プレスリリース

令和7年度豊かなむらづくり全国表彰事業北陸ブロック表彰式の開催のご案内

農林水産省では、農山漁村における「むらづくり」の優良事例を表彰し、その業績を広く紹介することを通じて、むらづくりの全国的な展開に繋げていくため、毎年度、農林水産祭のむらづくり部門として「豊かなむらづくり全国表彰事業」を実施しています。
この度、令和7年度の農林水産大臣賞及び北陸農政局長賞として、管内から4団体の受賞が決定しましたので、表彰式を令和7年11月19日（水曜日）13時30分から金沢市文化ホールにて開催します。

（参考）
「農林水産祭」は、農林水産省と公益財団法人日本農林漁業振興会の共催により、昭和37年（1962年）から毎年11月23日の勤労感謝の日を中心に国民的な祭典として行われています。「むらづくり部門」は、「農林水産祭」の表彰行事7部門の一つとして昭和54年度（1979年度）に設けられています。

1．開催日時及び場所

日時：令和7年11月19日（水曜日）13時30分～16時00分
場所：金沢市文化ホール 2階 大集会室（金沢市高岡町15番1号）

2．内容

（1）審査経過報告及び講評
（2）賞状等授与（農林水産大臣賞、北陸農政局長賞）
（3）記念撮影
（4）受賞団体との意見交換会

3．受賞団体

農林水産大臣賞

•  農事組合法人 農村資源開発共同体（福井県今立郡池田町） 取組概要(PDF : 564KB)
  
  池田町でむらづくりに取り組む「農事組合法人 農村資源開発共同体」（通称コムニタ※）は、減農薬無化学肥料での米作りによる環境保全型農業の推進、地元農産物を活用した加工品開発・販売による地元農産物の普及やブランド化のほか、活動拠点施設を活用した関係人口の創出などに取り組んでいます。
   ※「コムニタ」：イタリア語で「共同体」を意味し、池田町ではこの呼び方が通称となっています。
  
   ＊なお、「農事組合法人 農村資源開発共同体」は農林水産祭むらづくり部門の内閣総理大臣賞の受賞も決定しており、11月23日（勤労感謝の日）に明治神宮会館で開催される農林水産祭式典にて内閣総理大臣賞の表彰が行われます。

北陸農政局長賞

• 農事組合法人 菖蒲生産組合（新潟県上越市） 取組概要(PDF : 560KB)
  
  上越市でむらづくりに取り組む「農事組合法人 菖蒲生産組合」は、地域内の離農者の田を耕作することで農地を維持するとともに、農業用ドローン等の導入による作業効率化と若者の関心の向上、国の登録有形文化財「飯田邸」を活用した交流人口拡大のほか、高齢者の生きがいづくりや生活支援に取り組んでいます。

• 特定非営利活動法人 山田の案山子（富山県富山市） 取組概要(PDF : 667KB)
  
  富山市でむらづくりに取り組む「特定非営利活動法人 山田の案山子」は、外部サポーターと協働で耕作放棄地の再生を行うほか、地元農産物や地域伝承の惣菜の販売による農産物のブランド化や伝統料理の継承に取り組んでいます。また、高齢者の出荷支援による栽培意欲の向上や、女性が中心の加工品開発・接客による女性の活躍の場づくりにも取り組んでいます。
• 春木区（石川県鹿島郡中能登町） 取組概要(PDF : 702KB)
  
  中能登町でむらづくりに取り組む「春木区」は、化学肥料低減の環境保全型農業に長年取り組むほか、草刈り等を非農家も含め共同で実施し、地域ぐるみで農地を保全する意識の醸成や地域コミュニティの強化に取り組んでいます。また、祭りなどのイベントを活発に行い地域内のつながりを強化するだけでなく地区外の学生と情報誌を作成するなど積極的な交流を行っています。

（参考）10月2日付北陸農政局プレスリリース（受賞団体の決定）
https://www.maff.go.jp/hokuriku/news/press/nouson/251002.html

4．報道関係者の皆様へ

表彰式は、報道関係者の皆様による取材が可能です。
取材を希望される場合は、令和7年11月18日（火曜日）12時00分までに応募フォームよりお申込み下さい。
（参考）昨年度の表彰式の様子：https://www.maff.go.jp/hokuriku/news/plan/mura/index.html

応募フォーム：https://www.contactus.maff.go.jp/j/hokuriku/form/nouson/r7_mura.html