北陸農政局の豚熱(CSF)への対応について
豚熱(CSF)とは
豚熱ウイルスにより起こる豚、イノシシの熱性伝染病で、強い伝染力と高い致死率が特徴です。
感染源は、唾液、涙、糞尿中にウィルスを排泄し、感染豚や汚染物品等との接触等により感染が拡大します。治療法はなく、発生した場合の家畜業界への影響が甚大であるため、家畜伝染病予防法の中で家畜伝染病に指定されています。
なお、アフリカ豚熱(ASF)とは全く別の病気です。
- CSF(豚熱)を詳しく知りたい方はこちらへ(農林水産省へリンク)
- 飼養衛生管理ガイドブック(豚、いのしし編)(PDF: 21,971KB)(農林水産省へリンク)
- 改正された飼養衛生管理基準の内容を知りたい方はこちらへ(農林水産省へリンク)
管内における豚熱発生状況
現在発生はありません。
過去の豚熱発生状況
【令和元年度】令和元年8月12日(国内37例目)
令和元年8月12日(月曜日)、福井県越前市の養豚農場で豚熱の疑似患畜を確認しました。
これを受け北陸農政局では、第3回北陸農政局豚熱対策本部会議を開催し、情報の共有と福井県の要請に基づく防疫措置への作業支援を行うことを決定しました。
【令和元年度】令和元年7月29日(国内34例目)
令和元年7月29日(月曜日)、福井県越前市の養豚農場で豚熱の患畜を確認しました。
これを受け、北陸農政局では、第1回北陸農政局豚熱対策本部会議を開催し、今後の防疫措置について対応方針を決定しました。
令和元年7月31日(水曜日)、第2回北陸農政局豚熱対策本部会議を開催し、防疫措置の進行状況等を共有し、必要な支援策等を検討しました。
豚熱に関する対応について
【令和元年度】野生イノシシ対策に係る職員の派遣(令和元年10月7日)
豚熱の流行は、野生イノシシでの感染拡大が大きな要因の一つとされていることから、北陸農政局では、富山市及び越前市の要請に基づき、令和元年10月7日から11月1日の間、職員を派遣し、野生イノシシの捕獲強化に向けた取組を行っています。
【令和元年度】北陸農政局CSF対策本部連絡会議(令和元年9月6日)
北陸農政局では、農林水産省CSF防疫対策本部で決定された「CSF終息に向けた今後の対策について」への対応方針を検討しました。
【令和元年度】「農林水産省CSF防疫対策本部」の開催結果について(令和元年7月31日)
農林水産省は、昨年9月以降、豚熱が継続して発生している状況に加え、豚熱陽性野生イノシシが三重県、福井県、長野県及び富山県において相次いで確認されたこと、さらに飼養豚においても三重県及び福井県で豚熱が確認されたことを踏まえ、令和元年7月31日「農林水産省CSF防疫対策本部」を開催し、豚熱に関する今後の対応について確認しました。
お問合せ先
消費・安全部 畜水産安全管理課
担当:畜水産安全係
代表:076-263-2161(内線3728)
ダイヤルイン:076-232-4106