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九州農政局

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アグリ・インフォ九州 第230号

アグリ・インフォ九州 第230号(2020年)令和2年6月20日発行:九州農政局)

《 今月の話題 》

☆ コラム・こらむ ☆

『 こんな時こそ、未来に向かって 』
        九州農政局  地方参事官(事業支援)  小林  清史(こばやし  きよふみ)

☆1☆ とぴっくす

★新型コロナウイルス関連情報

  1.花いっぱいプロジェクトについて
  2.食べて応援しよう!(新型コロナウイルス対策応援消費)について
  3.日本の酪農を応援する「プラスワンプロジェクト」セカンドステージへ!
 

 ★九州の動き

  1.熊本県の「八代特産晩白柚」と「八代生姜」が地理的表示(GI:ジーアイ)に登録
  2.鹿児島県いちき串木野市市来町の舟川前が指定棚田地域に指定されました
  3.SNS発信プロジェクト「BUZZ MAFF(ばずまふ)」の発信について


★全国の動き  

   1.令和2年度「SAVOR JAPAN(農泊食文化海外発信地域)」の応募について 
   2.「令和2年度 農薬危害防止運動」の実施について

☆2☆ 情報定期便

  1.統計新着情報のご案内
  2.九州農政局「消費者の部屋」からのお知らせ!
  3.食育イベント情報(6月以降)について
  4.農林水産省広報誌「aff(あふ)」情報
  5.消費税など税に関する情報

☆コラム・こらむ☆

『 こんな時こそ、未来に向かって』
        九州農政局  地方参事官(事業支援)  小林  清史(こばやし  きよふみ)
 
 
本年4月に九州農政局に着任いたしました小林と申します。九州農政局は初めての勤務となります。皆様どうぞよろしくお願いいたします。
  新型コロナウイルス感染症の拡大で、これまでと違った日々となっています。誰にとっても経験のない日々で、先の見えない不安を感じておられる方々も多いかと思います。
  この先のこと、未来を正確に知ることはできませんが、これまでの日々の営みの積み重ねが未来につながっていく中で、そう考えると、「そういえば、10年前はどういう年だったのかな」と、ふと思ったところです。
  10年前、平成22(2010)年は、厳しい出来事が多い年でしたが、小惑星探査機「はやぶさ」の7年ぶりの帰還という明るいニュースもありました。数々のトラブルを乗り越え、小惑星イトカワの微粒子の回収に成功という世界初の快挙を達成しての帰還でした。
  日本中がこのニュースに熱い視線を送ったことを思い出しつつ、10年前の出来事は、意外と忘れているものだと、私自身、思いました。
  過去の出来事は忘れやすく未来のことを正確には知ることはできないものですが、未来のことでも分かることはあると思います。10年後には、自分も、子どもも、10歳年齢を重ねているはずですし、家や車、機械・設備も10年経過して補修や更新の時期となっているでしょう。
  先の見えない不安に立ちすくんでしまうのは当然のことですが、この数ヶ月の経験で気づいたこともあると思います。この経験を忘れずに生かし、来月、来年、5年後、10年後と、「はやぶさ」のように、未来に向けて前向きに取り組んでいくことが大切と改めて思いました。
  九州の農業・食料産業に携わる皆様の前向きな取組に、少しでもお役に立てるよう取り組んでいきたいと考えておりますので、今後とも、よろしくお願い致します。

☆1☆ とぴっくす

 ★新型コロナウイルス関連情報

 1.花いっぱいプロジェクトについて
 
九州農政局は、新型コロナウイルス感染症の影響で需要が減少している花きの消費拡大を図るため、フラワーアレンジメントの特別展示及び花束の販売を行いました。
この機会に大切な方に日頃の感謝の気持ちを込めて花を贈ってみませんか。

〇フラワーアレンジメント特別展示
  令和2年6月17日(水曜日)

〇花束の販売
  令和2年6月19日(金曜日)
  開催場所:熊本市西区春日3丁目15-1  JR九州熊本駅構内 (白川口付近)

