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関東農政局

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高崎健康福祉大学農学部への出前授業「米をめぐる状況について」
日時:2025年7月24日   場所:高崎健康福祉大学(高崎市)

      
                            説明する井田主任                                                 熱心に質問する学生                              講義を聴く学生
                                                                                         

   関東農政局群馬県拠点では大学との連携強化推進の一環として、高崎健康福祉大学の農学部セミナーにおいて、出前授業を開催いたしました。今回のテーマは、大学側から「昨今の米事情について」要望があったため、群馬県拠点経営所得安定対策担当の井田主任農政業務管理官が講師となり、前段で「NIPOON FOOD SHIFTとは、食から日本を考える」及び「5分で解説、米について」の2本の動画を観てもらい、その後、米をめぐる状況について講義を行いました。
   当日は、教員を含む24名が参加され、モニターに映し出された資料を見ながら講師の説明に真剣に耳を傾けていました。学生からは、生産者目線での米価格の推移などについて質問があり、井田主任が丁寧に応答しました。
   なお、高崎健康福祉大学農学部への出前授業は今年で3年目となり、今後も継続した取り組みになる様、大学と連携強化を図っていきたいと思っています。


高崎健康福祉大学農学部への関東農政局業務説明会
日時:2025年7月17日   場所:高崎健康福祉大学(高崎市)

令和7年7月17日、高崎健康福祉大学において、関東農政局の業務説明会を行いました。
関東農政局総務部総務課大谷課長補佐より「農林水産省で働くこととは」と題し、農林水産省のビジョンステートメントの説明や組織構成、採用スケジュールなど分かり易く説明が行われました。
続いて、小田地方参事官より農業の課題や現在進められている農林水産省の政策について講演を行いました。

    
     
          オンラインで「農水省で働くこととは」を説明する
          大谷課長補佐
小田地方参事官による講演




続いて、入省して数年の若手職員3名(関東農政局生産部2名、群馬県拠点1名)から、農林水産省入省の動機や現在配属されている部署の紹介、関東農政局で働いて思うこと(職場環境や雰囲気)について、参加した学生に向け説明が行われました。
今回の業務説明会には22名の学生が参加し、説明会後でも大半の学生が個別に説明を求めてくるなど、大変有意義な業務説明会となりました。これを通じて農林水産省の業務や農業・農政に関心を持ってもらえたらと思います。

志望動機や業務を説明する若手職員 業務説明の後、職員に質問する学生

青空縁農隊「田植え体験」群馬県藤岡市
日時:2025年6月27日    場所:上州百姓米達磨(藤岡市)

作業前、米達磨代表・農場女将の山口御夫妻より作業の説明を受けました
 
青空縁農隊とは
農林水産省に入省してまもない若手職員が、自主的に参加し活動している「食ミラプロジェクト」の一環です。未来につながる持続可能な農業や食・環境に関する情報を、若者世代に発信することを目的のひとつとしています。
 


空白


田植え未経験者が大多数のため、山口代表より苗の植え方を教わります    いよいよ畔に並んで、田んぼに入ります。最初はおっかなびっくりでしたが、すぐに慣れてきました
農薬を使用しない農法のため、田んぼにはトンボやカエル、あめんぼ などが生息し、頭上はトンビが舞っていました



青空縁農隊の面々が、夏の青空の下、機械植えのあとを手分けして苗の捕植をおこなっています
とても暑い日でしたが、テントや冷たい飲み物も用意していただき、対策はばっちりでした 青空縁農隊の内の3名です
泥だらけになりながら、田植えを頑張りました
山口夫妻(左手前)と青空縁農隊
みなさん元気です。元気な内に集合写真を撮ろうと、作業前に撮影しました
泥だらけになった田植えは良い体験となったと思います
農林水産省職員として 今後の業務に活かして まいります

「国の災害用備蓄食品の有効活用」フードバンク桐生へのレトルト食品提供
日時:2025年6月17日   場所:関東農政局群馬県拠点(前橋市)


