国産野菜シェア奪還プロジェクト
日本国内で消費される野菜の約6割は加工・業務用であり、そのうち約3割を輸入野菜が占めている状況です。 こうした背景を踏まえ、農林水産省では海外調達の不安定化によるリスクを軽減するため、令和6年3月に「国産野菜シェア奪還プロジェクト」を設立しました。このプロジェクトでは、加工・業務用を中心とした国産野菜の生産・供給に関わる事業者の経営安定化を支援し、国産野菜の活用拡大を推進しています。
これを受けて、中国四国農政局では、中国四国地域の加工・業務用野菜の生産及び活用のさらなる拡大に向けて、管内管外問わず生産者と実需者のほか、中間事業者、物流事業者、資機材メーカー、金融機関、研究機関、行政機関等の幅広い方々を対象に、新たな出会い、課題解決の糸口発見、商談機会への土台づくり等ができるセミナー及び交流会を開催しています。
令和7年度開催イベント
(1)加工・業務用野菜の取組推進セミナー(令和7年10月9日開催)
生産者・中間事業者・実需者が連携して加工・業務用野菜に取り組んでいる事例をそれぞれの立場の事業者に紹介していただきました。

案内チラシ(PDF : 637KB)
講演内容
- 株式会社サラダクラブ 原料部次長 竹村 文孝 氏
- タイトル:食品製造の現場から見た加工・業務用野菜の課題
- 内 容:パッケージサラダ等の製造・販売を行う実需者から見た、国産野菜の取り巻く現状や、生産者との関係構築の取組、小売店や外食産業におけるニーズ等について、ご説明いただきました。
- MCプロデュース株式会社 代表取締役社長 藪田 洋平 氏
- タイトル:加工・業務用野菜の供給体制と課題
- 内 容:生産者と実需者の関係調整という役割を担う中間事業者(卸売業)から見た、国産野菜の現状や、食品製造業・外食産業・小売業におけるニーズ等についてご説明いただきました。
- 青空株式会社 代表取締役 石原 大介 氏
- タイトル:生産者の視点から見る加工・業務用野菜の取組
- 内 容:加工・業務用野菜への取組を始めた経緯や、生産から出荷に至るまでの工程における青果市場向けとの違いや、気候変動・労働力不足への対応とその課題、さらにMCプロデュース株式会社様及び株式会社サラダクラブ様との具体的な連携の様子等について、ご説明いただきました。
- 島根県美郷町役場 産業振興課農業振興係長 佐竹 志保 氏
- タイトル:新たな地域で始まる加工・業務用野菜の生産への挑戦
- 内 容:町役場を中心に進められている、地元農業の活性化に向けた加工・業務用野菜の取組について、組織の立ち上げから現在までの歩みや今後の展望、さらにサラダクラブ株式会社様、MCプロデュース株式会社様及び青空株式会社様との支援・協力体制等について、ご説明いただきました。
参考ページ
(2)加工・業務用野菜の交流会(令和7年11月17日開催)
加工・業務用野菜の生産・活用に向けて、管内管外を問わず生産者と実需者のほか、中間事業者、物流事業者、資機材メーカー、金融機関、研究機関、行政機関等の方々を対象に、課題解決の糸口発見、商談機会への土台づくり等ができる交流会を開催しました。交流会は、展示ブースと取組発表会の2部構成で行いました。交流会当日は、合計101名の方に参加いただきました。

案内チラシ(PDF : 810KB)
ブース展示(11時00分~16時00分)
当日は20事業者様にご出展いただき、ポスターや横断幕、作物サンプル等を用いて各社の取組をご紹介いただきました。会場では、生産者様や実需者様をはじめとするご参加の皆様と活発な意見交換・交流が行われ、たいへん盛況となりました。

取組発表会(13時00分~15時00分)
取組発表会では、参加者同士の交流をより一層深めることを目的として、ブース出展者を含む19事業者様より、約5分間ずつ自社の特長や参加目的等についてご発表いただきました。
- 発表資料(掲載資料については、無断転用及び使用を禁止します。)
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令和6年度開催イベント
加工・業務用野菜マッチングセミナー(令和6年11月11日開催)
既に加工・業務用野菜に取り組んでいる生産者や事業者の方だけでなく、これまで取り組んだことがない方々が新たな取組に向けた一歩を踏み出す一助となるよう、生産者と実需者双方のメリットやリスク、連携する方法、経営面のアドバイスなどの情報提供を行うとともに、生産者と事業者の交流の場を提供するため、セミナーを開催しました。基調講演とパネルディスカッション、名刺・情報交換の3部構成で開催しました。
マッチングセミナー当日は、合計151名(オンライン99名、会場52名)の方にご参加いただきました。

案内チラシ(PDF : 1,124KB)
第1部 基調講演
加工・業務用野菜の生産に取り組んでいる2名の生産者を迎え、契約栽培の特徴や現場での工夫、今後の農業の展望について、講演いただきました。- あすぱら屋しげ 代表 鈴木 茂昌 氏
- 青空株式会社 代表取締役 石原 大介 氏

第2部 パネルディスカッション
生産者、流通事業者、実需者、JA、行政の6名の方に登壇いただき、加工・業務用野菜の契約栽培の特徴や農地確保、安定供給、物流課題等をテーマに、多角的な議論を行っていただきました。- あすぱら屋しげ 代表 鈴木 茂昌 氏
- 青空株式会社 代表取締役 石原 大介 氏
- 倉敷青果株式会社 カット野菜部 部長 寺田 幸司 氏
- デリカフーズホールディングス株式会社 常勤監査役 田井中 俊行 氏
- JA全農おかやま 農産・園芸部 次長 坂本 和士 氏
- 農林水産省 農産局 園芸作物課 園芸流通加工対策室長 宇井 伸一 氏

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お問合せ先
中国四国農政局生産部園芸特産課
担当者:加工・業務用野菜担当
ダイヤルイン:086-224-9413




