事業の概要

事業内容

手賀沼周辺の地盤沈下や都市化に伴う手賀沼への排水量の増加等によって排水機場では、必要な排水能力が不足して農地の湛水被害が生じ、揚水機場は、不同沈下等により揚水能力が不足し、安定した農業用水の取水ができない状況にあり、干拓事業により造成された施設は必要な耐震性を有していないため、大規模地震が発生した際に損壊した場合、排水機能等が失われ、地域や農地に甚大な被害を及ぼす恐れがあります。
このため、本事業では、農地の湛水被害の防止と農業用水の安定供給を確保することによる農業生産の維持及び農業経営の安定を図ることを目的として、揚水・排水機能が低下している農業用用排水施設の改修と併せて耐震化対策を行います。

受益面積：3,845ha
主要工事計画：
排水機場改修2か所
（手賀排水機場、手賀第二揚排水機場）
揚水機場改修3か所
（泉揚水機場、高野山（滝下）揚水機場、小森揚水機場）
※高野山揚水機場は改修後の名称を「都部新田(いちぶしんでん)揚水機場」とします。
排水路改修1か所
（金山落水路）
調節水門撤去1か所
（手賀沼調節水門）
事業工期：令和3年度から令和14年度（予定）
総事業費：400億円

詳細はこちら（パンフレット）をご覧ください。