬車への積み込み

   早場米の産地、高知県南国市に早くも実りの季節が到来しました。JA高知県出資農業生産法人である株式会社南国スタイルでは、冬季のキャベツ、だいこんと夏季のオクラの露地栽培を中心に、水稲を20ヘクタール栽培しています。

   今年は収穫期に雨が続いたことにより、例年より少し遅い7月28日から極早生品種「南国そだち」の収穫を開始しており、8月上旬からは早生品種「コシヒカリ」の収穫が始まるそうです。



土佐甘とうの収穫

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和2年7月22日

土佐甘とうが実った様子
土佐甘とうが実った様子

収穫された土佐甘とう
収穫された土佐甘とう

   高知市春野町の雨よけハウスでは、土佐甘とうの収穫が最盛期を迎えています。高知県では、商品名を「土佐甘とう」といい、品種名は京野菜の万願寺唐辛子を先祖に持つ「甘とう美人」です。土佐甘とうは、果肉は肉厚で柔らか、風味が豊かで苦みや辛みが少ないのが特徴で、高知県内では平場と中山間地で一年を通して栽培されています。

   ハウスを管理する生産者によると収穫は5月下旬から始まり11月頃まで続くそうで、収穫された土佐甘とうは、JAを通じて市場に出荷されます。



夏の棚田風景

  • 撮影場所:高知県土佐町
  • 撮影日:令和2年7月20日

青田風が吹き抜ける棚田風景
青田風が吹き抜ける棚田風景

手入れの行き届いた棚田
手入れの行き届いた棚田

   吉野川の上流域に位置する長岡郡土佐町の高須地区の棚田では、5月下旬頃に田植えされた稲が青々と育っています。作付けされている品種は「ヒノヒカリ」などで高知県内では「相川米」として良質米の産地として知られています。標高約400メートルに位置する棚田には涼しげな風を感じることが出来ます。秋風となる収穫時期の10月頃には黄金色に輝く棚田となり、季節ごとに移り変わる棚田の風景を楽しむことができます。

   同地区の棚田は、棚田地域振興法に基づく指定棚田地域に指定されています。

【関連リンク】棚田地域振興(地方創生推進事務局ホームページ)



本山町ブランド米「土佐天空の郷」のおむすび店が仮営業

  • 撮影場所:高知県本山町
  • 撮影日:令和2年7月9日

おむすびが並んだショーケース
おむすびが並んだショーケース

木目調の落ち着いた店内
木目調の落ち着いた店内

   令和2年7月9日、本山町の直販所「本山さくら市」において、本山町のブランド米「土佐天空の郷」を使ったおむすび店(店名は現在選定中)が仮営業をしました。本山町、一般財団法人本山町農業公社(以下「本山町農業公社」という)、株式会社四国銀行、生産者等で立ち上げた「本山町みらい創造協議会」が運営管理し、「土佐天空の郷」の販売促進に取り組みます。

   店内のショーケースには、本山町農業公社や町内の生産者団体「汗見川活性化委員会」で製造された「ちりめんしいたけ」、「土佐あかうしを使った肉みそ」、「しその佃煮」などを具材にしたおむすび8種類が並んでいます。店の担当者は、地元産の具材を使用したおむすびの商品を順次増やして行きたいと話していました。おむすび店は令和2年7月23日に本格オープンします。



地産地消・食品ロスに取り組む中土佐町の学校給食

  • 撮影場所:高知県中土佐町
  • 撮影日:令和2年7月9日

調理室
広く清潔な調理室

この日に提供された給食
この日のメインは麻婆豆腐

学校給食を食べる子供達
もりもり食べる子供達

   中土佐町立学校給食センターでは、高知県産率(65.7%使用)・中土佐町産率(38.6%使用)の高い学校給食を、町内学校へ提供することで地産地消に取り組んでいます。

   使用した地元食材は校内放送で紹介され、食育授業でも地元生産者を講師に招くなど、中土佐町の生徒は小さな頃から地元農畜産業に親しみながら育っています。

   この日のメインである麻婆豆腐には、生徒のご両親が栽培したショウガが使われていることが校内放送で紹介され、紹介された生徒も嬉しそうに放送を聞いていました。

   中土佐町の学校給食は、廃棄がほとんどなく、賞味期限切れの近い防災食品を給食に使うなど、食品ロスの削減に繋がったことが地産地消と合わせて評価され、「第10回地産地消給食等メニューコンテスト」において、文部科学大臣賞を受賞しています。

【関連リンク】地産地消に関する情報(農林水産省ホームページ)

こうちのohana満開プロジェクト

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和2年7月6日

飾り付けられたグロリオサ
飾り付けられたグロリオサ

グロリオサの花
品種名はルテア

   高知市は、新型コロナウイルス感染症の影響によって花き需要が落ち込むなか、華やかな高知市産の花を美しくアレンジメントした展示・撮影スポット「こうちのohanaスポット」の開設やインターネットによる情報発信など、「こうちのohana満開プロジェクト」を令和2年6月26日(金曜日)から開始しました。