   国の災害用備蓄食品については、食品ロス削減及び生活困窮者支援等の観点から有効に活用するため、賞味期限等を踏まえ定期的な食品の入れ替えを行い、備蓄としての役割を終えたものから、原則として、フードバンク団体等への提供に取り組むこととしています。
   令和7年6月17日、災害用備蓄食品として関東農政局群馬県拠点で保管していたレトルト食品について、小田地方参事官から桐生市にあるフードバンク桐生へ引き渡しました。

*賞味期限は、食べられなくなる期限ではなく、おいしく食べることができる期限であり、定められた方法により保存した場合に、期待される全ての品質の保持が十分に可能であると認められる期限です。   

前橋市長との意見交換
日時:2025年5月27日   場所:前橋市役所(前橋市)

 
                      小川市長と小田地方参事官                                                                    意見交換の様子
                                                                                         

   令和7年5月27日、小田地方参事官が前橋市役所を訪問し、前橋市役所   小川   晶   市長と着任のあいさつ及び農政に関する意見交換を行いました。
   当拠点からは、食料・農業・農村基本計画が閣議決定されたことや、「地域の農業を見て・知って・活かすDB」、「2025年度関東農業マップ」について情報提供を行いました。
   また、意見交換の中では、異業種からの農業参入等の新規就農者の増加、持続可能な食料供給を実現するための適正な価格形成について、環境に優しい有機農産物に親しみを持ってもらうための前橋市の取組について、双方の意見が交わされました。
   また、小川市長からは「農業や子育てに力を入れたい」とのお考えをお示しいただきました。
   今後も引き続き、地域と連携しながら現場の課題把握や施策の推進に努めてまいります。

               
                        2025年度関東農業マップの説明                                                     前橋市内の農業関連について意見交換          
 

地域資源を活用した農林漁業者等による新事業の創出等及び地域の農林水産物の利用促進に関する法律に基づく
総合化事業計画の認定証交付
日時:2025年5月29日   場所:株式会社ビオベジ農産物販売所(太田市)

    
                                            認定証の授与                                                                  小田地方参事官と鈴木代表取締役
                                                                                         

   農林水産省は、「有機栽培野菜を加工したオーガニック野菜スープの製造販売事業」として、株式会社ビオベジに対し、地域資源を活用した農林漁業者等による新事業の創出等及び地域の農林水産物の利用促進に関する法律に基づく総合化事業計画を認定しました。
   令和7年5月29日に株式会社ビオベジの農産物販売所において、小田地方参事官から鈴木代表取締役へ認定証の授与を行いました。

   *株式会社ビオベジのホームページは   こちら

「群馬県立農林大学校」との意見交換
日時:2025年4月22日   場所:群馬県立農林大学校(高崎市)

        
                砂盃校長の案内で有機農場を視察                        IOTを利用した                          説明を受ける小田地方参事官
                                                                                          次世代型園芸施設

   令和7年4月22日群馬県立農林大学校を訪問し砂盃   徹校長との意見交換および、農林大学校の農業施設や生徒の実習風景などを視察しました。
   群馬県立農林大学校は、時代を担う優れた農林業実践者を育成するため昭和58年に設立された群馬県内唯一の公立農学系高等教育機関で、そのルーツは大正9年農業技術員養成所にさかのぼる伝統のある学校で、2年制の学科に加え1年制の社会人コースを設置、農業経営学科、農林業ビジネス学科には、全国的にもめずらしい有機農業コースや森林コースを履修できる教育機関として、農林業に携わる人材を育成し続けています。
   意見交換では、これからの農業を支える人材育成の方向性や有機農業、国の目指す持続的な食料システムの構築について、砂盃校長と小田地方参事官で意見を述べ合い情報の共有を行いました。
   また、大学校内の施設視察では、実習中の学生の様子や、環境制御技術を備えた最先端の園芸施設、有機農場では有機物と微生物の力を活用した物質(炭素)循環の形を目指した栽培ほ場を視察しました。
   今回の訪問では、実習を行っている学生たちの明るい表情や礼儀正しい姿勢が印象的でした。