詳しくは、九州農政局ホームページをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/kyusyu/seiryuu/hana_2003.html
(担当)生産部園芸特産課


2.食べて応援しよう!(新型コロナウイルス対策応援消費)
 

~九州産のおいしい食べものをたくさん食べて九州を元気にしよう!~
 
  新型コロナウイルスの感染拡大によるイベント自粛や飲食店向け食材の需要減少、更にはインバウンド減少等により国内の農畜水産物の消費が低迷しています。
  九州農政局では、「九州産のおいしい食べものをたくさん食べて九州を元気にしよう!」をキャッチフレーズに、九州産農畜水産物の一層の消費を応援しています。

詳しくは、九州農政局ホームページをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/kyusyu/syokuryou/200617.html
(担当)経営・事業支援部  地域食品・連携課
 

3.日本の酪農を応援する「プラスワンプロジェクト」セカンドステージへ!
 

 ~~乳製品をもう(モ~)1個~~
 
  農林水産省は、酪農家を支えるため、牛乳やヨーグルトを普段より1本多く消費することを推進する「プラスワンプロジェクト」に取り組んでいます。
  牛乳やヨーグルトを普段より1本多く消費することを推進する「プラスワンプロジェクト」に多くの皆様に御協力をいただいた結果、生乳を廃棄したり、乳牛を減らしたりすることなく、6月上旬までの生乳生産のピークを乗り切ることができました。
  御協力ありがとうございました。
「プラスワンプロジェクト」では、引き続き酪農を応援するため、在庫が過剰となっている脱脂粉乳を使っている乳製品を中心に、アイスクリームは1日1個、ヨーグルトやチーズは普段より1個多く消費することを推進していきます。
  ※牛乳や乳製品のアレルギーをお持ちの方に、プロジェクトへの御協力をお願いするものではありません。
 
詳しくは、農林水産省ホームページをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/chikusan/gyunyu/lin/plusone_project2nd.html


 ★九州の動き

1.熊本県の「八代特産晩白柚」と「八代生姜」が地理的表示(GI:ジーアイ)に登録 
 
  地理的表示(GI)保護制度は、地域で長年育まれた特別な生産方法等によって高い品質や評価を獲得している農林水産物・食品の名称を、品質の基準とともに国に登録し、知的財産として保護するものです。
  農林水産省では、令和2年3月30日に「八代特産晩白柚」と「八代生姜」を含む6品目を、地理的表示(GI)として特定農林水産物等の名称の保護に関する法律(地理的表示法)に基づき登録しましたのでお知らせします。
 
  詳しくは農林水産省ホームページをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/chizai/200330.html
また、今回の登録により、登録数計94産品のうち、九州では17産品の登録となりました。
 
  詳しくは、九州農政局ホームページをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/kyusyu/syokuryou/gi/products.html
(担当)経営・事業支援部 地域食品・連携課


2.SNS発信プロジェクト「BUZZ MAFF(ばずまふ)」の発信について

農林水産省は、我が国の農林水産物の良さや農林水産業、農山漁村の魅力を国内外に伝えるため、職員自らがスキルや個性を活かして、省公式SNSで情報発信するプロジェクト「BUZZ MAFF」を立ち上げ、令和2年1月7日(火曜日)から発信しています。
  現在、コロナウイルスの影響により、消費の低迷している農畜産物の消費拡大を図ること、さらに国民の皆様へ食料品の購買にあたってのお願いの周知を目的として、動画の制作を行っています。
  九州からは、農政局の若手職員が精一杯取り組んでいます。 
  省公式YouTubeチャンネルをご覧いただき、BUZZ MAFF Channelの登録と動画に「いいね」をよろしくお願いいたします。

<最近発信の動画>
〇需要が低下している花の消費拡大に関するお願い
〇農林水産省から食料品の購入に関するお願い
〇国民の皆様へ買い物に関するお願い
〇牛乳をまもろう Save dairy farmers
〇ジャガイモは根?茎?
〇農水省の職員なら分かるよね?プレッシャークイズ!!
〇在宅ワークの昼ゴハン(タガヤセキュウシュウ)

