「農村型地域運営組織(農村RMO)形成の手引き」を作成しました
1.作成の経緯
近年の農村、特に中山間地域等では、高齢化・人口減少の進行により、農業生産活動のみならず、地域資源(農地・水路等)の保全や生活(買い物・子育て等)などの集落維持に必要な機能が弱体化しています。このため、農家・非農家が一体となり、農業生産、資源管理、生活扶助の3つの集落機能を補完する農村型地域運営組織(農村RMO)による地域コミュニティ機能の維持・強化が求められています。
一方で、地域づくりに携わる方からは、「どのように人や組織を集めればいいのかわからない」「まず、何から始めるべきかがわからない」といったご意見を伺うこともあります。
そこで、北陸農政局では農村RMO形成・運営を担う方々の様々な悩みや疑問の解決の一助となるよう、本手引きを作成しました。地域づくりに携わるみなさまに、本手引きを活用いただければ幸いです。
2.本手引きの特徴
この手引きは主に「農村RMOとは」「活動のステップ」「農村地域づくり事例集」「移住者の声」の4部で構成されています。
- 「活動のステップ」
農村RMOの形成・運営を「立ち上げ期」「運営期」「継承期」に分類し、それぞれの時期における重要なポイントを記載しています。 - 「農村地域づくり事例集」
インタビュー調査を行った地区における特徴的な取組を整理し、分かりやすくポイントをまとめています。また、組織体制を図で表しています。 - 「移住者の声」
農村地域に移住して地域づくりに取り組む方の声を紹介しています。移住者のリアルな声は移住しやすい環境を整える際、とても重要なものとなります。
3.本手引きを活用いただきたい方
これから農村RMOを立ち上げたいと考えている方
現在農村RMOを運営している方
地域づくりについて悩みや疑問がある方
地域づくりを支援する自治体職員の方など
添付資料
農村型地域運営組織(農村RMO)形成の手引き(PDF : 17,690KB)
お問合せ先
農村振興部 農村計画課
担当者:課長補佐(直接支払)、直接支払係
代表:076-263-2161(内線3412、3419)
ダイヤルイン:076-232-4531