令和7年度 食育の取組紹介
NPO法人 越後妻有里山協働機構(新潟県十日町市)
毎年背丈を超える雪が降り積もる豪雪地帯で、雪に閉ざされる冬を越すために育まれてきた食文化があります。
その食文化を継承し、郷土料理を参加者に振る舞う雪見御膳の取組をご紹介します。
【雪見御膳】
この地域のお母さんたちは、厳しい冬を乗り切るため、春から秋にかけて地域でとれる食材を漬けておいたり、干したりして保存食としてきました。
かつて(冠婚葬祭が自宅で行われていた時代)、冠婚葬祭があれば、各自の家からその保存食や料理を持ち寄り、漆器とお膳に盛り付け、盛大にもてなしていました。
そのおもてなしを現代において体験できる取組が、この雪見御膳です。
お母さんたちは年に一度のこの御膳のために、春から山菜を漬け込み、何日も前から集まってお料理を仕込みます。
大量のゴマをすり、手作りのこんにゃくや餅、自家製野菜をぐつぐつ煮込みます。
【お母さんたちのファンになる。心からのおもてなしを堪能】
一番のごちそうは、「おひら」。
ぜんまいや、人参、自家製こんにゃくなど具たくさんの野菜の上に手作りの餅がのっています。
この地域では、お正月のお雑煮はおひらをいただくそうです。
お母さんたちは配膳が終わると、来客をにこやかな笑顔で出迎え、お酒とお料理を巧みに勧めながら、温かな会話でもてなします。
帰る頃にはお腹もいっぱい、心も満たされて自然と笑顔がこぼれます。
【希望の星】
この雪見御膳の取組を復活させたのはNPO法人越後妻有里山協働機構。
女子サッカーチームFC越後妻有の選手たちが所属している組織です。
今回、お母さんたちと打合せをして、集客をして、一緒に室野集落の雪見御膳を作り上げたのはFC越後妻有の選手たち。
お母さんたちにとって選手とは「この地区の希望の星」だそう。
【お母さんたちへのインタビュー】
【フォトギャラリー】
お料理準備中
配膳を待つお料理たち
集落のお父さんたちが入口に雪像を作って歓迎
参加者を歓迎するお母さんたちとFC越後妻有の選手
愛情たっぷりの御膳
次から次へとおかわりが振る舞われるお問合せ先
消費・安全部 消費生活課
担当者:「食育ネットほくりく」事務局
ダイヤルイン:076-232-4227