「タガヤセキュウシュウ」
https://www.youtube.com/playlist?list=PLVc03uX0IwZvjutoLyrd7Nldgdo3yZrnu
 「BUZZ MAFF ばずまふ」
https://www.youtube.com/channel/UCk2ryX95GgVFSTcVCH2HS2g/videos
(担当)企画調整室


★全国の動き

1.令和2年度「SAVOR JAPAN(農泊食文化海外発信地域)」の応募について  

令和2年度「農泊 食文化海外発信地域」の応募要領が公表されました。
この制度は、平成28年度に創設され、これまで全国で27地域、九州管内からは平成29年度に「高千穂郷・椎葉山地域」(宮崎県)、令和元年度に「島原半島地域」(長崎県)が認定されております。
 
申請受付期間
  令和2年6月1日(月曜日)~令和7月31日(金曜日)

詳しくは、農林水産省ホームページをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/eat/savorjp/index.html
(担当)経営・事業支援部地域食品・連携課

2.令和2年度 農薬危害防止運動」の実施について

  農林水産省は、農薬を使用する機会が増える6月から8月にかけて、厚生労働省、環境省と共同で、農薬の使用に伴う事故・被害を防止するため 農薬の安全かつ適正な使用や保管管理、環境への影響に配慮した農薬の使用等を 推進する「農薬危害防止運動」を実施します。
  農薬の使用に当たっては、農薬の安全かつ適正な使用に関する知識と理解を 深めることが重要であるため、本年度のテ―マを「農薬は 周りに配慮し 正しく使用」として農薬危害防止を推進しています。
 
詳しくは、九州農政局ホームページをご覧下さい。
https://www.maff.go.jp/kyusyu/syohianzen/nouchiku/nouyaku.html
 (担当)消費・安全部 農産安全管理

☆2☆ 情報定期便

1.統計新着情報のご案内

 ★九州
令和元年海面漁業・養殖業生産統計(九州)
〇九州における海面漁業・養殖業の生産量は74万9,731tで、前年に比べ6万7,765t(8%)減少しました。
〇海面漁業の漁獲量は48万1,781tで、前年に比べ6万2,643t(12%)減少しました。これは、さば類、あじ類、いわし類、まぐろ類、かつお類等が減少したためです。
〇海面養殖業の収獲量は26万7,950tで、前年に比べ5,122t(2%)減少しました。

詳しくは、九州農政局ホームページをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/kyusyu/press/toukei/200528.html

★全国
〇令和元年産指定野菜(春野菜、夏秋野菜等)の作付面積、収穫量及び出荷量
〇令和元年産 みかんの結果樹面積、収穫量及び出荷量
〇令和元年産 りんごの結果樹面積、収穫量及び出荷量
〇食鳥流通統計調査(令和元年)
〇令和元年海面漁業・養殖業生産統計

詳しくは、こちらをご覧ください。
【九州】⇒ https://www.maff.go.jp/kyusyu/toukei/index.html
【全国】⇒ https://www.maff.go.jp/j/tokei/index.html

(担当)統計部 統計企画課

 2.九州農政局「消費者の部屋」からのお知らせ!

九州農政局「消費者の部屋」では、食料・農業・農村に関する各種施策の情報提供や普及啓発を行っています。
  近日の情報提供としましては、下記のテーマで特別展示を実施します。
  ご来場の際は、是非お立ち寄りください。

<令和2年6月26日追加>
テーマ:男女共同参画週間(令和2年6月23日(火曜日)~ 令和2年6月29日(月曜日))に係る情報提供
期  間:令和2年6月22日(月曜日)~ 令和2年7月3日(金曜日)
内  容:毎年6月23日から6月29日は、男女共同参画週間です。男女共同参画を取り巻く状況や農業女子プロジェクト、現地調査事例等について紹介します。
展示場所:消費者の部屋(熊本地方合同庁舎A棟1階)