   この取組は、高知市産の花きをPRすることにより需要回復に繋げるもので、高知市役所本庁舎1階正面玄関に設けられた「こうちのohanaスポット」では、黄色のグロリオサが来庁者を迎えていました。高知市役所本庁舎の「こうちのohanaスポット」は、令和2年12月4日(金曜日)まで開設されます。

   「こうちのohanaスポット」は、高知市役所本庁舎のほかオーテピア高知図書館にも設けられています。

【関連リンク】こうちのohana満開プロジェクトが始まります!(高知市役所ホームページ)

早期米の出穂が始まる

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和2年7月2日

水田風景
水田風景

開花した稲
開花した稲

   高知県高知市春野町の水田では、4月上旬に田植えされた早期米「コシヒカリ」の出穂が始まっています。圃場管理する生産者によると「出穂の時期は平年並み、このまま順調に生育すると8月上旬には収穫できるのではないか」と話していました。

   梅雨が明け、夏が訪れると高知県内では早期米の収穫が始まります。

6月

スマート農業技術の開発・実証プロジェクト(ゆず)

  • 撮影場所:高知県北川村
  • 撮影日:令和2年6月19日

苗木の省力的栽培
苗木の省力的栽培

索道システムでの収穫物運搬
索道システムでの収穫物運搬風景

   令和2年6月19日(金曜日)、スマート農業技術の開発・実証プロジェクトに取り組む、(一般社団法人)北川村振興公社主催による「第1回   北川村スマート農業実証コンソーシアム推進会議」が開催されました。プロジェクトに参画する関係機関から実証課題ごとに目的や達成目標等に関する説明を受けた後、現地見学が行われました。

   苗木の省力的栽培の実証圃場では、太陽の日射熱による熱膨張と収縮の圧力変化を利用し、電力を使用せずに自動潅水、土壌水分を吸収する栽培システムの検証が行われており、早期成園化を目指した取り組みが進められています。

   また、急傾斜地においては、傾斜の重力を活用した索道システムによる収穫物運搬の可能性について検証が行なわれており、今後、技術が普及し労働力不足や重労働の解消につながることが期待されます。


高知県立農業大学校への施策説明

  • 撮影場所:高知県いの町
  • 撮影日:令和2年6月19日

説明を行う内山総括農政推進官
説明を行う内山総括農政推進官

熱心に講義を聴く学生達
熱心に講義を聴く学生達

   中国四国農政局高知県拠点は、6月19日(金曜日)高知県立農業大学校(いの町)において、園芸学科と畜産学科の2年生27名を対象に「農政をめぐる情勢について」と題して農業の現状や農林水産省の施策等について説明を行いました。

   学生からは、「今の農業の現状が知れて良かった」、「ジビエ利用の取組について改めて説明が聞けて良かった」、「農泊は自分から見ても面白そうで関心が持てた」などの感想が寄せられました。

   6月25日(木曜日)には、「中国四国地域農業をめぐる事情」等について説明を行います。


令和2年度経営所得安定対策交付申請の受付会

  • 撮影場所:高知県高知市
  • 撮影日:令和2年6月18日

受付会の様子
受付会の様子

申請内容を確認する担当者
申請内容を確認する担当者

   高知市農業再生協議会は、6月から各地域を巡回して令和2年度経営所得安定対策交付申請の受付会を開催しています。18日(木曜日)にはJA高知市旭支所において開催し、担当者が生産者の交付対象作物の作付け内容等を確認し申請書の受付を行いました。

   受付会は、例年4月に行われていますが本年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から6月に延期し、会場には飛沫感染を防止するための透明間仕切りシートや消毒液を設置、定期的に窓を開放し換気するなどの感染防止対策を行っています。

 令和2年度経営所得安定対策の申請期限は6月30日となっています。

【関連リンク】経営所得安定対策(農林水産省ホームページ)


早くも案山子お目見え

  • 撮影場所:高知県本山町
  • 撮影日:令和2年6月2日

恵みの雨を祈願する案山子
恵みの雨を祈願する案山子

水田を見張る案山子
水田を見張る案山子

   令和2年度に指定棚田地域として指定された本山町では、現在田植えの最盛期を迎えています。本山町は1000メートル級の山々に囲まれた中山間地で、その山々がもたらす寒暖差と、各地から湧き出す清澄な水により育てられたブランド米「土佐天空の郷」が有名です。

   その本山町大石の棚田で、田植えが終わった田んぼに早くも案山子が登場しました。案山子は、五色の旗を立てお供えをして祝い、恵みの雨と豊作を祈願します。

 田んぼの生き物を狙ってやってくるカラスやサギに、苗が踏みつけられないよう見張り役となるだけではなく、名前も付けてもらい地域の住民に親しまれているそうです。


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