2-1. 事業に至る経緯
施設改修の必要性
豪雨による頭首工護床工の破損
旧事業で造成された農業用水利施設は、供用開始から約40年が経過し、老朽化が進んでおり、特にゲート設備や電気設備の維持管理に苦慮しています。このうち勝瓜頭首工については、平成18年12月26日の季節外れの豪雨に伴う河川増水のため、可動堰の下流側の護床工(河床の洗掘を防止するための工作物)下部が洗掘され、壊れて沈下してしまいました。その上、経年的な河床低下もそれに拍車をかけました。
そこで、勝瓜頭首工及びゲート設備等の改修を行うことによって、施設機能の回復を図ります。
写真2-1 平成21年6月現在の護床工状況
着工までの流れ
年 月 |
事 項 |
平成18年12月 |
異常降雨(130mm/day)により、頭首工護床工破損 |
平成19年 5月 |
栃木県による応急対策(下流に流出した六脚ブロック、三角ブロックの復旧) |
平成19年 7月 |
国土交通省との協議開始 |
平成20年 4月 |
事業実施要望書の提出 |
平成21年 2月 |
土地改良法手続きの開始(計画概要公告) |
平成21年 3月 |
事業施行申請書の提出 |
平成21年 4月 |
利根川水系土地改良調査管理事務所 鬼怒川南部支所の開設 |
1.事業に至る経緯
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