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北陸農政局

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令和8年度 食育の取組紹介

ディノファーマーズ(福井県勝山市)

福井県勝山市で活躍する若手農業者の団体、「ディノファーマーズ」が行っている農業体験を通じた食育の取組をご紹介します。

【ディノファーマーズはどんな団体?】

若手農業者9人が所属していて、勝山市の農業・農産物のPRや、食育活動、研修会やイベント出展などを行っています。
きっかけは勝山市で行われた農産物のPRイベント。自治体から依頼され、農産物のPRのために集まった若手農家の間で交流が生まれて、「せっかくできたつながりをもっと広げたい」「若い農業者の存在を地域に知ってもらいたい」という思いが高まり、2024年に団体として発足し、「ディノファーマーズ」という名称で本格的に活動を開始しました。
代表の髙橋さんはイチゴの生産者。ネギや、米などメンバーが生産している作物はバラバラです。だからこそ、いろんな切り口でニーズに対応できるそうです。

【保育園での食育活動】

元々は地元で市内の保育園向けに食育活動を行っていた、「おにぎりの会」の食育活動をディノファーマーズが引き継いだものです。保育園を訪問して、一緒におにぎりを作るという内容の取組でしたが、「おにぎりの会」のメンバーの高齢化等により継続が難しくなり、ディノファーマーズに継承依頼が来ました。
 ◎活動内容◎
紙芝居を読み聞かせた後、米の一年というお話をします。
その後、1粒ずつ玄米を渡して持ち帰ってもらいます。
その玄米を一緒に炊くということまでを宿題にしており、後日、保護者から嬉しそうに報告があるそう。
紙芝居の中には恐竜のシーンがあり、実際に恐竜の着ぐるみを着て登場するなど、園児を退屈させない工夫をしているそうです。
「おにぎりの会」から引き継いだおにぎりづくりは、一度ストップしているそうですが、再開も検討しているそう。

【その他の食育活動】

ディノファーマーズに所属する各メンバーが個別で食育活動を行うこともあります。 例えばイチゴ生産者の髙橋さんは、近くの小学校の遠足の受け入れや、学校給食への提供、出前授業、職業体験の受け入れなど、多様な活動を行っています。 中には保育園での食育活動を通じて、食育の大切さを実感したというメンバーも。 それぞれがディノファーマーズとして活動する傍ら、個々の農家としても地域のための活動を行っているそうです。

【ディノファーマーズの目指すところ】

勝山市は比較的兼業農家がたくさんあり、農業という職業が選択肢に入りやすいと髙橋さんは考えています。
「中学校で職場体験した子が高校生になって遊びに来たり、手伝いに来てくれたり。そうやって農業を知って、興味を持ってもらうのが目指すところです。我々若手が顔となって、農業に興味をもってもらうきっかけになればいいと思っています。」 と話す高橋さんの笑顔が印象的でした。

ディノファーマーズのみなさん
ディノファーマーズのみなさん
紙芝居の様子
紙芝居の読み聞かせ
お話を聞く園児たち
お話を聞く園児たち

河北潟農産物ブランド化推進連絡会(石川県金沢市、津幡町、内灘町、かほく市で構成)

「河北潟農産物ブランド化推進連絡会」が行っている農業を通じた取組をご紹介します。

【親子収穫体験ツアーの開催】

河北潟の農業の魅力を広く発信するため、親子向けの収穫体験ツアーを実施しています。
親子で実際の生産現場を訪れ、農産物の収穫体験や生産者との交流を通じて、
食や農業への理解を深める機会を提供しています。
また、講話や農産物・農作業で使用する道具に触れながら、
地域の特産品や地元農業について学ぶプログラムを実施しています。

コロナ禍や能登半島地震後は運営面でいくつか課題があったものの、
参加者が楽しみながら学べるよう、座学中心ではなく体験を重視した内容となるよう工夫を重ねてきました。

参加者からは、「河北潟や地元野菜への理解が深まった」「実際にスーパーで購入してみたいと思った」
といった声が寄せられており、地域農業への関心や地産地消等、意識の向上につながっています。

今後も地域特産品を中心とした内容で、河北潟の農業の魅力発信を図るとともに、食育の推進に取り組んでいきます。


ほうれん草の収穫体験の様子


酪農体験の様子

キトキトごはん氷見(富山県氷見市)