テーマ:田舎を元気にする取組~田舎に泊まろう!農泊のすすめ~
期  間:令和2年7月6日(月曜日)~ 令和2年7月17日(金曜日)
内  容:より多くの人に農山漁村体験をしてもらうため、農林水産省で推進している農泊の事例紹介や農泊地区で作成しているPR用パンフレット展示のほか、「むらづくり表彰」や「ディスカバー農山漁村の宝」の表彰事業や農業と福祉の連携事業による農山漁村活性化の優良事例などの紹介します。
展示場所:消費者の部屋(熊本地方合同庁舎A棟1階)

テーマ:食料自給率や九州の農業と統計データで見る九州の農業
期  間:令和2年7月20日(月曜日)~ 令和2年7月31日(金曜日)
内  容:食料自給率や統計データで見る九州の農業についてわかりやすく子供向けにパネル・パンフレットを用いて提供します。
展示場所:消費者の部屋(熊本地方合同庁舎A棟1階)

なお、以下の場所におきましても同時開催しています。
フードパル熊本「熊本市食品交流会館」 熊本市北区貢町581-2

詳しくは、九州農政局ホームページをご覧ください。
「消費者の部屋」https://www.maff.go.jp/kyusyu/syohianzen/syokunoanzenansin/syouhisya/syouhisya.html

3.食育イベント情報(6月以降)について

〇福岡県で「令和2年度 出前料理教室 作ってみよう!スクールランチ」開催(随時)
〇佐賀市で「ひょうたん島公園 米づくり体験」参加者募集(6月27日 土曜日)
〇長崎県西海市で「エコロジーシリーズ“野良仕事&食の道”~大豆、サツマイモ編~」を開催(6月20日 土曜日)
〇熊本市で「健康づくりできます店」募集 (随時)
〇大分県で「おおいた食育人材バンク」のご紹介(随時)
〇宮崎県都城市で「ビールがすすむくん!!地元産食材で手羽先餃子」教室を開催(6月24日 水曜日)(6月27日 土曜日)
〇鹿児島市で「麹三昧な話~無添加で発酵食品~」を開催(6月20日 土曜日)

詳しくは、九州農政局ホームページをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/kyusyu/syohianzen/hiroba/island/event/event.html

(担当)消費・安全部 消費生活課

4.農林水産省広報誌「aff(あふ)」情報

リニューアルしたaff、今月は「食育」がテーマです。1週目は、そもそもの「食育」について徹底解説。
「食べることは生きること」であり、そのために知っておきたい食の知識について、クイズ形式でお届けします。また、新連載「ふるさと給食自慢」がスタート。
今週は日本の学校給食の歴史を振り返ります。
世代ごとに提供されたメニューも紹介。
あなたの懐かしの味があるかも?

詳しくは、こちらをご覧ください。誌面内容を全てご覧になれます。
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/index.html

また、より良い誌面づくりのため、「aff(あふ)」の感想をお聞かせください(各ページ下の「感想をお聞かせください」よりアンケートフォームにお入りいただけます)。


5.消費税など税に関する情報

消費税など税に関する情報については、以下の国税庁のホームページをご覧ください。

〇税について
⇒ (https://www.nta.go.jp/index.htm

〇新型コロナウイルス感染症に関する対応等について
⇒ (https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/kansensho/index.htm

〇消費税に関する情報について
⇒ (https://www.nta.go.jp/publication/webtaxtv/shohi_zei.html


◇◇編集後記◇◇
 
水田に一枚そして一枚と水が張られ、各地で田植えの季節を迎えました。
この季節の到来を日中の景観だけでなく、日没後に聞こえてくる"蛙の合唱"から感じ得る方も多いのではないでしょうか。
蛙の鳴き声は、古くから歌に詠まれるなど親しまれてきたそうです。
今年こそ穏やかな梅雨であって欲しいですね。


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お問合せ先

農林水産省 九州農政局 企画調整室(広報担当)
〒860-8527 熊本市西区春日2丁目10番1号 (熊本地方合同庁舎A棟)
TEL:096-211-9111 (内線:4117)
FAX:096-211-8707

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