邑楽町農業委員会・認定農業者協議会合同研修会
日時:2025年3月18日   場所:邑楽町保健センター(邑楽町)

  
                  超低コスト・低メタン輸出米プロジェクトチーム職員による説明                                      活発な質疑応答

   3月18日、邑楽町保健センター会議室において、邑楽町農業委員会・認定農業者協議会合同研修会が開催され、「節水型乾田直播による『超低コスト・低メタン輸出米』の可能性」と題して、輸出・国際局   新興地域グループ   超低コスト輸出米プロジェクトチームの職員がオンラインで講演しました。
   講演では、超低コスト・低メタン輸出米の栽培技術体系を確立し、収穫米の輸出実証を行うため、生産法人・資材業者・農薬業者・輸出入業者・研究機関等で構成される官民タスクフォースの取組について説明されました。
   超低コスト・低メタン輸出米は、VA菌根菌+土壌改良資材(ビール酵母等)を用いて、不耕起+節水型乾田直播で水稲品種を栽培することにより、慣行型水田農業に比べて生産コストの削減とメタンガスの放出の抑制が期待されています。
   説明終了後には、群馬県内の農業資材事業者を交え、活発な質疑応答がされました。邑楽町は米麦栽培を中心とする地域であり、参加者が矢継ぎ早に質問する様子から新たな栽培体系への関心の高さを伺うことができました。
   このほか、群馬県館林地区指導センター生産指導係長から、イネカメムシに対する防除対策のポイントと有機農業に関する予算の説明があり、充実した研修会でした。
 
 

関東農政局「みなかみ町オーガニックビレッジ」宣言式
日時:2025年3月18日   場所:みなかみ町カルチャーセンター(みなかみ町)

 
                   阿部町長による宣言                          オーガニックビレッジ宣言書                            有機農業者からの抱負   

 
   農林水産省では、有機農業の面的な拡大に向けて、生産から消費まで一貫した取組を地域ぐるみで進める市町村が中心となって、有機農業を推進するオーガニックビレッジ宣言をすることで、生産面では慣行栽培から有機栽培への転換など技術確立の取組、消費面では、学校給食での利用の促進等を支援しており、2025年までに全国で100地区のオーガニックビレッジの創出を目指しています。当拠点管内からは甘楽町、高山村に続き、みなかみ町がオーガニックビレッジの宣言式をみなかみ町カルチャーセンターにおいて執り行いました。
   宣言式では、みなかみ町オーガニック推進検討委員会の茂木委員長から挨拶と併せて「みなかみスタイル」による農業環境プラン等の説明、みなかみ町農林課から有機農業実施計画の概要説明、阿部町長によるオーガニックビレッジ宣言書が読み上げられました。また、有機農業者3名から令和7年度の取組への抱負が述べられました。

【参考】みなかみ町HP:有機農業推進事業(オーガニックビレッジ宣言)について | みなかみ町

日本政策金融公庫との意見交換会
日時:2025年3月7日   場所:関東農政局群馬県拠点(前橋市)

   
                                                                                                意見交換の様子                
   

   当拠点に日本政策金融公庫前橋支店の皆様をお招きし、意見交換会を実施しました。
   この意見交換会は毎年定例的に行われているもので、農政と金融の分野における連携の強化を図るため、毎年お互いにテーマを決めて情報交換を行い、その後群馬県における農業の現状について意見交換を行うという内容です。
   今年度は、当拠点からは、R6補正およびR7当初予算の概要や、県内農業者、食品事業者等の皆様の取組実態について情報提供を行いました。
   また、日本政策金融公庫前橋支店様からは、令和6年度の融資実績見込、全国初のスマート農業技術活用資金の融資(横浜支店)、事業者間マッチング事業の一環としての畜産・耕種業者間のマッチングと意見交換会のコーディネートに関する情報提供をいただきました。
   当拠点では、農業者や食品事業者だけでなく、幅広い関連事業者との意見交換を通じ、農業の発展の支援に努めたいと考えています。