「キトキトごはん氷見」が行っている地元食材を活用した体験型食育活動の取組をご紹介します。

【きときとキッズお料理道場】

市内の保育園・幼稚園の年長児を対象に、料理体験を通じて生きる力を育むとともに、
氷見の食文化への理解を深めることを目的に実施しています。
氷見産の魚を一尾丸ごと使い、地元野菜を取り入れた「一汁二菜」の料理づくりに挑戦し、
子どもたちが五感を使いながら食について学べる内容となっています。
講師による実演後は、子どもたち自身が工程を考えながら調理を進め、
最初から最後まで自分の力で料理を完成させることを大切にしています。
また、家庭でも実践できるよう教室後にレシピを配布し、学びの継続につなげています。

【小・中学校での調理実習支援】

市内の小・中学校の家庭科授業で、氷見産食材を活用した調理実習を実施しています。
児童・生徒が実際に調理を体験することで、地元の農産物への理解や関心を深める機会を提供しています。


当日の献立
(きときとキッズお料理道場)


氷見のブリについて勉強中!
(きときとキッズお料理道場)


豆腐の手切り体験の様子
(きときとキッズお料理道場)


試食の様子
(きときとキッズお料理道場)

JAえちご中越青年部(新潟県長岡市)

「JAえちご中越青年部」が行っている農業体験を通じた食育の取組をご紹介します。
JAえちご中越青年部は、令和6年に合併(ながおか、なんかん、柏崎)して発足した組織です。合併以前から農業体験活動に取り組んでいます。

【アグリスクールの開催】

ながおか青年部が開催する「アグリスクール」は、JA越後ながおかの時代から約20年間にわたり継続実施されている活動です。
主に小学4年生から6年生の児童を対象としており、昨年は25人、今年は7月25日、26日に開催し、12人が参加しました。3年前からはスマート農業の要素も取り入れ、子どもたちが最先端の農業技術に触れる機会を設けています。
スマート農業体験では、農業用ドローンの操作見学や草刈機の操作補助など、実際に農業の現場に触れる機会を提供しています。
農作業体験では、枝豆の枝もぎ作業を体験したほか、収穫後の選別から袋詰めまでの工程を見学し、機械化が進む中でも欠かせない、手作業による品質確認の重要性などを学びました。
今年は初めて、なんかん地区青年部の協力のもと、なんかん地区での桃収穫体験を実施しました。
さらに、収穫した野菜を使ったカレーや米粉ナン作りを通じて、農産物が食卓に届くまでのつながりを体験的に学びました。
クイズ形式の学習では、長岡市における農業の現状や担い手不足などの課題についても取り上げ、地域農業への理解を深めています。参加者の多くは普段農業に触れる機会が少ない子どもたちでしたが、体験を楽しむ様子が見られました。

【田植え・バケツ稲体験】

柏崎青年部では、令和8年5月31日に農業体験事業「田植え・バケツ稲体験」を開催しました。毎年、新潟県フードバンク推進協議会への米を寄贈してきた関係から、今年は、子どもたちの体験格差の是正を目的に取り組みました。当日は、半日にわたって田植えを体験し、昼食にはおにぎりを味わいました。また、自宅で稲の生育を観察できるよう、バケツ稲の持ち帰りも行いました。

【出前授業】

なんかん青年部では、地域の小学校へ調理実習用の食材を提供しています。あわせて、農産物の特徴や苦労、おいしい食べ方についての講座を行っています。三条市には一般にはあまり流通していない珍しい野菜を栽培している生産者もおり、子どもたちは普段目にする機会の少ない野菜に興味を示し、食や農業への関心を高めるきっかけづくりとなっています。

このほか、ながおか青年部では、学校や保育園と連携しながら、田植えや稲刈りをはじめとした食農体験活動を実施しており、年間延べ3,000~4,000人の子どもたちに体験機会を提供しています。今後は、単発の収穫体験にとどまらず、栽培期間中の管理作業体験を通じて、農業の一連の流れを学べる機会をさらに提供していく方針です。

調理の様子
調理の様子
(アグリスクール)

枝豆のもぎの様子
枝豆の枝もぎの様子
(アグリスクール)

田植えバケツ稲体験の様子田植えバケツ稲体験の様子

出前授業の様子
出前授業の様子

お問合せ先

消費・安全部 消費生活課

担当者:「食育ネットほくりく」事務局
ダイヤルイン:076-232-4227

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