機械によるたまねぎの定植
定植機械による作業の様子
定植直後のたまねぎの苗
令和2年10月20日(火曜日)に新潟県営経営体育成基盤整備事業「山島地区」(新潟市西蒲区)内のほ場において、機械によるたまねぎの定植作業が行われました。定植機械は既存のトラクターに付加する形態のもので、約700万円の費用をかけJAが導入しました。
40a区画のほ場におよそ8万本のたまねぎの苗が機械によって定植され、作業にかかった時間は2時間程度でした。
※注:機械による作業完了後、人の手による植えなおし作業(1~3日程度)が必要。
たまねぎは暑さに弱く、内地では夏季の栽培は避ける必要があります。また、本地区では冬季の積雪が見込まれるため、雪による湿害対策が課題となっています。
本ほ場では、冬季の湿害対策として今年9月に暗渠を整備しました。この他、土壌改良と堆肥及びもみ殻の散布も行いました。今回のたまねぎ定植は暗渠整備後では初めてとなります。本ほ場で栽培されたたまねぎは来年6月に収穫され、生食用として青果市場への出荷を予定しています。
たまねぎの国内需要は年々高まっています。本ほ場では10aあたり3tを来年の収穫目標としています。10aあたり3tは採算を取るための目安となる収穫量です。将来的には、10aあたり4t以上の収穫量を目指してサポートを続けていきたいと、新潟県の技術普及担当者は話していました。
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