「農事組合法人元気ファーム20」との意見交換
日時:2025年3月6日   場所:農業生産法人元気ファーム20(前橋市)


                                                                           
   

   3月6日、「農事組合法人元気ファーム20」代表理事   関根   正敏氏と耕畜連携の取組や課題について意見交換を行いました。
   「農事組合法人元気ファーム20」は、畜産コントラクターとして前橋市内の畜産農家向けにWCS(ホールクロップサイレージ)や飼料米等を生産・運搬するとともに、飼料作物等の収穫・調整などの作業を受託しています。また、畜産農家から提供される良質な完熟堆肥を田畑に投入し、業務用米・小麦・飼料作物・野菜の生産も行っています。
   意見交換では、国産飼料の販売拡大に向けた生産現場での課題についてお聞きしました。関根氏は「水稲の茎葉は他の作物と比べ硬いことから耐久性と操作性を兼ね備えたコンバインの開発・供給」、「スマート農機の能力を十分に発揮できるようなほ場整備を急速に進めること」、国産飼料の単価は明確な基準がないため飼料作物の再生産を補償する価格になっていないことや最近の主食用米の価格の向上により価格が安い飼料用米から主食用米に転換してしまう懸念があることから「飼料作物生産を意欲的に取り組める飼料価格になること」や「利用する畜産農家の意識向上も必要であること」と話してくださいました。
   「国産飼料で育てられた畜産物を選択する消費者が増えることも重要である」と感じた意見交換でした。

イチゴ農園女性農業者との意見交換
日時:2025年2月28日   場所:(株)ファームゴージャパン  いちご農園フルッティロッシ(藤岡市)


              ハウス内の様子                                             農園主の柴山和世さん                       素材のイチゴを活かした手作りの加工品
   

   (株)ファームゴージャパン「いちご農園フルッティロッシ」を訪問し、意見交換及びハウス内の見学をしました。
   農園主の柴山さんから、 環境に配慮した人と地球に優しいイチゴの栽培として、LPガスとヒートポンプのハイブリッド暖房機を導入したことによる温室効果ガス排出の削減や、天敵農法・虫バリアネット(害虫対策)、UVBライトの導入(うどんこ病対策)により化学農薬の低減に取り組まれていることなど、栽培の取組について説明していただきました。
   さらに「いちご農園フルッティロッシ」の従業員は全て女性であることから、出勤日や就業時間は従業員の体調面・家庭事情に柔軟に対応できるような体制づくりや従業員との日々のコミュニケーションを大切にされていることなど、農園主として女性が働きやすい環境整備に取り組んでおられ、明るく楽しい職場の雰囲気が取材を通して伝わってきました。
   柴山さんは今後の目標として、昨年から始まった観光農園の本格実施や輸出による販路の拡大、農園のイチゴを活用した新たな加工品の開発などにチャレンジしていきたいと明るい表情で抱負を語ってくださいました。

県農政部職員向け知的財産に関する講義
日時:2025年2月10日   場所:農業技術センター会議棟会議室(伊勢崎市)

                    
               研修会参加の農業技術センター職員の皆さん                                  講義を行う本省後藤知的財産専門官
   

   2月10日、群馬県農業技術センター会議室(伊勢崎市)において農政部試験研究機関職員研修(県主催)に参加し、県職員57名(オンライン受講含む)に対して後藤知的財産専門官(輸出・国際局知的財産課)から「農水知財の保護の必要性・重要性」と題して講義等が行われました。
   講義では、知的財産権の種類(商標権、地理的表示保護制度、品種登録制度、営業秘密等)や活用事例等の基礎的な内容について説明があり、農業分野においても知的財産として戦略的に保護・活用していくことが必要であるとの参加者の認識を深めました。
   また、県担当者からは、特許出願や品種登録出願手続きについて規程や事務フロー等の説明が行われ、参加者は登録の実務の流れを身につけました。


研修配布資料:農水知財の保護の必要性・重要性(PDF : 7,139KB)



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