「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」第12回選定の最高賞にあたるグランプリに、函館市の一般社団法人Local Revolutionが選ばれました。
農林水産省及び内閣官房は、「強い農林水産業」、「美しく活力ある農山漁村」の実現に向けて、農山漁村の地域資源を引き出すことにより地域の活性化や所得向上に取り組んでいる優良事例を選定し、全国へ発信する「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」を実施しています。
令和7年12月に第12回選定が行われ、最高賞にあたるグランプリに、函館市の一般社団法人Local Revolution(以下、同社という。)が選ばれました。
近年、海水温上昇の影響で北上したマイワシが函館近郊で大量死し、環境・漁業被害が生じる一方、漁獲量は9年間で60倍となり、未利用魚としての課題も顕在化している中、同社は令和3年から「ハコダテアンチョビプロジェクト」を開始しました。また、アンチョビ商品開発に伴い、令和5年8月に法人化、令和7年11月には、新たに株式会社を設立しました。今まで海へ戻していたマイワシを漁師から仕入れ、地元の水産加工会社でアンチョビを製造し、就労支援施設で瓶詰め・ラベル貼りを行い、地元の小売店や飲食店で販売することで、地域内で利益を循環させる仕組みを構築しています。
今回の選定では、これらの取組が高く評価され、選定に関わった有識者懇談会委員からは、「社会経済的・環境的課題に直面する漁業によって、資源循環と付加価値創出を両立する持続可能なモデルとして重要であり、今後の販路拡大や他地域への展開、新たな食文化の創出が期待できる。」などのコメントがありました。
同社の岡本代表は、「一次産業で光の当たっていなかった資源から価値を創出したことや水福連携に取り組んだことは、地域を盛り上げるひとつのきっかけとなったかと思う。」「地域の人たちとともに取り組んだことが評価されて嬉しい。関わった人たちに感謝の気持ちしかない。」と、今回の受賞の喜びを語っていました。また、今後は、「各地域において一次産業で困っていることをヒアリングして、そこから価値創出ができるような取組をしたい。」と意欲をにじませていました。
ディスカバー農山漁村(むら)の宝(農林水産省へリンク)
第12回選定結果の公表(農林水産省へリンク)
「ディスカバー農山漁村の宝」交流会(首相官邸リンク)
関連情報:株式会社Local Revolutionの取組
低利用食材の脱脂粉乳とおからを活用した商品開発
撮影データ
◯撮影年月日:令和8年1月22日 (木曜日)
◯撮影場所:函館市

ハコダテアンチョビの原料となる
マイワシ

ハコダテアンチョビ商品(外観)

ハコダテアンチョビ商品(内容物)

選定証授与式の様子

賞状とトロフィーを手にする
(株)Local Revolutionのみなさん
お問合せ先
北海道農政事務所 函館地域拠点
〒040-0032 函館市新川町25-18 函館地方合同庁舎
☎:0138-26-7800
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