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北海道農政事務所

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北海道におけるスマート農業に係る取組事例等


   ロボット技術やICTを活用して超省力・高品質生産を実現する新たな農業(スマート農業)を実現するための取組や農業分野におけるIT関連情報をご紹介しています。

1.スマート農業の展開

現在進められている我が国の強みを活かしたスマート農業の研究開発の状況を紹介します。



2.「スマート農業技術の実証プロジェクト」

(1)北海道内の取組内容

  • 令和5年度(2地区採択)
(ア)【畑作】西谷内農場ほか(岩見沢市)

(イ)【畜産】(農)清和農場(鶴居村)


  • 令和4年度(4地区採択)
(ア)【水田作】桝田農場ほか(沼田町ほか)

(イ)【畑作】田村農場(幕別町)

(ウ)【露地野菜】相良農園ほか(厚沢部町)

(エ)【畜産】(有)デーリィサポート、野原牧場(帯広市)


  • 令和3年度(4地区採択)
(ア)【畑作】(有)木樋桃源ファームほか(津別町)

(イ)【畜産】JA士幌町ほか(士幌町ほか)

(ウ)【5G】北海道ワイン(株)直轄農場((有)鶴沼ワイナリー、北海道後志ヴィンヤード(株))(浦臼町ほか)

(エ)【5G】ホクレン訓子府農場(訓子府町)


  • 令和2年度補正(3地区採択)
(ア)【畑作】JA幕別町畑作事業部会、大根・人参事業部会(幕別町)

(イ)【畜産】(有)エスエルシー(別海町)

(ウ)【畜産】JA阿寒(釧路市)


  • 令和2年度(5地区採択)
(ア)【畑作】(有)大塚農場ほか(当別町)

(イ)【露地野菜】(株)小坂農園(むかわ町)

(ウ)【露地野菜】鹿追町ICT研究会ほか(鹿追町)

(エ)【畜産】(有)トヨニシファーム(帯広市)

(オ)【5G】(有)西谷内農園ほか(岩見沢市)


  • 令和元年度(5地区採択)
(ア)【水田作】白石農園(新十津川町)

(イ)【水田作】(有)新田農場ほか(岩見沢市)

(ウ)【畑作】(株)鹿中農場(津別町)

(エ)【畑作】岡田農場(更別村)

(オ)【畜産】TMRセンターアクシス・漆原牧場(中標津町)



(2)関連動画

  • 農業者「REAL VOICE」(令和元年度採択)
道内の実証地区の「現場」の声をお届けします。
これからスマート農業に取り組もうとする方や既に取り組んでいらっしゃる方に御覧いただき、今後の農業経営にスマート農業技術を導入するきっかけにしていただきたいと思います。


白石農園(新十津川町)品目:水稲

農薬散布ドローンにより、従来と同じ時間で2倍の面積の作業が可能。

スマート農機の活用により、朝晩の労働時間が少なくなり、空いた時間を利用してトマト栽培へ注力し、収益を向上。

(スマート農機導入は)確実に労力の軽減や効率化に繋がる。毛嫌いせずに挑戦する価値がある。


倉田農場(岩見沢市)品目:水稲

水位センサの導入により、重要期間(冷害危険期等約2週間)における水管理の労働負荷が軽減。

ロボットトラクタによる代かきは、水が多くても自動で問題なく作業ができ、労働時間が30%削減。

実際にスマート農機を動かしてみることが重要であり、今自分が必要としているものからスタートすることが最善ではないか。


鹿中農場(津別町)品目:たまねぎ、麦

携帯電話の電波が届かない農地もある中、プライベートLTEを活用した自動操舵により、作業の軽減が図られ肥料代が10%削減。

今後は可変施肥などのデータを蓄積し、いろんな人が(データを)共有できる環境づくりが必要。

様々な課題に取り組むことで、スマート農業の可能性が開けてくるので、多くの人に取り組んでほしい。



岡田農場(更別村)品目:ばれいしょ、小麦、豆類、てん菜

ロボットトラクタは、何も操作しなくても作業が正確にできるので、誰でも扱いやすい。

ロボットトラクタを導入したことで、(収穫作業の)労働時間が1人分(25%)削減できた。

岡田農場をスマート農業の実践の場にし、他の農業者に普及していきたい。



TMRセンターアクシス&漆原牧場(中標津町)品目:牧草、飼料用トウモロコシ、生乳

(飼料作物の)収穫時の自動記録システムによって、進捗管理に要する時間が11%ほど減少。

今年増設した牛舎と新たに導入した搾乳ロボットで、約3年で2200tくらいの生産量までもっていくことも可能だと考えている。

畜産のスマート化について、実際に計根別に見に来て、地元に持ち帰って発信してもらいたい。



  • 「REAL VOICE」以外の動画
農薬散布用ドローンのテスト飛行の様子(幕別町)


                               



スマート・アグリシティ実証プロジェクト(岩見沢市)(外部リンク)

3.スマート農業導入事例

4.農業支援サービスの取組事例

生産現場における人手不足や生産性向上等の課題に対応するためには、先端技術であるスマート農業機械等を導入して行くことが重要ですが、機械費が高額で導入のハードルが高いことから、農業支援サービスの重要性が増しています。農業支援サービスとは、農薬散布や収穫作業等の農作業を代行する取組や、農業者が使用する機械をレンタル等の販売以外の手段で提供する取組等を指し、アウトソーシングという手法で最新技術を容易に導入することができるため、近年注目されています。
実際に北海道農政事務所管内で提供されている農業支援サービス事業について、事業者にご協力いただき、「北海道農政事務所管内の農業支援サービス取組事例」としてとりまとめました。

北海道農政事務所管内の農業支援サービス取組事例(PDF : 545KB)

5.関連リンク

お問合せ先

生産経営産業部生産支援課スマート農業・技術G

TEL:011-330-8807